うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

春の風にも震える、我ら

2024年02月16日 | 日記

やっと、

金曜日にこぎつけた。

 

おはようございます。

今週は気温が高めだ。

本来なら、2月はもっと寒いはずなのに・・・。

 

温暖な気候に暮らす愛知県民は、寒がりだ。

いやもはや、寒さを怖れている。

出掛けたが最後、寒くなったら怖いじゃん?

だから、予報が「最高気温18度」と出ていたって、

とりあえず厚着して出掛ける。

予報を信じないのではなく、18度でも寒いかもしれないと怖れる。

それほどに、本気の寒さに慣れていないうえに、

2月の気温は、気紛れだ。

だから、どうしても、若干ナメた格好になってしまう。

その訳は、

冷たい風が吹くくせに、菜の花が咲き誇っているせいだ。

「春ですよ~ぽかぽか陽気の春ですやんか~」という風景のせいだ。

こうなると、脳がパニックを起こし、

何を着ていいのか、判断ができなくなってしまう。

 

ということで、

薄手のコートで春を演出しつつ、

暖かいセーターの中にヒートテックを着こむもんだから、

私は、今週ずっと汗だくだった。

疲れました。

しかし、今日もチグハグな格好で行ってきます!

 

その反面、

君は相変わらずペラペラだな。

折り紙で作ったかのようなボディーだな。

 

大丈夫?

のんちゃん、大丈夫なの?

我が家の歴代を含め最小かつ最高に偉そうな、のん太。

食が細くて、食べるのも遅い。

でも偉そうだから、大丈夫か。ねっ。

 

振り返ってみれば、

我が家の歴代を含め最大おたまも、昔はそうだったなぁ。

7年前のおたまは・・・

もはや、春の風に吹かれ舞い降りた、羽衣か?!


蕾と猫 アゲイン

2024年02月14日 | 日記

まだ、

諦めちゃいない。

 

おはようございます。

真冬に花芽を伸ばした胡蝶蘭の蕾は、

4つとも小さいまま枯れてしまった。

「そりゃあ、そうだろう。」

私は、がっかりした訳じゃなく、むしろホッとした。

何もできずに、ただ見守り続けることほど虚しいものは無い。

小さな蕾を見守っていると、どうにも、

去年逝った、2匹の猫の姿が脳裏をかすめるのは、

あの虚しさに似ていたからだと、今更気付く。

やっと出会えたボロボロの猫と、まだ若いピカピカの猫。

これからだって時に、あっという間にしぼんでいった。

あの痛ましくしぼんでいく姿と、あの健気さと、あの可愛いらしさ。

あの美しさ、あの儚さ、あの逞しさ、

あの・・・ああ、きりがない。

 

「枯れてしまったのなら、そろそろ茎を切ってやろう。」

そのほうが株の負担が軽くなる。

そう考えながらも、切るに切れなくなっていた。

茎にへばりつく枯れた蕾を愛でるように、

凝りもせず見守っていたら、ある日気が付いた。

「あれ?茎が伸びてる。」

また数日後、

「めちゃくちゃ、伸びてきた?!」

そのまた数日後、

「おぉぉぉ、また蕾が着いてる!」

なんという健気さだ。

なんというど根性だ。

 

植物に詳しい人ならば、

「そりゃ、茎を切ってやらないせいだ。」

と言われてしまうだろう。

その通りなのだ、きっと。

株に、余計な負担を掛けてしまっている。

 

ごめんよ、蘭さん。

私はまだ、諦められない。

春みたいな気候のおかげで、さらに蕾は膨らみ続けている。

こうなったら、咲いてほしい。

咲かせてやってよ。

お願い、チャー坊。

お願い、たれ蔵。

私は、もうしばらく、この虚しさを手放せない。

 

さて、呑気な白族たちは眠いらしい。

春みたいで、眠いな。

 

好きなだけ、生きてよね。


お久しぶりテンション!

2024年02月12日 | 日記

やっと日常が戻って来たか?

