南太平洋とはしごで(!)青年館のあとはサントリーホールへ・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/38.gif)
ステファヌ・ドゥネーヴ指揮シュトゥットガルト放送交響楽団
Radio-Sinfonieorchester Stuttgart des SWR
Stephane Deneve,Chefdirigent
2013年4月10日(水) 19:00開演
曲目
ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
ベルリオーズ: 幻想交響曲 op.14
<ソリスト・アンコール>
J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より サラバンド
(ヴァイオリン/三浦文彰)
<オーケストラ・アンコール>
ビゼー: 「アルルの女」より ファランドール
ラヴェル: 「マ・メール・ロワ」より パゴダの女王レドロネット
指揮
ステファヌ・ドゥネーヴ
![](https://img.yaplog.jp/img/18/pc/m/a/r/maria-pon/1/1368.jpg)
出演
三浦文彰(Vn)
![](https://img.yaplog.jp/img/18/pc/m/a/r/maria-pon/1/1369.jpg)
なんと!一列目のセンターのお席で・・・。
三浦君とコンサートミストレスを観上げる場所での観賞で、オーケストラでありながらも1人1人の音色の違いを聴き分けられるポジションでの観賞は生演奏、コンサートホールならでは、で 気分が盛り上がりました^^
歴代の常任指揮者が、べ―ム、フルトヴェングラ―、ショルティ、シノ―ポリ、クライバ―と錚々たるメンバーの名門オケを2010年から率いているのは1971年生まれの若手。
ショルティ、プレートル、小澤と巨匠のアシスタントとして研さんを積みつつ1999年のアメリカデビュー以来、国際舞台で活躍している若き巨匠。
ドイツのオケながら、今回のアジアツアーの演目も、(9日はベルリオーズ、ドビュッシー、ラヴェル)フランスもののレパートリーが充実しているのは、指揮者の母国愛?の強さゆえ?^^
ブラームスはソリストの三浦君が若さに似ず、非常に抑制をきかせつつも表情豊かな音を聴かせてくれて圧巻。
彼は御両親ともにヴァイオリニストというサラブレッドとはいえ、まだ20歳そこそこの若さ。
小柄な体で、ちょっと片足先を立てて演奏する姿は、クラシカルなナポレオンスタイルの軍服っぽい合わせのジャケットのせいか、マネの描く「笛を吹く少年」のような感じ。
オケが揃ったところに登場する足取りの軽やかさが若々しいのですが、演奏中切れた弦をちぎり捨てる落ち着いた様子は大舞台馴れした風格も。
決してひけらかしたり自分に酔いしれたりすることなく音楽に真摯に向き合う姿勢が音に込められていて今後も注目株だと思ったことでした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/04.gif)
ベルリオーズの「幻想交響曲」はフランス派にとって弱い分野である(笑)交響曲の白眉ですが、やっぱり構成が面白すぎますよね・・・
作曲家自身のストーカー的な恋の行方をなぞったような構成になっているのですが、最終楽章の「サバトの夜の夢」はなんと「芸術家の葬儀に蝟集した魔女たちの狂乱の宴」魔女たちの哄笑や飛び交う様などが次々と描かれていく。途中にはグレゴリオ聖歌の「怒りの日」が引用され、最期のクライマックスにはそれまでの楽想がMIXされる。
とプログラムにある通りの盛り上がりで・・・。
下手するとハリウッド映画のゾンビものになってしまいかねないところをアカデミックな交響曲の最終楽章にふさわしい格を崩さずに作り上げたベルリオーズと今日の演奏に拍手を・・・!!
