昨日、聞いた話だが、
ほんと、驚いちゃった!
おはようございます。
今日は建国記念の日、祝日なのですね?!
トヨタ自動車のおひざ元にある、この地方では、
祝日という概念は、全くないのだ。
トヨタ様には、日本国のお祝いなんて、関係ない。
祝日の概念を持ってお休みするのは、お役所と銀行だけだ。
こんな日は、思わず舌打ちしたくなるが、
でも出勤する楽しみもないわけでは無い。
それは、トヨタ様の恩恵ではなく、
田舎ならではの景色のおかげかもしれない。
この時期、田んぼには水が張られる。
土の中の殺菌をするためだそうだが、
朝日に照らされる田んぼは実に美しい景色だ。
私は、その輝く大地のど真ん中を、車で出勤している。
ある日、運転中、ふと左に目をやると
田んぼを区切るあぜ道に4羽のアオサギが、等間隔で佇む姿が見えた。
まるで、モアイ像みたいに微動だにしない。
その先で、1羽のセキレイに気付いた。
小石のようだが、小石と見間違うはずのない、緊迫感だ。
遠くに見えるセキレイの鼓動だけが伝わってくる。
どうしたことかと思った途端、
その背後に、
鼓動をも飲み込んで一瞬を逃すまいとかまえるノスリの姿を見つけ、
私は息を飲んだ。
アクセルを踏んでいた右足が思わずブレーキに移った。
けれど、私はブレーキは踏まず、職場の定時を目指した。
時速40キロで走り抜けた、あの一瞬は、
時を止める威力を持っていた。
まるで1枚の写真のように、今も私の頭の中に焼き付いている。
こんな感じに・・・
おぉ、神よ。
我に風景を描く画力を授けたもう!
さて、我が家にも、美しい一瞬を狙うぞ!
先日の雪の降る朝を猛禽類ばりに、狙っみたのだ。
大粒の雪だね~。
こっち向いてみようか?
おたま「おらを呼んだか?」
ん?
今じゃないんだよな~おたまぁ~。
仕方ない、アップで行くか!
のんちゃん?
おぉ、神よ!
我に、なぜ、あのスリッパを買わせ、窓のサンの汚れを
気付かせてくれなかったのだ?
たれ・のん「えっ?!」
なんだよぉ。
なんで、時が止まったみたいな顔すんだよぉ、なんだよぉ!