6月3日(金)15:30~
東京宝塚劇場にて
行って参りました!チケット全日程完売!の話題作、伝説のショー、「ノバ・ボサ・ノバ」、東京初日!
作: 鴨川清作、 演出:藤井大介
初日だけあって藤井先生、お芝居の方の小柳先生、劇団の小林公一氏、1971年初演時のソール、真帆志ぶきさん、翌年の再演時のソール郷ちぐささんなど、錚々たる方々も観劇されていたので、生徒さんたちはかなり緊張してらしたのではないでしょうか。

宝塚大劇場で主要3役を3人の2番手候補が役変わりで・・・という趣向もまたファン心をくすぐり、伸び盛りの3人がまた、その期待に応えて役作りに工夫を凝らして、3パターン観なくては!という気持ちになってしまうという・・・。
柚希さんファンの友人たちは、ムラに遠征したら、やはり3パターン観たくなり、結局リピして制覇。
宝塚と東京では、組み合わせを変えてきているので、コアなファンは遠征したくなりますよね^^
贔屓の元2番手が宙組に異動し、星組愛はそれほどでもなくなったかな?というわたくしでさえ、取りあえず東京の3パターンは観ますし、博多座には行かないものの、最後の中日劇場で、バウ主演のために抜けた真風くんの代わりにマール役で壱城あずさちゃんと美弥るりかちゃんが役変わり(ここでも役変わり・・・!)で入るというあおりについ、みやるりちゃんのマール
と色めき立ってしまった、わたくしです^^;
ホント、商売上手です。劇団。踊らされてます。ファンは。
そんな場外の熱気を吸い込んでますます膨れ上がる、舞台上の高気圧軍団(笑)
いや~・・・
DVDで雪組バージョン(間違いなく名作)を何度も観ていたのとはまた違った、今の星組ならでは、の華やかさがこれでもか!と舞台から押し寄せる、パワフルなショーでした。
冒頭、八百屋舞台で、砂浜が斜めって奥行きを見せており、
そこに数組のカップルがそぞろ歩きを楽しんでいます。歌いながら横切るのはロミジュリで象徴的な「愛」の役で抜擢された礼真琴くんと夢妃杏瑠ちゃん。舞台上のシルエットが・・・腰の位置が高い!というのが星組クォリティ。
あの名作が今!再演されているのだな・・・とトキメキました。
センターで眠る男を音羽みのりちゃんの少年ボーロが起こします。
上体を起こした男にスポットが。白と水色の衣装に黒塗りメイクが爽やかな黒塗りラテン男ソール。柚希 礼音さん。
パッとそこから光が発せられるような圧倒的な存在感。
歌い出すのですが、独得な個性を持つ声の迫力がどこまでも広がる感じで、一気に引き込まれました。
1971年が初演、その後、1976年安奈淳さん率いる花組、1999年轟悠さんの雪、真琴つばささんの月組でも再演されていて、轟さんソール、香寿たつきさんオ―ロ、マールとブリーザとメール夫人を安蘭けいさん、成瀬こうきさん、朝海ひかるさんが役変わりで演じた雪組バージョンがDVDになっているのを何度か観て、古さを感じさせない、作品としての完成度の高さ、配役の妙、に感心して大好きだった作品です。
