連休明け、
どうにかこうにか、出勤することに成功した。
おはようございます。
とはいえ、私の仕事は、そんなに重労働ではない。
重大な任務を任されている訳でもないし、ノルマがある訳でもない。
むしろ、うっかりして、
人前で平気で鼻をほじってしまうくらい、
気を抜いて働いている。
そういう感じの事務員だ。
ただ、せめてと思い、ここだけはと頑張っているのが、トイレ掃除だ。
弊社のトイレは、男女兼用1個だけ。
運送会社がゆえ、男性が多い職場だからなのか、
放っておくと、信じられない状態に陥る。
特に、連休明けは気に掛かる。
私が出勤して、まずすることは、トイレを覗くことだ。
「さて、今日はどんな感じ?」と様子を伺い、
すぐにでも掃除しなければならない場合は、すぐ取り掛かる。
そんな場合があるのか?と疑問を持つ人もおられるかも知れないが、
あるんです。
例えば、床が謎の液体によって、かなり濡れている場合だ。
それを後回しにしていると、
その間に誰かがトイレを使用し、
トイレ用スリッパで、濡れた現場をさらに踏み荒らす恐れがある。
私は、これを「二次犯罪」と呼んでいる。
ちなみに、謎の液体の正体は、もう考えないようにしている。
だがしかし、あれがもし、あの些か黄色っぽい液体が、
万が一、尿であるならば、ほぼ全量、的を外している事になるわけで、
運よく犯人が判明した暁には、私は心の中で、
その犯人を「ノーコンピッチャー」と呼びたい。
男性社員が全員、そうだとは思わない。
むしろ、極めて少数の誰かが、そうなのだろう。
その少数の誰かの犯行が、実は私のやる気の源だ。
そして、やや楽しんでしまっている。
そう!
私は、別名『Gメン変態』だ!
では、少し現場からお伝えします。
これは、かなりありがちなパターン。
「ロールの紙が上手くめくれねーじゃねーか!」
という叫びが聞こえる。
イライラした気持ちが伝わってきますね。
さらに、緊張が増すと、
「早くしないと遅れちゃう」という声が聞こえてくる。
急いで尻をぬぐうほど、慌てていたのだろう。
さすがにGメン変態も
「いってらっしゃいませ」と伝えたくなる現場だ。
しかし、これは何だ?
何をぬぐったのだ?
雑巾に、見たこともない色の何かが付着している。
これは一体、何なのだ?!
雑巾を洗いたいが、「触るのこえー!」
現場は、こんな感じです。
放送出来る範囲の現場をお伝えしましたが、
そういえば、先日、
実家という現場でも、事件は起こっていた。
母さん、鏡餅のミカンの皮、むいちゃった。
さて、我が家でも事件か?
おたま、どうした?
ただならぬ緊張感だぞ?
あっ?!湯の中に手を入れている。
何があるというのだ?
これは?
温度に敏感!
Gメン変態、『かん』に拘ってお伝えしてみました。
現場からは以上です。 完