やたら、気を遣う、
今日この頃です。
おはようございます。
私は基本、猫にはやたら気を遣っている。
彼らは、嫌だな~という時に、
あからさまに、嫌だな~という空気を出してくるからだ。
そして、何年も築いてきたはずの絆を、ぶちっと切る素振りをしてくる。
そんなことされたら、気を遣わない訳にはいかない。
かといって、
彼らは、よほど悪意を持って酷い事をしなければ、
本当に絆を切ることは、しない。
優しいんだ。
そう、猫は優しい。
ある日、私は
その猫の中でもとびっきり優しいたれ蔵を抱いた。
嫌だよ、母ちゃんっという素振りをしたが、
私は「そんなこと言わないのぉ」と言って、
仰向けに抱いたたれ蔵の腹をわしゃっとした。
すると、たれ蔵が「キキキ」と声を出したから放してやると、
それ以来、その日、たれ蔵は私に返事をしなかった。
呼べば必ず、こっちを向くか、カギ尻尾をピコピコ動かすか、
何某かの返事をしてくれるのに、
その日は、決して返事をしなかったのだった。
こんな顔で、ショックを受けた私は、
その日以来、めちゃくちゃ猫達に気を遣っている次第です。
ごめんね、たれ蔵
たれ蔵だって、嫌な事あるもんな。
ごめんな。
たれ蔵「もういいよ、母ちゃん」
たれ蔵は、意外と意志が強い男であることを知った私は、
この撮影時も、正座していたのであった。