今の、歌えて踊れるTOPスター柚希さんが中心となって、凰稀かなめさんが去って2番手が不確定な今、その座を競う3人がオ―ロ、マール、メール夫人を役変わりで・・・というのが今回の星組バージョンの趣向。
歌って踊って、のショーではあるのですが、カーニバルに浮き立つ南米の街に遊びに来た白人の令嬢エストレ―ラ(夢咲ねね)とその母親メ-ル夫人(紅ゆずる)が、一瞬の祭りの夜に恋を楽しみ、そして去っていく・・・。
というお話と、現地の若者カップルマール(真風涼帆)とブリーザ(白華れみ)が、女性を逃走の目くらましにキスをして警官の追跡をやりすごした銀行強盗オ―ロ(夢乃聖夏)と3角関係になり・・・というお話が同時に進行。
令嬢のバカンスの恋のお相手は義賊ソール。子分のボールソ(美弥るりか)はメール夫人に目をつけられ、いやいやお相手。ソールはオ―ロと張り合って・・・。
様々なエピソードをつなぐのは、冒頭、メール夫人がエストレ―ラの首につけてあげるダイヤのネックレス。
オ―ロがエストレ―ラを誘惑して盗み、それをソールが脅して奪い、ボールソがスリ取り・・・女だけの妖しいクラブ・バ―バの主人マダムX(万里柚美)が買い取り、ソールとオ―ロが奪取するため女装してクラブに潜入。ソールが手にし、エストレ―ラに返し、そして最後は・・・。
舞台上、狂言回し的に存在するのは傍観者であるルーア神父(涼紫央)とシスター・マーマ(英真なおき)、場面の繋ぎは3人のピエロ(鶴美舞夕、如月蓮、大輝真琴)。
激しい踊り、海と太陽を称えるおおらかな歌、リオのカーニバルも凌駕せんと華やかさの限りを尽くした怒濤のレビュー場面。
この作品の再演を熱望した柚希礼音くんはもちろん、今、ノリにノっている星組の力が結集し、実に観ごたえのある舞台に仕上がっていました。
初日ですので、組長 英真なおきさんととTOP男役 柚希礼音さんからの挨拶があり。
3回のカーテンコールの最後はスタンディングオベーションでした
。
柚希さんの声がちょっと鼻にかかっていたのが気になりました。お風邪かしら?
歌はしっかりと歌われていたので、そんなにひどくないとは思いますが。
(いつものことですが、涼さんは緊張されてか、最初の歌い出しがちょっと危うかったです^^;)
負担の大きな八百屋舞台ですし、内容的にもハードな公演ですので、1人も休演者が出ないようにお祈りします。
あ、中日公演時、故障で途中で離脱されたみっきー(天寿光希)と、大劇場公演途中で怪我でお休みしていた漣レイラくんが復帰していました^^(みっきーはお芝居のみ)
色々とツボを語りたいところですが、7日の火曜日にSS席で観劇の予定がありますので、そのあとに詳細を書きたいと思います
東京宝塚劇場にて
行って参りました!チケット全日程完売!の話題作、伝説のショー、「ノバ・ボサ・ノバ」、東京初日!
作: 鴨川清作、 演出:藤井大介
初日だけあって藤井先生、お芝居の方の小柳先生、劇団の小林公一氏、1971年初演時のソール、真帆志ぶきさん、翌年の再演時のソール郷ちぐささんなど、錚々たる方々も観劇されていたので、生徒さんたちはかなり緊張してらしたのではないでしょうか。

