うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

ワカメのようなおかっぱになりたい・・・

2023年01月24日 | 日記

「おたまが、私の膝に入ってきたの。」

そう言ったから、

アイツは躍起になっている。

 

おはようございます。

あれ以来、コイツは暇さえあれば、おたまを捕まえて抱いている。

 

これは、モラハラですか?

いずれにせよ、何某かのハラスメントだ!

 

こうして気付けば抱かれるおたまも大変だが、

やる気と根気で抱いている男は、実は元気ではない。

おじさんは、コロナに感染して以来、どうも鼻の調子が治らず、

最近では、

「なんか、鼻の奥が痛い」

と言い出した。

「それは、蓄膿症では?」

と伝え、私はそのまま耳鼻科を検索し、最寄りの病院へ予約してやった。

そして、昨日行った病院での診断は、やはり蓄膿症だった。

 

コロナの後遺症という訳ではないが、

風邪やインフルエンザなどのウイルス感染をきっかけに、

蓄膿症になるということは、よくあることだそうだ。

私は、正直私は、私は・・・ウヒヒヒっと思った。

思ってしまった。

 

日曜の夕方、『サザエさん』では、ワカメちゃんが相変わらず優しい娘さんだった。

「お姉ちゃんやお母さんみたいに人を助けられる人になりたいのに」

と悩んでいた。

若干9歳にして、そんな悩みを抱えるワカメに、サザエとフネは真剣に向い合い

ワカメを励ます。

なんという、美しい家族愛だろうか。

私は、一緒に観ていた男に、呟くように問いかけた。

「こういう家族の元で育つと、どんな大人になるのだろう?

さぞや、心根の美しい大人になれるのかしら?」

問いかけられた男は、不思議そうに私の顔を覗き込んできた。

けれど、何も答えてはくれない。

「なんか、言ってよ」

私は、そう言いたかった。

何でもいいから、何か言って欲しかったのだ。

 

去年末、コロナに感染して以来、私は釈然としないモヤモヤを感じていた。

男は、私の発熱と同時に、さっさとホテルへ避難した。

そのくせ、ホテル滞在中に自身が発熱したと分かると、今度はすぐに帰宅して寝込んだ。

私は、自分が飲むはずの解熱剤を男に飲ませ、

買い物へ行けない中、限られた食材で男に食事を作り続けた。

その間に、会えない両親に何度も電話をしたり、

母の腕の怪我のケアだけは避けられないと判断し、私は全身に消毒液をふりかけ、

実家の玄関先まで行き、怪我のケアだけは続けていた。

コロナ自粛中、私は高熱を出したせいで体が疲弊していたが、

男は解熱剤のおかげか、さほど高熱は出さずに済み、

それでも私から受ける看病に、何の疑問ももたない様子で、じっくり1週間ゴロゴロしていた。

「いや、私だって具合良くないのに!」

私は、そう叫びたかった。

 

だからだ。

だから昨日、蓄膿症だと判明した男に、

なんていうか、なんというのかな~?

ウヒヒヒ、ウ~ヒヒヒヒヒヒヒヒヒ~って思っちゃったわけだ。

ああ、サザエさん一家みたいな家庭で育っていたら、

こんな気持ちにならないのだろうか・・・。

卑しい私め!

 

そんな我が家のあやさんは、圧が凄い。

あや「おばちゃん、あたしを撫ぜて」

うんいや、ちょっと待ってね。

 

急いでパソコンをねって・・・

あや「だめ、今撫ぜて!」

 

すぐ終わるから、ちょっとだけ待ってって・・・

あや「はい、ガード!カード!!」

凄いですね

 

あや「どっからでも、かかってこいってばよ!」

どんな家庭で育ったんだよ?!

って、我が家だった。