MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

遊雲さん 父さん

2010-02-12 21:56:04 | komako
「農家レストランたぬき」のおじさんのブログで 「わー いい。これ好き。」
久し振りに 心のポケットにストンと入る言葉に出会いました。
「川が好き 川にうつった 空も好き」
河川愛護月間推進標語で国土交通大臣賞を受賞したものだそうです。

おじさんから 標語の作者 有国遊雲君の本を教えて頂き すぐに注文しました。
彼は小児がんと3年間向き合い 2006年12月に15歳で亡くなった人です。



父親で お寺の住職をされている智光さんが書かれた本です。
「死」と「生」 自分自身の経験を考えながら読みました。 重かったです。

私の親しい友人が40歳で亡くなった時 初めて自分のこととして「死」をとらえました。
誰でも必ず死ぬ。 それがいつかは誰にもわからない。 もしかしたら明日かも・・・。
ずっと前だけ見て走ってきたような人生 初めて立ち止まって 自分の人生を考えました。
「もしも今 はいおしまい と言われたらいやだ。」
「20年間の仕事は 面白かった。一生懸命やった。悔いはない。」
一人で考えて決断し 1年後 違う人生を歩き始めたというわけです。

「何があっても大丈夫」 有国さん親子でかわされた言葉に 「うんうん そうですよね。」
最後のページを見て うれしくなっちゃったこと・・・
遊雲さんのお母さんと名前(字が)同じだったんです。

きっとこれから 何度も読み返す本になると思います。




コメント
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