ようやく(笑)「シンデレラ」から「ジゼル」へ・・・
。
今回、NBSさんからのご配慮で、バレエの祭典会員へのサービスとして、「シンデレラ」「ジゼル」あとロイヤルの「リーズ」のいずれかのゲネプロご招待、という企画があり、「ジゼル」のゲネ観賞に参加して参りました。
東京都の青少年のための芸術鑑賞プログラムの一環としての対象公演にもなっていましたので、高校生とおぼしき一団をロビーでお見かけしましたが、みなさん静かに観賞されていました。
2階席~4階席が割り振られていて、1階席は関係者のみ。
第2幕では第一幕で村人を踊っていた男性ダンサー(多分女性はそのままウィリに・・)も何人か席についていました。
会場入口で配布された配役表には、ゲネプロでは、衣装・進行などが本番と異なることがあります、との但し書きが。
衣装をつけずに参加するメンバーもいるかもしれないな・・と思っていましたら、ほぼ本番通りの衣装とセット。
演技や踊りも、2幕のアルブレヒトが死ぬまで踊らされるシーンこそ場当たり程度にとどめていたジョゼでしたが、あとはほぼ本番通り。
1幕のぺザント・パ・ド・ドゥで、文化会館の舞台はオペラ座より狭いのか(笑)エマニュエル・ティボーくんが村人たちが囲んで見守る中、ソロを踊るシーンで、スカートを広げて座っている女性の一団にぶつかりそうになっていて、彼女たちがあわてて退いているのが面白かったです。
これは翌日さっそく活かされて?最初から村人の輪が大きめだったような・・・
最終日はほとんど背景に密着するくらいまで後ずさったところに座っていたのをチェック^^
ダメ出しはそれぞれの幕が終わったところで拡声器を使って、客席の多分パトリス・バールさんから色々と指示が。
(内容は聞き取れませんでしたが・・・)
オケはボーダーのニットなど、カジュアルウェアの方が多かったのですが、2幕の弱音部の美しさにハッとさせられました。
配役表を改めてチェックすると、東フィルがクレジットされていました!
通常NBSのバレエ公演では東京ニューシティ管弦楽団が演奏を担当することが多いのですが(今回のシンデレラ、GOOD JOBでした!)、バレフェスのGALAで、NBSの佐々木総裁が、ご挨拶の際、「今回は奮発して東フィルをお願いしました」とおっしゃっていたのを思い出し・・・。
「ジゼル」では東フィルを”奮発”してくださったのですね。嬉しいことです
ゲネで配られた配役表です。
パリ・オペラ座バレエ団 日本公演 舞台総稽古
2010年3月17日(水)6:30p.m. 東京文化会館
「ジゼル」(全2幕)
テオフィル・ゴーティエ、ジュル=アンリ・ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュの台本による
音楽:アドルフ・アダン
振付:ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー(1841)
改訂振付:マリウス・プティパ(1887)
パトリス・バール、ユージン・ポリャコフ(1991)
装置:アレクサンドル・ブノワ
装置製作:シルヴァノ・マッティ
衣裳:アレクサンドル・ブノワ
衣裳製作:クローディ・ガスティーヌ
◆主な配役◆
ジゼル:アニエス・ルテステュ
アルブレヒト:ジョゼ・マルティネス
ヒラリオン:ジョシュア・オファルト
ウィルフリード:ジャン=クリストフ・ゲリ
ベルタ、ジゼルの母:ヴィヴィアン・デクチュール
クールランド大公:ヤン・サイズ
バチルド姫:ベアトリス・マルテル
ペザント・パ・ド・ドゥ:メラニー・ユレル、エマニュエル・ティボー
ミルタ:マリ=アニエス・ジロー
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
指揮:コーエン・ケッセル
◆上演時間◆
【第1幕】 18:30 - 19:25
休憩 20分
【第2幕】 19:45 - 20:35
CASTは翌日の初日のメンバーでした。
チケットを取っていない初役ペア、ドロテとマチアス、ということはないかしら・・・と一抹の期待をもっていたのですが^^;
とはいえ、アニエスとジョゼはバレフェスでの「ジゼル」第2幕抜粋がその場の空気をガラリと変える素晴らしいものでしたので、まずおさえなくては、と取ったペア。翌日への期待が高まる内容でワクワク!
実際には15分ほど遅れての開始。
2幕が終了した後、アニエスに色々と確認が続き、そのやり取りの間にマリ=アニエスをはじめ、ウィリたちが舞台衣装のロマンチックチュチュのまま、私物の黒っぽいショルダーバッグなどを思い思いに肩にかけて上手から下手に横切って行ったのがゲネならではの珍しい光景・・・^^。
まだまだアニエスとバールさんのやりとりが続く中、アナウンスに促されて退出。
「ジゼル」は2幕物ですし、装置も村と墓場の2種類だけでシンプルな舞台で、「シンデレラ」のようなショーアップされた作品の後ではちょっととまどいもありましたが、練られた演技、バレエ・ブランの幻想的な味わいなど、やはり古典の豊かさを改めて感じることのできる作品だと思ったことでした。
このペアを初日で観るほかは、パリで初演を務めるプレルジョカージュの新作「シッダールタ」のために、1日だけ日本公演に参加のオレリー・デュポン、ニコラ・ル・リッシュペアの最終日の2日だけの観賞ですが、ともに1階前方の良席を手配できたので、細やかな演技を楽しみたいと思います
。
(ゲネでは2階席ほぼセンター・・・これはこれで、全体の状況が良く分かって良かったですv)