最期のクライマックスに参加する直前、第一第二のヴァイオリニストが目配せをしあってにやりと微笑んだのが印象的でした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/252.gif)
![](https://img.yaplog.jp/img/18/pc/m/a/r/maria-pon/1/1370.jpg)
その後のアンコ―ルがまた、血沸き肉踊る(笑)ファランドールで・・・。
今夜がアジア・ツアーの最終日だったのか、指揮者も大きなアクションで、NiceHall,NiceAudienceと、一列目の下手で観賞していた小学生?のご兄弟にも登場時に手を振ったりと気持ちが乗っていらしたようで良かったです。
最期のアンコールの「レドロネット」は中国風の異国情緒に溢れた、5音階での作品で実にラヴェルらしくて、フランス音楽を堪能した夕べ、となりました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/239.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/38.gif)
ステファヌ・ドゥネーヴ指揮シュトゥットガルト放送交響楽団
Radio-Sinfonieorchester Stuttgart des SWR
Stephane Deneve,Chefdirigent
2013年4月10日(水) 19:00開演
曲目
ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
ベルリオーズ: 幻想交響曲 op.14
<ソリスト・アンコール>
J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より サラバンド
(ヴァイオリン/三浦文彰)
<オーケストラ・アンコール>
ビゼー: 「アルルの女」より ファランドール
ラヴェル: 「マ・メール・ロワ」より パゴダの女王レドロネット
指揮
ステファヌ・ドゥネーヴ
![](https://img.yaplog.jp/img/18/pc/m/a/r/maria-pon/1/1368.jpg)
出演
三浦文彰(Vn)
![](https://img.yaplog.jp/img/18/pc/m/a/r/maria-pon/1/1369.jpg)
なんと!一列目のセンターのお席で・・・。
三浦君とコンサートミストレスを観上げる場所での観賞で、オーケストラでありながらも1人1人の音色の違いを聴き分けられるポジションでの観賞は生演奏、コンサートホールならでは、で 気分が盛り上がりました^^
歴代の常任指揮者が、べ―ム、フルトヴェングラ―、ショルティ、シノ―ポリ、クライバ―と錚々たるメンバーの名門オケを2010年から率いているのは1971年生まれの若手。
ショルティ、プレートル、小澤と巨匠のアシスタントとして研さんを積みつつ1999年のアメリカデビュー以来、国際舞台で活躍している若き巨匠。
ドイツのオケながら、今回のアジアツアーの演目も、(9日はベルリオーズ、ドビュッシー、ラヴェル)フランスもののレパートリーが充実しているのは、指揮者の母国愛?の強さゆえ?^^
ブラームスはソリストの三浦君が若さに似ず、非常に抑制をきかせつつも表情豊かな音を聴かせてくれて圧巻。
彼は御両親ともにヴァイオリニストというサラブレッドとはいえ、まだ20歳そこそこの若さ。
小柄な体で、ちょっと片足先を立てて演奏する姿は、クラシカルなナポレオンスタイルの軍服っぽい合わせのジャケットのせいか、マネの描く「笛を吹く少年」のような感じ。
オケが揃ったところに登場する足取りの軽やかさが若々しいのですが、演奏中切れた弦をちぎり捨てる落ち着いた様子は大舞台馴れした風格も。
決してひけらかしたり自分に酔いしれたりすることなく音楽に真摯に向き合う姿勢が音に込められていて今後も注目株だと思ったことでした
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ベルリオーズの「幻想交響曲」はフランス派にとって弱い分野である(笑)交響曲の白眉ですが、やっぱり構成が面白すぎますよね・・・
作曲家自身のストーカー的な恋の行方をなぞったような構成になっているのですが、最終楽章の「サバトの夜の夢」はなんと「芸術家の葬儀に蝟集した魔女たちの狂乱の宴」魔女たちの哄笑や飛び交う様などが次々と描かれていく。途中にはグレゴリオ聖歌の「怒りの日」が引用され、最期のクライマックスにはそれまでの楽想がMIXされる。
とプログラムにある通りの盛り上がりで・・・。
下手するとハリウッド映画のゾンビものになってしまいかねないところをアカデミックな交響曲の最終楽章にふさわしい格を崩さずに作り上げたベルリオーズと今日の演奏に拍手を・・・!!
最期のクライマックスに参加する直前、第一第二のヴァイオリニストが目配せをしあってにやりと微笑んだのが印象的でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/252.gif)
![](https://img.yaplog.jp/img/18/pc/m/a/r/maria-pon/1/1370.jpg)
その後のアンコ―ルがまた、血沸き肉踊る(笑)ファランドールで・・・。
今夜がアジア・ツアーの最終日だったのか、指揮者も大きなアクションで、NiceHall,NiceAudienceと、一列目の下手で観賞していた小学生?のご兄弟にも登場時に手を振ったりと気持ちが乗っていらしたようで良かったです。
最期のアンコールの「レドロネット」は中国風の異国情緒に溢れた、5音階での作品で実にラヴェルらしくて、フランス音楽を堪能した夕べ、となりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/239.gif)