 

おはようございます。

1週間前、右足にヒビが入った母かずこは、

もはや痛みを忘れるほど回復しており、昨日も元気に買い物に精を出した。

かずこにとって、スーパーのカートは充電器だ。

あれさえ転がしていれば、かずこは地球の裏側にだって歩いて行く。

というほどの勇気と気力と購買欲がみなぎる。

あの人が、もういよいよダメかもしれないという時が来たら、

試しにスーパーのカートをお借りしてみたいと夢見ている。

やれやれだ。

 

我が家のおじさんも、地獄のシフト1週間を乗り切った。

月曜日~木曜日のシフトは、午前4時~午後11時半だった。

えっと、何時間の勤務になるんだ?

もう指を折っても数えられないが、とにかく長時間勤務だ。

最終日の金曜日は通常勤務に戻れたが、

そもそも通常の始業時刻が午前4時だから、

寝不足は金曜日まで続いた。

こちらも、やれやれだ。

 

おじさんが、この1週間、家にいたのは、毎日たったの3時間だった。

そういう時、我が家はやたら静かだ。

普段は騒がしいあやも、おじさんべったりなおたまも、

病気にでも罹ったかと心配するくらい静かだった。

のん太だけは相変わらずで、あの子はいつだって静かなものだ。

 

そんな、金曜日の夕方に帰ってきた、

お久しぶりなおじさんとの再会だ!

普段のあやは、いつだって、

「おじちゃんバーカ」といった関係性だが・・・。

おじさん「ただいま、帰りました~」

あやが走って出てきた。

 

おじさん「あらあら、あやちゃんお出迎えしてくれたの?珍しい」

 

おじさん「はい、あやちゃん、おいで~」

あや「ばーかばーか、おじちゃんばーか」

 

あや「おじちゃんってばー。ばーかばーか」

 

おじさん「はいはい、わかりましたよ。いい子だね」

 

あや「隙あり!突進攻撃!!おじさんばか」

あやのびっくり大作戦だ。

なんか、すっごく嬉しそうだな。

 

さて、おたまは?

もはや、おじさんは瞼が開けていられないけども

 

おたま「む~、む~、むむ~」

おたまも、嬉しすぎて瞼が開けられないご様子。

やれやれだ。

また日常が、せわしく音を立ててやってきた。


苦くて甘いチョコの記憶?

2024年02月09日 | 日記

もうすぐ、バレンタインだ。

 

おはようございます。

この時期は、田舎のスーパーでも、

見たことのない、それはそれは美味しそうなチョコレートが並ぶ。

とはいえ、私は男にチョコをあげたことは無い。

決して、高飛車な女を気取っているわけじゃない。

むしろ、引っ込み思案過ぎて、差し出せなかったという苦い思い出がある。

昔、大好きだった人に渡そうと隠し持っていたチョコは、

とうとう渡せずじまいのまま、自分で食べた。

その時のチョコの味は、敗走の苦さではなく、

奮発しただけあって、カカオが爽やかに香る甘さだった。

あんなに美味しかったんだから、渡してしまえば良かったなぁ。

 

でも、これは誰にも渡さんぞ!

これ、美味しー!

我が家のおじさんにも、渡さんぞー!!

ってね。

まあ、10個いりだから、1~2個はあげようかな。

いやでも、あいつ、

また私が買って置いたアイスを昨夜未明に食べちゃってる。

もうほんと、そういうのやめて欲しい。

 

ねえ、のんちゃん?

君も、そういう寝方、やめてくれない?

なんか、こんなにだらーんとしてると、

ちょっとドキッとするよ。

おい、死んでねーか?ってなるから。

 

ねえ、のんちゃん。

えっらそーな寝方やな。


痛いのは、結局どこなの?(ちょっと加筆した)

2024年02月07日 | カズコさんの事

最近、

また我が家は、ちょっとバタついている。

 

おはようございます。

我が家のおじさんは、

月曜日から木曜日まで、地獄のシフトで働いている。

朝5時に出勤し、夜11時までの勤務だ。

理由は、パートの匠が忌引きで休んでいるからだが、

その穴は、店長である我が家のおじさんが埋めるしかない。

がんばれ、おじさん!

