うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

面倒くさがり屋の編み物メモ

2023年01月06日 | 日記

私は、

セーターが買えない。

 

おはようございます。

売り場のセーターを見ると、

「うわ~、これいいな~。」と思う。

もしかすると、誰よりもそう思っている。

ニット製品が、大好きだからだ。

だから、買えない。

 

その訳は、伊達に編めるからだ。

「これいいな~。」と言った次に思うことは、

「これ編めるよな~。」なのだ。

「だったら丈はもっと長めに編んだ方がいいよな~。」と、

構想だけが無限に広がっていく。

けれど、編むって大変だ。

めちゃくちゃ面倒くさい。

 

自慢じゃないが、私は貧乏なくせに、

なんでもかんでも、金で解決させようと思ってしまう。

面倒くさいことが、大っ嫌いなのだ。

実家のベランダの片付けを手伝った時も、

正確には私は手伝っていない。

業者に金を払っただけだ。

便利屋さんに金を払って、綺麗にして頂いた。

 

恋をしたって、私は金でサクッと心を買おうとする節がある。

「金、貸して」と言われれば、

迷わず「あげる!」と言ってしまう。

「何に使うの?」「返済方法は?」というやり取りが面倒くさい。

そのくせ、それほど利用された記憶はないから、運がいい方かもしれない。

というか、極端にそうだから、悪い男でも引くのだろう。

「あんたに金がかかるんなら、

もう面倒だから、腎臓売って金を作ってくるか。」

と、腎臓を一つ取り出す面倒は、そっちのけで笑う女は、もう正気ではない。

 

だから私は、毛糸を買い込む。

セーターを買わずに、毛糸を買い込んでしまうんだ。

「うわ~、いいな~」と思ったセーターを買わずに、毛糸に金を出す。

ひと編みひと編み、編み続ける面倒はそっちのけだ。

買う時は、そっちのけのくせに、編むのはやっぱり面倒くさい。

この、完璧にズレまくった感覚のせいで、

私はここ数年、セーターを着たことが無い。

ひと冬ごとに、毛糸だけが増えていき、なのに一切編んでいないからだ。

 

と前置きが長くなりましたが、

そんな買い込んだ毛糸で、やっとこさ、これ編んだで~

これも、トップダウンで編みました。

シルエット命のシンプルセーターを編むにあたって、

これ以上簡素化できないってくらい、余分な技法を省いてみたで~。

面倒くさがり屋の、編み物ならでは!

 

次はね、毛糸のスパッツ編むかんね。

レギンスじゃないよ。

スパッツだよ。

頑張ります!

あやさん?

 

浮かない顔で、どうしたの?

あや「乗り辛いのよ」

だろうね。

 

あや「あぁ、乗り辛い」

だったら、降りればいいじゃない?

貴女の感覚も、ちょっとズレてない?