やっと日常が戻って来たか?
おはようございます。
1週間前、右足にヒビが入った母かずこは、
もはや痛みを忘れるほど回復しており、昨日も元気に買い物に精を出した。
かずこにとって、スーパーのカートは充電器だ。
あれさえ転がしていれば、かずこは地球の裏側にだって歩いて行く。
というほどの勇気と気力と購買欲がみなぎる。
あの人が、もういよいよダメかもしれないという時が来たら、
試しにスーパーのカートをお借りしてみたいと夢見ている。
やれやれだ。
我が家のおじさんも、地獄のシフト1週間を乗り切った。
月曜日~木曜日のシフトは、午前4時~午後11時半だった。
えっと、何時間の勤務になるんだ?
もう指を折っても数えられないが、とにかく長時間勤務だ。
最終日の金曜日は通常勤務に戻れたが、
そもそも通常の始業時刻が午前4時だから、
寝不足は金曜日まで続いた。
こちらも、やれやれだ。
おじさんが、この1週間、家にいたのは、毎日たったの3時間だった。
そういう時、我が家はやたら静かだ。
普段は騒がしいあやも、おじさんべったりなおたまも、
病気にでも罹ったかと心配するくらい静かだった。
のん太だけは相変わらずで、あの子はいつだって静かなものだ。
そんな、金曜日の夕方に帰ってきた、
お久しぶりなおじさんとの再会だ!
普段のあやは、いつだって、
「おじちゃんバーカ」といった関係性だが・・・。
おじさん「ただいま、帰りました~」
あやが走って出てきた。
おじさん「あらあら、あやちゃんお出迎えしてくれたの?珍しい」
おじさん「はい、あやちゃん、おいで~」
あや「ばーかばーか、おじちゃんばーか」
あや「おじちゃんってばー。ばーかばーか」
おじさん「はいはい、わかりましたよ。いい子だね」
あや「隙あり!突進攻撃!!おじさんばか」
あやのびっくり大作戦だ。
なんか、すっごく嬉しそうだな。
さて、おたまは?
もはや、おじさんは瞼が開けていられないけども
おたま「む~、む~、むむ~」
おたまも、嬉しすぎて瞼が開けられないご様子。
やれやれだ。
また日常が、せわしく音を立ててやってきた。