寄り山

伯母さんの歯医者４回目の帰り　寄り道　いや寄り山をしました。
伯父さんと二人で５５年以上　農業一筋の人生を送ってきた方です。

「畑の奥の山の中に　シイタケが出てるかもしれないから　行ってみよう。」
車で入れるはずの場所なのですが　草が伸びているので　車は道路に置くことにしました。
伯母さんは車から降りると　スタスタ　ドンドン山の中に入っていきます。
私は反対側の道に出て　下っていきました。



こんな景色が　目の前に開けました。
クヌギの苗木でしょうか　どこかに植えるために　育てているのでしょうね。

伯母さんの姿が見えないので　山の中に入って行くと　またまたすごい枯れ草攻撃。
私としては　冬だから　平気で入っていけるのです。
やっと伯母さんが見えたので　そこまで行くと　「あんまりないねぇ。」という声。
伯父と二人で植えたらしい檜が　同じ間隔できちんと伸びていました。



ズボンに雑草の種をいっぱいつけて　戻りました。
伯父が亡くなる前に植えた桜が初めて咲いた時　私が何本か枝を切って　
伯父の病室に届けたことを　伯母さんが思い出してくれました。
後ろの畑も　この先　檜林になるのでしょう・・・。　

風呂敷の中に　採ったシイタケを入れて　家に帰りました。
今夜はうどんを煮る　と言っていたので　きっとシイタケも汁に入れたでしょうね。