*この記事は未完ですが、超・長文になりそうなの覚悟で^^;、毎日少しずつ書き足していくつもりです。
完成したら、そのお知らせを、ここに書きますので、全部揃ったところでお読みになりたい方は、こちらをチェックなさってくださいませ*
ついに書きます。って千秋楽の朝に何も・・・^^;

ミュージカル
『華やかなりし日々』
作・演出/原田 諒
■主演・・・大空 祐飛・野々 すみ花
【公演期間】
宝塚大劇場 2012年4月13日(金)~5月14日(月)
東京宝塚劇場 2012年6月1日(金)~7月1日(日)
【解説】
「狂騒の時代」と称された1920年代のニューヨークを舞台に、ヨーロッパから渡ってきた移民の青年の愛と野望の軌跡をドラマティックに描いたミュージカル。貧しい移民街からのし上がり稀代の詐欺師となって巨万の富を築いた男は、ショー・ビジネスの世界を次なる標的とし、劇場を手に入れようと画策するが……。大空祐飛が謎を秘めた詐欺師に扮し、独自のダンディズムと哀愁を十二分に魅せます。また、かつて一世を風靡した“ジーグフェルド・フォーリーズ”の豪華絢爛なレビューシーンも、見どころの一つです。尚、この作品は演出家・原田諒の宝塚大劇場デビュー作となります。 <以上、宝塚公式HPより>
「ニジンスキー」「ロバート・キャパ」とバウの佳作を続けて出し、ついに大劇場デビューの原田先生。
しかも人気トップコンビの退団公演・・・となるといきなり高い期待値で、そのハードルをどう乗り越えるか・・が注目されてきた作品でしたが、結果として、成功だったのではないかと思います。
いや、わたくしが、人物描写が薄い、とか、展開がご都合主義で、色々なフラグの回収をキチンとせず、放りっぱなしだとか言われる欠点とされる部分よりも、意外と下級生まで得意分野を良く見て振リ分ける配役のバランス感、背景・衣装の色彩的なセンスの良さ、というプラス面を評価していることが大きいのですが^^
初日はシュツットガルトを優先した結果逃しましたが、6月3日(日)の宝塚立見席初体験の初見から、2回目の神席(1列目センター!)を経て、6月30日(土)11:00公演まで、6回観て、今日の千秋楽でLAST.
それでも観足りない、観れば観るほど楽しくなる作品でした。
物語は、1927年、NY 天才詐欺師ロナウド・フィリップス(大空祐飛)がロシアの亡命貴族、アレクサンドル・ウォリスキーとして栄華を極めた生活をしている場面から始まり、彼が実は移民の孤児で、レビューのジ―クフェルド・フォーリーズで有名なニュー・アムステルダム劇場を手に入れる夢を抱くところまで振りかえります。そして20年後に実現に王手をかけるところまで到達。しかし、幼馴染の死から足がつき、捕まる寸前で、また、一から出直す・・・・という展開。
以上がロナウド視線のストーリーですが、彼に絡むラブストーリーも用意されています。
というよりも、彼が愛に目覚めたことから計画に微妙な軌道修正が入り・・・運命が変わった、と言えるのかも。
フォーリーズを目指して一度は挫折、もぐり酒場でのショーガールとしてデビューしたところで、ロナウドと出会い、彼の後押しでフォーリーズの主役の座を射止めるショーガール、ジュディ・レイン(野々すみ花)の存在が恋愛モードでの大きな要素です。
フォーリーズのオーディションで、友達ポ―ラ(すみれの麗)をかばって看板女優アンナ・ヘルド(純矢ちとせ)と大喧嘩。流れた先のクラブでは、顔役のギャング キング・グラント(鳳翔大)に目をつけられるが、毅然と拒否。
そのせいで、騒ぎを起こしてクラブに戻れなくなるが、助け出してくれたロナウドが、自分がスポンサーになったばかりのフォーリ―ズの主役に推薦。だが、大恩人のロナウドにも、庇護者としての態度をとられると反発してしまう・・・。
常に夢に向かって一途に突き進みながらも毅然と自己を高く保つためにはの不器用なまでに強く主張をしてしまうジュディ。それでも 実力とその志に嘘のなさを見て見どころアリと心を開く協力者は後を絶たず、成功への階段を駆け上る・・・というのがまさにすみ花クオリティ。
クラブのショーでの妖艶な大人っぽさ、フォーリーズのショーで、華やかきわまる舞台のセンターを務められるだけの品格ある可憐さと華、演技派女優、野々すみ花の実は自在に大人のムードを醸し出すことのできる能力は、芸風も学年的にも大人なスター大空祐飛の相手役として務めてきた中で彼女自身が獲得してきたもの。そのショースターとしての彼女の魅力を芝居でも存分にみせた原田演出に、内心拍手。
登場人物をざっとご紹介しつつ寸評を。
1) アレクサンドル・ウォリスキー(=ロナウド・フィリップス)チーム
・ ロナウド 大空祐飛
とにかくカッコいい!大邸宅のパーティーにタキシードで主人役として登場する姿はどこのギャツビ―?