今回、NBSさんからのご配慮で、バレエの祭典会員へのサービスとして、「シンデレラ」「ジゼル」あとロイヤルの「リーズ」のいずれかのゲネプロご招待、という企画があり、「ジゼル」のゲネ観賞に参加して参りました。
東京都の青少年のための芸術鑑賞プログラムの一環としての対象公演にもなっていましたので、高校生とおぼしき一団をロビーでお見かけしましたが、みなさん静かに観賞されていました。
2階席~4階席が割り振られていて、1階席は関係者のみ。
第2幕では第一幕で村人を踊っていた男性ダンサー(多分女性はそのままウィリに・・)も何人か席についていました。
会場入口で配布された配役表には、ゲネプロでは、衣装・進行などが本番と異なることがあります、との但し書きが。
衣装をつけずに参加するメンバーもいるかもしれないな・・と思っていましたら、ほぼ本番通りの衣装とセット。
演技や踊りも、2幕のアルブレヒトが死ぬまで踊らされるシーンこそ場当たり程度にとどめていたジョゼでしたが、あとはほぼ本番通り。
1幕のぺザント・パ・ド・ドゥで、文化会館の舞台はオペラ座より狭いのか(笑)エマニュエル・ティボーくんが村人たちが囲んで見守る中、ソロを踊るシーンで、スカートを広げて座っている女性の一団にぶつかりそうになっていて、彼女たちがあわてて退いているのが面白かったです。
これは翌日さっそく活かされて?最初から村人の輪が大きめだったような・・・
最終日はほとんど背景に密着するくらいまで後ずさったところに座っていたのをチェック^^
ダメ出しはそれぞれの幕が終わったところで拡声器を使って、客席の多分パトリス・バールさんから色々と指示が。
(内容は聞き取れませんでしたが・・・)
オケはボーダーのニットなど、カジュアルウェアの方が多かったのですが、2幕の弱音部の美しさにハッとさせられました。
配役表を改めてチェックすると、東フィルがクレジットされていました!
通常NBSのバレエ公演では東京ニューシティ管弦楽団が演奏を担当することが多いのですが(今回のシンデレラ、GOOD JOBでした!)、バレフェスのGALAで、NBSの佐々木総裁が、ご挨拶の際、「今回は奮発して東フィルをお願いしました」とおっしゃっていたのを思い出し・・・。
「ジゼル」では東フィルを”奮発”してくださったのですね。嬉しいことです

ゲネで配られた配役表です。
パリ・オペラ座バレエ団 日本公演 舞台総稽古
2010年3月17日(水)6:30p.m. 東京文化会館
「ジゼル」(全2幕)
テオフィル・ゴーティエ、ジュル=アンリ・ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュの台本による
音楽:アドルフ・アダン
振付:ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー(1841)
改訂振付:マリウス・プティパ(1887)
パトリス・バール、ユージン・ポリャコフ(1991)
装置:アレクサンドル・ブノワ
装置製作:シルヴァノ・マッティ
衣裳:アレクサンドル・ブノワ
衣裳製作:クローディ・ガスティーヌ
◆主な配役◆
ジゼル:アニエス・ルテステュ
アルブレヒト:ジョゼ・マルティネス
ヒラリオン:ジョシュア・オファルト
ウィルフリード:ジャン=クリストフ・ゲリ
ベルタ、ジゼルの母:ヴィヴィアン・デクチュール
クールランド大公:ヤン・サイズ
バチルド姫:ベアトリス・マルテル
ペザント・パ・ド・ドゥ:メラニー・ユレル、エマニュエル・ティボー
ミルタ:マリ=アニエス・ジロー
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
指揮:コーエン・ケッセル
◆上演時間◆
【第1幕】 18:30 - 19:25
休憩 20分
【第2幕】 19:45 - 20:35
CASTは翌日の初日のメンバーでした。
チケットを取っていない初役ペア、ドロテとマチアス、ということはないかしら・・・と一抹の期待をもっていたのですが^^;
とはいえ、アニエスとジョゼはバレフェスでの「ジゼル」第2幕抜粋がその場の空気をガラリと変える素晴らしいものでしたので、まずおさえなくては、と取ったペア。翌日への期待が高まる内容でワクワク!
実際には15分ほど遅れての開始。
2幕が終了した後、アニエスに色々と確認が続き、そのやり取りの間にマリ=アニエスをはじめ、ウィリたちが舞台衣装のロマンチックチュチュのまま、私物の黒っぽいショルダーバッグなどを思い思いに肩にかけて上手から下手に横切って行ったのがゲネならではの珍しい光景・・・^^。
まだまだアニエスとバールさんのやりとりが続く中、アナウンスに促されて退出。
「ジゼル」は2幕物ですし、装置も村と墓場の2種類だけでシンプルな舞台で、「シンデレラ」のようなショーアップされた作品の後ではちょっととまどいもありましたが、練られた演技、バレエ・ブランの幻想的な味わいなど、やはり古典の豊かさを改めて感じることのできる作品だと思ったことでした。
このペアを初日で観るほかは、パリで初演を務めるプレルジョカージュの新作「シッダールタ」のために、1日だけ日本公演に参加のオレリー・デュポン、ニコラ・ル・リッシュペアの最終日の2日だけの観賞ですが、ともに1階前方の良席を手配できたので、細やかな演技を楽しみたいと思います

(ゲネでは2階席ほぼセンター・・・これはこれで、全体の状況が良く分かって良かったですv)