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お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

新緑の会 お着物で白金 ②

2008-05-23 13:45:10 | きもの
新装成った「くるり」にも・・・。
ブルックスブラザーズの隣、246沿いにオープンした新店舗。
今回初めてお邪魔しましたが、バッグや帯止めなど、小物も充実して見やすく、こちらでわたくしは淡~いエンジェルピンクに薄紅で百合の描かれた絽の付下げに釘付け!
でも真夏に付下げを着るかしら・・・と悩んで保留。
顔色にはとても合っていたのと裄身丈にも問題がなく、状態もキレイでかなり惹かれています(どうしましょう!)

宮本さんは黒の、どなさんは白のそれぞれフォーマルにもなる小ぶりのバッグをご購入。
とてもお洒落なデザインでしたので、自分がお買い物した以上に嬉しかったです

TAXIで一路、白金の庭園美術館へ・・・。



ちょうど、「オールドノリタケとなつかしの洋食器展」開催中。
欧米の流行を取り入れつつ、和の手法も用いたアールデコの時代のレトロな洋食器がこの美術館の雰囲気に合っていて ちょっとタイムスリップ気分。
個人的には、2階のホールに展示されていた、6角形のフォルムがスマートな水色に黒の手描きの細ラインが繊細なアールデコスタイルのチョコレートセットと、同時代の参考作品として出ていた板谷波山の作品に惹かれました・・・。



ちょうど今の時期、薔薇が満開!
お庭の散策も庭園美術館の魅力の一つです。



夕暮れ時の日本庭園ではもう、ここはどこ?という感じですね。東京の真ん中とは思えません・・・。

ちなみに今日のコーディネートは、
キモノと帯はPONIA-PONのアンティーク。(キモノはしつけ付。あまり古い年代のものではなさそうです)
半襟は綿ローンの刺繍入りクリーム色のレース。
髪はアップにして、抹茶色のバレッタで留めています(見えませんが・笑)
バッグはフランチェスコ・ビアジアのナイロンとメタリックの革のコンビ。金具の一つ一つが白と若草色の七宝づかいになっていて見た瞬間お着物(特に大島とか・・)に使える!とピンときたもの。
お店の方にそう申し上げるとビックリされていましたが、和洋に使えて重宝しています。
帯揚げは紫。
このアタリは百合刺繍とリンクさせて・・・。



帯周りのUPです。
帯締めは先々週に北海道からいらしたひぐまさんから頂戴した金沢紐。
ライトグレーにダークレッドの縞が、きものにぴったり、と早速使わせていただきました。
ひぐまさん、ありがとうございます!
帯留めは個人的にコレクションしているアンティークブローチから・・・。
本当はフルーツ柄や小物を身につけていくと美術館の割引が適用されたので、フルーツのブローチ、と思っていたのですが、この子が妙にコーディネートにあうので、断念しました(笑)
指輪はMilanoのPelliniで購入のアズライト。ミントグリーン、グレー、海老茶が散りばめられたような石がこの日の気分でした・・・

最後はプラチナ通りのお洒落なケーキショップ&ティーサロン、「レトルダムール」で2階から並木の新緑を眺められる窓際で、和光のケーキショップ出身のパティシエ作の美しいケーキでお茶を・・・
宮本さんに教えていただいたお店で、とてもリラックスできました

また皆様、よろしくお願い致します・・・5月の風と新緑の中、美しい着姿を見せていただいて今回も大満足の楽しい会でした~!



新緑の会 お着物で白金 ①

2008-05-23 12:43:00 | きもの
5月18日の日曜日、お着物友達のどなさんが仙台から遊びにいらしてくださり、いつものお着物仲間と新緑の季節を、存分に楽しんで参りました



左から・・・京都のややさんのクラシカルなアンティーク帯に芥子・お抹茶色(だったかな?)の淡いベ-ジュの縞の着物を合わせたmiwaさん。コックリとした色のエスニックなバッグと小物のピンクの挿し色がCuteな持ち味を活かすアクセントに
着道楽なお祖母様からの紗袷のキモノ(表にユウユウと飛ぶ白いカモメ、裏の波模様が透けて見える2週間限定の季節モノ!)に目が釘付け!の宮本さん。スッキリと白(に近い淡いグレー)とブルーで纏められた都会的なコーディネートもらしくてステキでした
わたくし。
単衣の熨斗目の紬に紫織庵の白地に藤ガラの帯で季節感を演出、渋めのブロンズのバッグもバランスの良い着こなし上手などなさんと、勢ぞろいの図、です。
「新緑の会」というお題だけで、特に事前に相談をしたわけでもないですのに、どことなくブルー・白・茶の共通カラーで統一感のある(?)わたくしたち・・・



まずは川上庵でお蕎麦と前菜の軽いランチを・・・。
季節が良くて結婚式関連で貸切の多い青山で、予約が出来たのはかなりラッキー。
くるみダレと普通のそばつゆの両方が楽しめるせいろも美味でした

それから近くの大山キモノさんで、色々と、今の時期豊富な軽い塵除けになる羽織物を皆でお試し。
この日、昨年秋口にPonia-Ponではんなり帯と合わせて買って未着用だった縞の小紋を着ていたのですが、淡い白に近いグレー地に海老茶とミントブルーの子持ち縞にぴったりの、紅葉がひっそりと織柄に入ったワインブラウンの羽織を発見。
秋口に、帯保護や塵除け目的で羽織るのにぴったりと思い、購入。
他に、細かい無地に近い黒白チェック(?)の塩沢紬で珍しく裄も身丈も直さずに着られるものとの出会いもありましたが、夏着物としてはちょっとインパクトに欠けるかな・・・と保留に。

今の季節は東京の気候ですとちょっと早い単衣も爽やかですし、袷の着物を帯つきで軽やかに着られる、帯のおしゃれの楽しい季節
帯姿ご紹介です!



左のmiwaさんの帯にはたんぽぽも描かれているのですって!様々なお花で、季節を選ばずに使えるタイプもいいですね。
右のどなさん、個性的ながらも意外と色々な帯と合う熨斗目の紬は、わたくしが着たらとても大きな人に見えてしまうだろうな~と(笑)。スレンダーなどなさんならではの着こなしで、優しく爽やかな配色の藤帯で季節を堪能させていただきました・・・。



左の宮本さんは、先日の展示会でお求めになったばかりの作家さん、枡蔵さんの帯で、ニュアンスのある淡いシルバーグレーに羽の模様がワンポイントになったしゃれた帯。
この日のアンティーク着物の存在感に負けない、シンプルながらも味わい深い帯でした!
わたくしは2月にPoniaで一目惚れ買いをしていたターコイズの地色が鮮やかな百合の刺繍の名古屋帯。
百合や薔薇って本当に好きで、つい目が引き寄せられてしまうのですが、この色と百合の流れるようなラインにはかなりヤラレました・・・。
キモノも帯もバラバラの時期に購入した今回初おろしですが、妙に合っていて嬉しいかも・・・