実家の母さんは、よく
「今、お前ん家、何匹おるんや?」と聞いてくる。
おはようございます。
毎日のように聞いてくるから、
私は雑に「4~5匹」とだけ答えているが、4匹ですやん?
これは、うんこが極楽へ行ったことが
いまだ受け入れられないという切ない事情から起こる現象でもない気がする。
何でもだが、個数が4以上になると、
とたんに数えづらくなることって、あるよね?
例えば、
「のど飴を2~3個ちょうだい」と言われると、
2個なの?3個なの?そこハッキリ教えて!と思うが、
4~5個と言われると、
その時の気分によって4個を渡したり5個を渡したりする。
5~6個に至っては、
数など数えず、手に持てた分を渡す。
その数が、4個であっても7個であっても、いいとさえ思える。
そんなわけで、
うちは今、4匹の猫が暮らしているが、
不意に頭数を聞かれると、
「えっとぉ、えっとぉ」と考えてしまう。
だからといって、彼らを忘れる訳はない。
忘れるほど、彼らは大人しくない!
特に、あやさんとか・・・・
多頭で暮らしていると、
人間との関わり方も、猫なりに工夫をする。
風呂に入っている間は、たれ蔵が風呂場で甘える時間となっているし、
そこから出れば、のん太が待ち構えている。
私はそのまま、素っ裸で、のん太との触れ合いをすることに決まっている。
私が決めた訳じゃない。
彼らがそう決めたらしい。
おたまは、規則性は無いが、
不意に
「おらを追い掛けてきて~」と鳴きながら、あっちへ走って行く。
ゆっくりゆっくり、振り向きながら走って行く。
恋する乙女のようだ。
追い掛けてやらないと、また繰り返すから、
私は努めて、追い掛けるようにしている。
そして、朝はあやの時間だ。
相変わらず、お転婆な恰好で抱っこされてる
あやさん、朝って忙しいのよ?
あや「朝はあたしの時間だから、忙しいってわけよ!」
まあ、そうとも言えるか?