「あぁ~もう死ぬ。
おれ、もう死ぬかんね、もうさ、ほんと。で、社長いる?」
おはようございます。
取引先のやり手営業マンは、電話を取ると、こんな感じだ。
名乗ったりしない。
「あのさ、そっち寄ったら、お茶飲ませて欲しいんだけど、社長いる?」の日もあれば、
「まじでヤバイんだけど、社長いる?」の日もあるが、
とにかく、毎度こんな感じだ。
電話に出た瞬間、こういうセリフが耳に飛び込んでくる。
だからある意味、こっちとしては、
名乗らずとも、名乗られるより確実に間違えないシステムになっている。
ある意味、有難い。
ぼそぼそと小さな声で名乗られるより有難いと思える。
ビジネスマナーって、なんだろうね?
お堅い銀行員さんにも、面白い人がおられる。
「担当者が本部から参りますので、午後などは、ご都合よろしいでしょうか?」
と丁寧に聞いてくださる銀行マンの背後から、やってきた姐さんは、
「あのね、この人はね、午前の方がいいの。
って、どうして私が決めちゃうの~?ねっおかしいよね~?」
と高笑いだ。
姐さんは、決してプライベートの知人ではない。
窓口で、短時間の世間話をする程度だけれど、私の生態を知り尽くしているのだ。
私も、姐さんの実家事情を、なぜかそこそこ知っていたりして、
そのうえで、
「おかっぱ様、今はとにかく、積み立てNISAよ!」
と、ゴリ押ししてくる。
もはや、押し売りだ。
だけれど、それで全然いい。
そのほうが、私は有り難いと思っている。
ノリやすいし、嫌な時は断りも言いやすい。
「だって、やだも~ん。怖いも~ん」と伝えれば、
「だよね~、仕組みがややこしいから怖いよね~」でいい訳だ。
まあ、やってますけどね。
積み立てNISA、少額でやらされておりますけどね。
今のところ、元本割れし続けてますけどね。
それでもいいのだ。
姐さんに慰められながら、もう少し続けてみよう!
そんな気持ちになれるのだから、いいのだ。
ビジネスマナーと言えば、以前、親会社の事務員さんから、
かなり前に処理した伝票をファックスして欲しいと頼まれたことがあった。
ハッキリ言って面倒くさいことだった。
その依頼の詳細が書かれているァックスに
「〇月〇日 ドライバー名○○ 早めにお願いします!」と手書きで書かれていた。
おいおい、頼んでおいて早めにってなんなの?!という思いがよぎった。
でも、その最後のビックリマークが
もっともふざけたタイプのビックリマークだったんだ。
軽いノリの、ちょっとおちょくってくるタイプのやつだ。
私は、その女性事務員さんが描いたビックリマークのおかげで、
面倒くささも過った不満も、一気にすっ飛んだってことがあった。
ビジネスマナーとしては最悪なのだろうが、すっ飛んだんだ。
「うふふふ、なんか可愛いな」って思ったものだ。
私みたいな失敗だらけの人間からすると、
こういう人間臭さは、安心感を与えてもらえる。
そんなわけで、
昨日私は、仕事中だというのに、
「これ、なんだろうな~?」とスマホで撮影していた。
と、私の場合はビジネスマナー以前の問題かもしれない・・・。
ごめんなさい、ごめんなさい。
いやでもほんとに、このお花は、一体何でしょうか?
保険会社のセールスレディーさんから頂いて以来、大事にしているが、
そろそろ枯れてしまいそうで、淋しい。
ぼてっとしてて、可愛いよね~。何だろうか?
さて、もう一問!
これはなんだ?
どっちが頭だ?
どっちかな~?