昨日の早朝に、積もるほどの雪が降りまして、
夕方のニュースでは、
「転倒に注意してください」と言っていた。
遅いよ。
午前の時点で転んだじゃん・・・
おはようございます。
職場の駐車場は、ドロドロのゆるいシャーベット状態だった。
足元が汚れる事を恐れた私は、
走り抜けようと試みたが、片足滑った。
体が硬い私の最大開脚幅は、残念ながら90度だった。
その90度で限界を来たし、儚くも崩れ落ちた。
しかし、そんな私の咄嗟の言葉は
「セーフ!」だった。
カバンがセーフだった。と思っていた。
カバンだけは、地面にそっと置かれていた。ように見えた。
その直後、会社に入った私の尻を隣のデスクの熟女が、
泣きながら拭いてくれたのだ。
撮影をしながら
泣くほど笑いながら。
そんな中、セーフなはずのカバンの中を見て、私は言葉を失った。
海産物の保存ばりに、ドロドロのゆるいシャーベットが
てんこ盛りに入っていたのだ。
すべて、アウトだった。乾かす事にした。
雪も溶けた昼下がり、
ある社員が窓の外を見て、指を指した。
「あれはなんだ?」
社長がそれを確認して、私を見た。
「あれ・・・おかっぱちゃんの携帯じゃない?」
ダッシュで拾ったところで、もう遅すぎた。
雪が溶けた水たまりに数時間浸かっていた携帯は、
誰かの車に轢かれてもいた。
我が携帯 没。
おい、おたま!
お前は気楽でいいな。
ブラブラぶら下がってさ。
おたま 「ぼくだって つらいんだぞ」
おたま 「あんがい くるしいんだぞ」
おたま 「あ~ てが しびれる~」
だったら、やめればいいじゃないか!
おたま 「そーゆー ほうほうも ありですね」
それ以外の方法があるのか?
復旧の方法があるのか?
携帯のメモリーを・・・