宝塚大劇場で主要3役を3人の2番手候補が役変わりで・・・という趣向もまたファン心をくすぐり、伸び盛りの3人がまた、その期待に応えて役作りに工夫を凝らして、3パターン観なくては!という気持ちになってしまうという・・・。
柚希さんファンの友人たちは、ムラに遠征したら、やはり3パターン観たくなり、結局リピして制覇。
宝塚と東京では、組み合わせを変えてきているので、コアなファンは遠征したくなりますよね^^
贔屓の元2番手が宙組に異動し、星組愛はそれほどでもなくなったかな?というわたくしでさえ、取りあえず東京の3パターンは観ますし、博多座には行かないものの、最後の中日劇場で、バウ主演のために抜けた真風くんの代わりにマール役で壱城あずさちゃんと美弥るりかちゃんが役変わり(ここでも役変わり・・・!)で入るというあおりについ、みやるりちゃんのマール

ホント、商売上手です。劇団。踊らされてます。ファンは。
そんな場外の熱気を吸い込んでますます膨れ上がる、舞台上の高気圧軍団(笑)

いや~・・・
DVDで雪組バージョン(間違いなく名作)を何度も観ていたのとはまた違った、今の星組ならでは、の華やかさがこれでもか!と舞台から押し寄せる、パワフルなショーでした。
冒頭、八百屋舞台で、砂浜が斜めって奥行きを見せており、
そこに数組のカップルがそぞろ歩きを楽しんでいます。歌いながら横切るのはロミジュリで象徴的な「愛」の役で抜擢された礼真琴くんと夢妃杏瑠ちゃん。舞台上のシルエットが・・・腰の位置が高い!というのが星組クォリティ。
あの名作が今!再演されているのだな・・・とトキメキました。
センターで眠る男を音羽みのりちゃんの少年ボーロが起こします。
上体を起こした男にスポットが。白と水色の衣装に黒塗りメイクが爽やかな黒塗りラテン男ソール。柚希 礼音さん。
パッとそこから光が発せられるような圧倒的な存在感。
歌い出すのですが、独得な個性を持つ声の迫力がどこまでも広がる感じで、一気に引き込まれました。
1971年が初演、その後、1976年安奈淳さん率いる花組、1999年轟悠さんの雪、真琴つばささんの月組でも再演されていて、轟さんソール、香寿たつきさんオ―ロ、マールとブリーザとメール夫人を安蘭けいさん、成瀬こうきさん、朝海ひかるさんが役変わりで演じた雪組バージョンがDVDになっているのを何度か観て、古さを感じさせない、作品としての完成度の高さ、配役の妙、に感心して大好きだった作品です。
今の、歌えて踊れるTOPスター柚希さんが中心となって、凰稀かなめさんが去って2番手が不確定な今、その座を競う3人がオ―ロ、マール、メール夫人を役変わりで・・・というのが今回の星組バージョンの趣向。
歌って踊って、のショーではあるのですが、カーニバルに浮き立つ南米の街に遊びに来た白人の令嬢エストレ―ラ(夢咲ねね)とその母親メ-ル夫人(紅ゆずる)が、一瞬の祭りの夜に恋を楽しみ、そして去っていく・・・。
というお話と、現地の若者カップルマール(真風涼帆)とブリーザ(白華れみ)が、女性を逃走の目くらましにキスをして警官の追跡をやりすごした銀行強盗オ―ロ(夢乃聖夏)と3角関係になり・・・というお話が同時に進行。
令嬢のバカンスの恋のお相手は義賊ソール。子分のボールソ(美弥るりか)はメール夫人に目をつけられ、いやいやお相手。ソールはオ―ロと張り合って・・・。
様々なエピソードをつなぐのは、冒頭、メール夫人がエストレ―ラの首につけてあげるダイヤのネックレス。
オ―ロがエストレ―ラを誘惑して盗み、それをソールが脅して奪い、ボールソがスリ取り・・・女だけの妖しいクラブ・バ―バの主人マダムX(万里柚美)が買い取り、ソールとオ―ロが奪取するため女装してクラブに潜入。ソールが手にし、エストレ―ラに返し、そして最後は・・・。
舞台上、狂言回し的に存在するのは傍観者であるルーア神父(涼紫央)とシスター・マーマ(英真なおき)、場面の繋ぎは3人のピエロ(鶴美舞夕、如月蓮、大輝真琴)。
激しい踊り、海と太陽を称えるおおらかな歌、リオのカーニバルも凌駕せんと華やかさの限りを尽くした怒濤のレビュー場面。
この作品の再演を熱望した柚希礼音くんはもちろん、今、ノリにノっている星組の力が結集し、実に観ごたえのある舞台に仕上がっていました。
初日ですので、組長 英真なおきさんととTOP男役 柚希礼音さんからの挨拶があり。
3回のカーテンコールの最後はスタンディングオベーションでした

柚希さんの声がちょっと鼻にかかっていたのが気になりました。お風邪かしら?
歌はしっかりと歌われていたので、そんなにひどくないとは思いますが。
(いつものことですが、涼さんは緊張されてか、最初の歌い出しがちょっと危うかったです^^;)
負担の大きな八百屋舞台ですし、内容的にもハードな公演ですので、1人も休演者が出ないようにお祈りします。
あ、中日公演時、故障で途中で離脱されたみっきー(天寿光希)と、大劇場公演途中で怪我でお休みしていた漣レイラくんが復帰していました^^(みっきーはお芝居のみ)
色々とツボを語りたいところですが、7日の火曜日にSS席で観劇の予定がありますので、そのあとに詳細を書きたいと思います
