うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

永久(とわ)

2024年02月05日 | 日記

立春を迎え、

春が始まったと思いきや、

今日は冷たい雨が降る。

 

おはようございます。

まだまだ、手放せない。

抜群に温かい、このズボン。

生地は柔らかなジャージ素材だ。

画像では伝わりにくいが、実際は薄っすら赤みを帯びている。

 

私は別段、このムラ染めが気に入って履いている訳じゃなく、

たまたま、このズボンが最も温かいからだ。

購入したきっかけは、単純なもので、安くなっていたから、それだけ。

3,990円が900円になっていたからだ。

この値引き額に胸が躍っただけだ。

そんな、何も期待せず履いた、あの日を私は忘れない。

2年前の酷く寒い日だ。

「おぉぉぉぉ、あったけぇ~」

 

けれど、私は履きたくないんだ。

出来る限り、これを履かずに寒さを乗り切りたい。

だけど寒い。

「やっぱ、履くー!」と、この2年間行ったり来たりして来た。

もはや、ある種の情緒不安定だ。

 

だって、

このズボンは、何度洗っても色落ちするんだもの。

私の洗濯歴だって伊達じゃない。

こっちとら、小学生の頃から洗濯をして来た。

見た感じから、洗濯に気を付けるべきか、推測できるはずだ。

あえて言うならば、このズボンの場合は、

色の問題じゃなく、縮みを心配するべきだと、私はそう考えた。

 

なのに、

一見、色落ちしそうにない、けれど縮みやすそうな雰囲気を漂わせる、こやつめは、

何度洗っても、他の白い物達を見事に染め上げる。

2年目の冬だというのに、まだ『染色力』が衰えない。

そして、どう洗っても縮まない。

出会った時から、良くも悪くも、私を裏切るんだ。

おかげで、我が家の、全てのおじさんの白T、白タオル、白パンツは、

ムラ染めだ。

私より主婦歴の長い、隣りのデスクの熟女さんに相談したこともある。

「洗濯ネットに入れて洗えば、色移りしないよ」

そう教わったが、このズボンは洗濯ネットごと、全てを染め上げる。

 

だったら、

これだけ別に洗えばいいじゃないかと言われるだろうが、

分かっているんだ。

分かっているのに、毎度忘れちゃうんだ。自業自得だ。

ちなみに、画像のタオルは、会社のタオルだ。

トイレの壁に掛ける手拭きのタオルなのだけれど、

私はそれを、堂々と掛けてみせるつもりだ。

こうなったら、『掛けて魅せる』の表現だ。

 

それにしても、この染色力は凄い!

こうなると、染色しなくなった頃を想像してしまう。

さぞや、淋しかろう。

私は、もはや願いを込めて、このズボンに名前を授けた。

『永久(とわ)』

 

さて、

どんなものにも染まらない、のん太はどうした?

のん太「かかぁ、水をだちて!」

いいのかい?

その状態で出していいのかい?

 

そんな感じで、いいのかい?