ふだんの仕立ての良いストライプスーツ姿のVゾーンが、広めの襟にウエストを絞ったジャケットに品の良いネクタイ、ベストに内襟に添わせた着物の半襟のようなスカーフづかいがエレガント。
詐欺師として活躍するハリウッド仕込みの辣腕エージェントとして登場する時の帽子と髭、メガネをはずして客席降りありで銀橋を渡りながら「詐欺師に用心したまえ!」と歌うちょっとコミカルなナンバーが特にラスト2日は絶品でした!「汝、男に注意したまえ!」と指さされたい!と客席で熱望(笑) 歌い始めに十字を切る仕草と手がまた絶品でした・・・
ジュディがギャングに絡まれたのを助けて、逃げた先の銀橋で、舞台衣装の上に着せかけられたコートを彼女が返そうと脱ぐのを、「着てろよ」(この言い方が・・・押しつけがましくもなくさりげなく優しい)と肩からしっかりと着せかけてあげるのもとても紳士的で・・・これぞ宝塚の男役。
スポンサーとして稽古の進み具合を視察に来た時に仲間のいじめで嘘の時間を教えられたジュディが遅刻して騒ぎになる間、さりげなくレッスンピアノの方に歩いてジュディが1人になったところで声をかけるまでのその場での身の処し方がなんともさりげなくて。こういう自分が芯になっていない場面でのあり方も上手い。
最後、フォーリーズのショーを客席通路から登場して赤い薔薇の花束を肩にのせて持ちつつゆっくりと銀橋に。
その舞台の上で輝くジュディと組子たちを眺める目の優しさとカッコよさ。銀橋センターにその花束を置いてかがんで2本の指を揃えて目元からちょっと挨拶するように振ってサッとオーケストラピットに降りる瞬間の粋さたるや!
(はい、一度これを眼の前1mの距離で観たときには死ぬかと思いました
)
ラスト、一文無しか、とコインを投げ上げてキャッチ。流れる動作でコートを脱いで肩にひっかけ、そのまま後ろ姿を見せて軽快に舞台後方に去っていくその足が消えるまで・・・見つめてしまいますね!
