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お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

歌舞伎座で夏着物

2009-07-26 00:46:58 | きもの
7月歌舞伎、「夏祭浪花鑑」だと浴衣か黒っぽい絽で粋に、
というのもひとつの選択肢だったのですが、
今回は「天守物語」の気分で、
アンティーク風のはんなりキモノを着ていくことに致しました。



歌舞伎座の中、入り口からちょうど入ったところです。
こんな光景も、来年には見られないのですよね・・・。

ご一緒した友人はいつもですととても可愛らしいお嬢様らしい着物姿で楽しませてくれる方なのですが、
今回は予定があって、お着物だと間に合わない、ということでお洋服です。

わたくしは撫松庵の夏着物。
こちらはデザイナー横森美奈子さんをはじめ、ファッションプロの方々が出品者、という青山
DEE'sHALLでのフリマで、帽子デザイナー川崎ちずよさんから買わせていただいたもの。
アンティークの夏着物には憧れるもののなかなかサイズの関係でちょうど良いものに
出会うのは難しい長身のわたくしにとって、現代サイズでアンティーク着物のエッセンスを
表現している撫松庵ブランドは強い味方。ポリ素材なのも、この季節にはありがたいですね。



歌舞伎座正面入り口右に、こんなカウントダウンの表示が・・・!
ちなみに半襟はクリーム~ロイヤルブルーの珍しい暈し。
こちらは目白のアンティークキモノやさん、LUNCOさんで購入しました。
帯締めは夏物の、くすんだ薄紫にピンクのラインが入ったものを。
帯揚げは見えていませんが、キモノの花柄に合わせて、サーモンベージュ~薄グリーンの暈しです。



帯は、宮本さん、どなさんと3人で表参道の大山きものさんに行きましたときに
ケロヨン帯(笑)と一緒に購入した水色に紫の紫陽花の夏の名古屋帯。
キモノのお花とは種類は違いますが、まぁ季節なのでよいかしら、と(笑)。
きものと帯が今回初おろしのものでした。
それぞれまた違った着方もできそうですし、夏の間にまた着用できれば良いのですが