うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

人類、皆きょうだい

2022年01月25日 | 日記

愛知県、

寒さが少し、和らいでおりますが・・・

 

おはようございます。

男は、今日も荒ぶっていた。

顔も見たことのない男だ。

 

私はガラケーとスマホの2台を持っている。

まるで、仕事のできる人みたいだが、そういう訳じゃない。

どっちの携帯も、活かし切れていないまま、なんとなく持っているだけだが、

どちらにも、馴染みの人が存在する。

 

ガラケーには、時々、たどたどしい日本語で、

「カード、カード売って」と掛かってくる。

男の声の時もあれば、女の声の時もあるが、

いずれしても、とにかく、彼らは何かのカードを買いたいのだ。

そんな時、私は、的確かつ端的に

「カード、ない!」と答えるようにしている。

 

スマホへの馴染みの着信は、いつからだろう?

もう2年ほどの付き合いになるだろうか?

題して『ライン変態』さんだ。

どういう訳でラインで繋がってしまったか、よく分からないが、

とにかく、会ったこともない知らない男であることは、間違いない。

ライン変態は、ド変態だ。

会話の内容を詳しく載せられないくらい、ド変態なわけだが、

返信など期待せず、ただ一方的に送られてくる文字に、

私はある時、返信をしてみた。

「今、お前を思ってたぎっている物を握っている。」と来たから、

「ねえ、どうしたの?」と返してみたのだ。

すると、沈黙が訪れた。

私は、ライン変態のやり口を乗っ取って、次から次へと文字を送った。

「何か、ストレスを抱えているの?」

「モテないからなの?」

「バカだから?」

「いや、違う。きっと。」

「貴方、頭いいでしょう?」

「きっと、いい学校出てる。」

「だって」

「貴方の文章、時々漢字が読めないもん。」

 

実際、男から送られてくる文章の内容は、つねに変態だが、

男の選ぶ言葉に、そこはかとない語彙力を感じていた。

そこが、私にとって、すごく興味深かったのだ。

この日を境に、私とライン変態は、

時々、やり取りをするようになった。

もはや、変態のやり取りではない。

おばちゃんとおじちゃんの、ほのぼのとした安否確認のような内容だ。

今朝も、

「元気かい?」と来た。

そして、普通にやり取りをして、

まるで、軽い挨拶のように、

「じゃ、今日も頑張ってね。俺は今からお前を思ってやります。」

で締めくくられた。

 

ラブ&ピースですね。

 

さて、我が家のかかぁ命の男は?

のん太「かかぁ、見てるか?」

見てるよ。

 

のん太「ちゃんと、のんを見てるか?」

ちゃんと見てるよ。

 

のん太「こうちて」

 

のん太「こうちてる、のんをぉ~」

 

のん太「かかぁ、今、目を逸らちたな?」

変態かってくらい、見てるってば~。