・ ロナウドの子供時代 星吹彩翔
最近気になるジェンヌさんなので、みっさまを差し置いて先に(笑)
20年前を思い出すロナウド・・・の回想シーン。親友ロイ(月映樹茉)とともにニュー・アムステルダム劇場の前で新聞とプログラムを売って日銭を稼ぐ孤児。寒さとひもじさに耐えながら一度でいいから・・とレビューに憧れるロナウドにロイが秘密の抜け道を教えると約束。これがラストの脱出劇につながるのが上手い伏線。
小銭を恵む観劇の紳士の後ろ姿に「俺たちは物乞いじゃない!」と瞳を燃やして悔しがる演技がスゴイ。
ここで「這い上がって見せる!」とこぶしを固めるプチロナウドがいるからこそ、その後の展開の一つ一つが重みを持ってくる。
ラストシーンで全てをリセットするロナウドの目の前に物売りの少年(百千糸)が。かつての自分だ。
あの紳士のように、差し出すリンゴを断ると、少年は物乞いじゃないんだと怒りに燃える。
すかさず、「それは君への投資だ。」と。あのロナウドあってこそ、これが次世代へのエールになるのですよね・・・。
CUTEなリスのような容姿と宙組の中では小柄(169cm)なので子役の多いモンチ(星吹)ですが、いつも演技に心が入っている割に嫌みがないのと、目の輝きが人目を引くのと意外とプロポーションのバランスが良くて全ての技術に穴のない優等生なところで、今後も活躍が期待出来るのでは・・・と注目しています。
このシーンの後は、必ず客席から自然発生的に拍手が起こりました。
・ 子分のニック 北翔海莉
詐欺師としてのロナウドの舎弟?テキサス出身。銀橋での歌から家族はいるが離散家庭で都会での成功を夢見てきたことがわかる。この歌は北翔さんらしいドラマチックな力強いもので本領発揮。
あと、2度ある刑事アーサーとロナウドの心理戦のシーンでは、それぞれ、その場で密かに表情を変えて、胸に一物あるたくらむニック、つかまったけど、兄貴仕方なかったんだ、でも裏切ってない・・・という手を広げたジェスチャーで、セリフはなくても雄弁。
清楚な、病気の母思いの恋人、タイピストのキャサリン(愛花ちさき)とまじめなお付き合い。多分彼女のためにそのうち堅気に・・・と思っていそう。
色々と背景が書き込まれた美味しい役ではありますが、彼女にプレゼントしたジュエリーから足がついて、「次に会う時には付けてきて!」「ええ!」→質屋に入れてアシがつき、刑事登場 とは・・・;;可哀そう。
ニックのその後に幸多かれと祈ります^^;
・ ダニエル 風羽玲亜
ロナウドのスタッフ?市長の愛人(藤咲えり)に指輪を贈るために、「ダニエル」と合図されて、ジュエリーボックスをさっと開けて見せる、美しき執事。思わず、「あなた、だれ?」と(アンナのセリフ口調でお願いします^^)調べました^^;
174cmで美形。ただ、フォーリーズの紳士では登場するも、徹底してセリフなし。
ショーでも、ビリヤードのキューを使ってのダンスが印象的なクラブのシーンで、静かにバ―テンとして祐飛さんにキューを渡したりしていました。
存在することに価値のあるタイプとして美味しく使われているものの、演技口調にでも弱点があるのでしょうか?惜しいですね^^;
2) 刑事チーム
・ アーサー・シェルドン 凰稀かなめ
2番手の役としては、大空さんと組ませていただいた今までの3作の中で一番軽い役かもしれませんが、孤児院でジュディの初恋相手で彼女が主役と新聞で観て楽屋を訪ね、そこでパーティでの狙撃未遂事件の被害者ロシア貴族の大富豪ウォリスキー氏と再会。
彼の登場でジュディへの告白の腰を折られ気まずい思いをするが、スポンサーである彼がジュディに残した花束に添えられたメッセージから、自殺した狙撃事件犯人の昔の写真に残されたサイン、「ロナウド・フィリップス」=ウォリスキ―氏では?と解決への糸口を得ます。
事件に駆けつけるも、パーティ客に茶番の芝居と言い訳をして場を収めるウォリスキー氏から、口止め料の小切手を切られるが目の前で破り捨てる出会い、そしてジュディの楽屋での再会、最後に偽ジュエリーでアシがついたニックを伴っての、ウォリスキー邸での直接対決(=セリフの応酬による心理戦)と、大空氏とのがっつり芝居の見せ場というメインの他、ジュディとの再会場面での甘い顔、刑事部屋での普段の姿、銀橋の歌、と様々な面を見せる場をしっかりと与えられ、それぞれの場面にふさわしい存在感を発揮。
刑事、という地味めな役どころながら、ロングコート姿が「リラ壁」の頃とは比べ物にならないくらい着こなせて、男らしい色気が出ていたのがファン的には感動でした。