 

そして、かずこもちょっと大変だ。

いやかずこ本人は、そうでもない様子だけれど。

朝、実家へ行ってみると、

「なんかよぉ、足が痛いんやけど、なんでやろ?」

と、かずこが右足を痛がっていた。

「どれどれ、どこよ?」

と見てみると、

「あらら、こりゃ・・・折れてるっぽい」

ということで、急いで病院へ連れて行った。

「歩ける?」

と聞くと、かずこは

「歩けるわい。ほれ、つつーっと歩ける。」

と笑いながら、歩いて行くではないか。

 

画像で見るより、実際はかなり腫れている。

おそらく、足の先っぽを何かにぶつけたのだろう。

何にどうやっては、永遠の謎だ。

認知症のかずこにとっては、永遠の謎というより、

「わしは、昔っからこういう足なんや」だったり、

「今、そこらへんで、ぶつけた」になる。

 

診察室で医師に診せると、

「うわ~、この腫れ方は普通の打撲じゃないねぇ。

かずこさん、ここ押さえると痛い?」

と、優しく問いかけられた。

かずこは、その問いに、きっぱり答える。

「へい、どっこも痛くありましぇん!」

そう断言しながら、押さえられた足をさっと引く。

猫は痛い悪い個所を隠す習性があると聞くが、

渡り鳥とかずこも、その習性を持っている。

「とりあえず、レントゲン撮ってみようね。」

 

ここまでは順調だった。

ここからが、大変だったのだ。

かずこは、どうもお腹の具合がよくなかった。

最近は、失禁や便を漏らす頻度が高くなってきた。

認知症が進行してくると、もれなく漏れる。

レントゲン室から出てきた、かずこは

「わし、トイレ行きたい。」

と平静を装って言ったが、私にはピンときた。

漏らしたな・・・。

かずこをトイレに入れてから、私は看護師さんを捕まえた。

「たぶん、母が漏らしてしまっているので、

紙おむつが欲しいのですが。」

看護師さんは、もはや反射的に

「ちょっと、お待ちくださいね。すぐ持ってきます。」

と動いてくださる。

やったぜ、病院なう!

しかし、かたや便器は凄惨を極めていた。

不思議なことに、

履いていたオムツや衣服は、それほど汚れていないのに、

便器は、どうしようもなく汚れていた。

「ほら、綺麗な紙パンツに履き替えて。」

と促すが、

「まんだ、いい。」

と断固拒否だ。

「こんな場所で脱ぐなんて恥ずかしいやろ」

と、私を変態を見るかのような怪訝な表情だ。

「そりゃそうだ。」

どっちかというと、恥ずかしがるかずこの方が、悔しいが正常だ。

私は、手洗い場に置かれた消毒液を紙に含ませ、一応に拭き取り、

そのことを看護師に伝えて待合に戻った。

 

「かずこさん、骨折はしてないみたい。

良かったねぇ。

ただ、画像には見えてないけど、

やっぱり、この腫れは打撲じゃないと思うんだ。

たぶん、小さなヒビが入ってるね。」

ということで、医師からの診断は『どっかにヒビ』と下された。

「痛み止め薬、出しておこうか?

かずこさん、そんなに痛がってはいないみたいだけどね。」

へい、この人は、どっこも痛くありましぇんもんねっと思いきや、

かずこが、困った風に

「へえ、痛いんですわぁ。尻が痛くて座りにくい。」

と言うもんだから、医師は

「かずこさん、お尻もぶつけたんだね?」

と驚く。

いや違う。

かずこの尻は、ぶつけた痛みじゃない。

おそらく、排便による切れ痔だ。

私はすかさず、

「いえ、痔です。たぶん。」

と言い、かずこに退室を促した。

「お前の尻を、診てもらわなあかんやろ?痔で来たんやろ?」

と、いつしか、主訴が痔、しかも私が痔になったとすり替えられている。

私は、どこでだってパンツを脱ぐのは平気だが、

痔になるのは恥ずかしいと感じるタイプの羞恥心を持っている。

そんな、どえらい勘違いをするかずこの腕を引っ張りながら

赤面して病院を後にした。

短期記憶が消えると、こういう事態によくなるのだ。

 

さて、

あやさんは、最近つまらなそうだね。

あや「いないと、つまんないのよね」

ああ、おじさんいないからね。

 

あや「からかう相手がいないから。」

いるじゃん、背後にも。