あと、銀橋の歌も、都会の憂愁を歌う雰囲気のある歌で、ちょっと甘さのある声と安定してきた歌唱力をアピール出来て出色の出来映えだったかと。。。
すみ花ちゃんとの思い出語りで、彼女の鼻をつまんで、「鼻っ柱の強いところは」変わらないね、と笑い合うところは彼女の演技力もあってほのぼのムードいっぱい。
大空さんをじわじわ追い詰めていきようやく自白にこぎつけたとホッと笑顔が出かかったところで、ジュディの初日というキ―で逆転されたときの流れも見どころ。遠雷の音がわざとらしいと言えばそうですが、BGMの曲調もいい雰囲気を醸し出していて、全体に明るく華やかな場面の多いお芝居のいいアクセントになっていたかと。
ラスト、ロナウドの残した花束を見つけ、メッセージカードを眼のあたりでひと振りしてしてやられた・・・の表情が大空さんリスペクトっぷりを出した良いお顔で退団公演2番手としてGOOD JOBでした
・ 同僚のビリー 凪七瑠海
都会っ子。金髪で細身で足が速くて頭の回転も速くて軽くて。
ぼけと突っ込みならツッコミ担当。
カチャ(凪七)は中日の「仮面のロマネスク」の従者アゾランで、なんてピッタリの役!と思ったものですが、(世知に長けたスマートな都会っ子。ちょっと調子に乗ってる^^;けど憎めない)
今回も同様な印象の役で、のってましたね。
かちゃの隣だと、宙男の横では基本ほっそり可憐にみえる凰稀さんがやたらと落ち着いたしっかりものに見える効果(笑)!
このチームは他に、上司に警部すっしーさん(寿つかさ)、同僚にりくちゃん(蒼羽りく)がいます。
すっしーさんは安心のクォリティ。りくちゃんはその補佐役的な感じ?
りくちゃんについては、ショーで語ります^^
3) フォーリーズ・チーム
・ ジュディ・レイン 野々すみ花
ほとんど冒頭で語りつくしましたが^^
彼女は3回啖呵を切ります。
最初はフォーリーズのオーディションで。親友ポーラがジ―グフェルドに褒められると、それが面白くない妻で一座のスターのアンナが難題をふっかけてポーラをおとしめますが、そこでアンナに対して。
「スターとしてのあなたに憧れてきたけれど・・・人間としてのあなたは尊敬できないわ」
次は、フォーリーズをあきらめて拾われたクラブ・ヴィーナスでのデビューショーで、目をつけて絡んできたマフィアの顔役、キング・グラントに対して。
「虫けらにしか見えないわ」
そして、ロナウドに見込まれて再度フォーリーズの主役として稽古に入り、同僚の嫌がらせにあっても、へこたれない気丈な姿に「思った以上に気が強いな」と笑うロナウドに対して。
「あなたには感謝しているけれど・・・わたしはあなたの玩具じゃないわ」
不器用で真っすぐな生き方しかできないけれど、才能とその性格が見込まれて・・・・
クラブ・ヴィーナスでのショーの媚びない大人びた妖艶さ、そして、フォーリーズ初日の舞台のセンターで、ソプラノで夢の世界の女王を華やかに可憐に品格をもって演じる彼女の晴れ舞台が2つ。
あまりにも大空さんがカッコよく描かれているので、すみ花ちゃんも退団なのに可哀そうという声がありますが、いえいえどうして、原田先生の、下級生時代から臆せずに演技力を発揮して「宝塚の北島マヤ」と言われた女優娘役野々すみ花に対するリスペクト感じられる良いお役だと。
しかも、相手役の大空さんだけでなく、2番手の凰稀かなめさんとは幼馴染で初恋相手。路線の男役でもっとも美貌の鳳翔大ちゃんまですっかりジュディファン設定のこのモテモテっぷりも含めて、原田先生の愛を感じますv
・ フローレンツ・ジ―グフェルド 悠未ひろ
公称178実寸(目測)183cm、宙組の誇る長身男役ともちん(悠未)。芝居心があって、黒い役(Valentinoのギャング)もユーモラスな役も自在にこなせる人ですが、この稀代の興行師ジ―グフェルドはまさにハマり役。
夢を追い、大劇場を起こして成功させた度量の広さと押し出し、そして妻アンナの尻に敷かれ、金策に悩んで片腕ピーターの前ではへタレまくり、詐欺師ロナウドにしてやられるカワイイダメ男っぷりがまた絶品。
銀行からの取りたてか、と小柄な(とはいっても174cmあるんですけど^^;)ピーターの陰に隠れようとする様がなんとも可愛らしい。
・ フォーリーズのマネージャー ピーター 蓮水ゆうや
芝居の上手い人ですが、今回はジ―グフェルドの掛け合い漫才の相手方として(え?)ヴィジュアルもコミカルに作り込んできました!大きくロールした前髪。ジ―グフェルドに引っ張られて大きく手足を大の字にして空中から戻されるデフォルメされたアニメーションのような動きなど自然ですが、地味に上手い!
ジュディの親友ポーラとは密かにこれから職場恋愛が進展??というフリがあり、結末までは描きこまれていませんが、こういう匂わせて膨らませる役の設定はアリだと思います^^
・ ダンス教師・振付師 ジェームス 澄輝さやと
姿の良い人で、ノ―ジャケットのベストスーツ姿でタップの見本を見せるのが、キレイに決まっていました。
ただ脇に控えているだけの時でも、キレイにスッと背筋を伸ばして、胸を心持ち敢えて強調して張っている立ち姿がすでにダンス教師っぽい。
ひょこひょこしている(笑)ちーちゃん(ピーター)と、好対照で、この3人の並びがなんとも良い感じ^^
・ フォ―リ―ズ・ガールズ
オーディションシーンに入る冒頭、下手に集まったレトロなワンピース姿の女の子たち10数名、頭に分厚い本を載せて、バランスを取りながらしずしずと銀橋を渡ります。
音楽は勿論、テーマ曲のような a pretty girl is like a melody~
ダンサー大海亜呼ちゃんは自信たっぷり、百千はちょっぴりダメな子?
美少女池銀ガール玲美うららちゃんはやっぱりこういう女の子たち、の中にあってもすぐにわかりますねv
ジュディの親友ポーラ役のれーれ(すみれ乃麗)はレモンイエローのローウエストワンピに黒いヘアリボンが良く似合って、愛らしい。その愛らしさでジ―グフェルドに気に入られ、妻である大スタ―、アンナ・ヘルドの不興を買い、後の移籍騒ぎとジュディとの因縁につながる・・・という伏線のキーパーソン。ピーターとの淡い恋もちょっぴり描かれている美味しい役。スタイルが悪いとか(センターには)何かが足りないとか、散々な言われようではありますが^^;
アンナがライバルに引き抜かれた!と、慌てる経営陣の様子をエアードアの向こうに押し寄せて全員で聴き耳をた
てるシーンの演出もいい。
グレタ・ガルボ、マレーネ・ディートリッヒとそうそうたるスターが取りざたされ一喜一憂する彼女たちの反応と合わせてテンポよく最後ドアが開くと雪崩を打って固まっているのをあっきーに叱られる・・・の流れも。
・ スター歌手 アンナ・ヘルド 純矢ちとせ
完成したら、そのお知らせを、ここに書きますので、全部揃ったところでお読みになりたい方は、こちらをチェックなさってくださいませ*
ついに書きます。って千秋楽の朝に何も・・・^^;

ミュージカル
『華やかなりし日々』
作・演出/原田 諒
■主演・・・大空 祐飛・野々 すみ花
【公演期間】
宝塚大劇場 2012年4月13日(金)~5月14日(月)
東京宝塚劇場 2012年6月1日(金)~7月1日(日)
【解説】
「狂騒の時代」と称された1920年代のニューヨークを舞台に、ヨーロッパから渡ってきた移民の青年の愛と野望の軌跡をドラマティックに描いたミュージカル。貧しい移民街からのし上がり稀代の詐欺師となって巨万の富を築いた男は、ショー・ビジネスの世界を次なる標的とし、劇場を手に入れようと画策するが……。大空祐飛が謎を秘めた詐欺師に扮し、独自のダンディズムと哀愁を十二分に魅せます。また、かつて一世を風靡した“ジーグフェルド・フォーリーズ”の豪華絢爛なレビューシーンも、見どころの一つです。尚、この作品は演出家・原田諒の宝塚大劇場デビュー作となります。 <以上、宝塚公式HPより>
「ニジンスキー」「ロバート・キャパ」とバウの佳作を続けて出し、ついに大劇場デビューの原田先生。
しかも人気トップコンビの退団公演・・・となるといきなり高い期待値で、そのハードルをどう乗り越えるか・・が注目されてきた作品でしたが、結果として、成功だったのではないかと思います。
いや、わたくしが、人物描写が薄い、とか、展開がご都合主義で、色々なフラグの回収をキチンとせず、放りっぱなしだとか言われる欠点とされる部分よりも、意外と下級生まで得意分野を良く見て振リ分ける配役のバランス感、背景・衣装の色彩的なセンスの良さ、というプラス面を評価していることが大きいのですが^^
初日はシュツットガルトを優先した結果逃しましたが、6月3日(日)の宝塚立見席初体験の初見から、2回目の神席(1列目センター!)を経て、6月30日(土)11:00公演まで、6回観て、今日の千秋楽でLAST.
それでも観足りない、観れば観るほど楽しくなる作品でした。
物語は、1927年、NY 天才詐欺師ロナウド・フィリップス(大空祐飛)がロシアの亡命貴族、アレクサンドル・ウォリスキーとして栄華を極めた生活をしている場面から始まり、彼が実は移民の孤児で、レビューのジ―クフェルド・フォーリーズで有名なニュー・アムステルダム劇場を手に入れる夢を抱くところまで振りかえります。そして20年後に実現に王手をかけるところまで到達。しかし、幼馴染の死から足がつき、捕まる寸前で、また、一から出直す・・・・という展開。
以上がロナウド視線のストーリーですが、彼に絡むラブストーリーも用意されています。
というよりも、彼が愛に目覚めたことから計画に微妙な軌道修正が入り・・・運命が変わった、と言えるのかも。
フォーリーズを目指して一度は挫折、もぐり酒場でのショーガールとしてデビューしたところで、ロナウドと出会い、彼の後押しでフォーリーズの主役の座を射止めるショーガール、ジュディ・レイン(野々すみ花)の存在が恋愛モードでの大きな要素です。
フォーリーズのオーディションで、友達ポ―ラ(すみれの麗)をかばって看板女優アンナ・ヘルド(純矢ちとせ)と大喧嘩。流れた先のクラブでは、顔役のギャング キング・グラント(鳳翔大)に目をつけられるが、毅然と拒否。
そのせいで、騒ぎを起こしてクラブに戻れなくなるが、助け出してくれたロナウドが、自分がスポンサーになったばかりのフォーリ―ズの主役に推薦。だが、大恩人のロナウドにも、庇護者としての態度をとられると反発してしまう・・・。
常に夢に向かって一途に突き進みながらも毅然と自己を高く保つためにはの不器用なまでに強く主張をしてしまうジュディ。それでも 実力とその志に嘘のなさを見て見どころアリと心を開く協力者は後を絶たず、成功への階段を駆け上る・・・というのがまさにすみ花クオリティ。
クラブのショーでの妖艶な大人っぽさ、フォーリーズのショーで、華やかきわまる舞台のセンターを務められるだけの品格ある可憐さと華、演技派女優、野々すみ花の実は自在に大人のムードを醸し出すことのできる能力は、芸風も学年的にも大人なスター大空祐飛の相手役として務めてきた中で彼女自身が獲得してきたもの。そのショースターとしての彼女の魅力を芝居でも存分にみせた原田演出に、内心拍手。
登場人物をざっとご紹介しつつ寸評を。
1) アレクサンドル・ウォリスキー(=ロナウド・フィリップス)チーム
・ ロナウド 大空祐飛
とにかくカッコいい!大邸宅のパーティーにタキシードで主人役として登場する姿はどこのギャツビ―?
ふだんの仕立ての良いストライプスーツ姿のVゾーンが、広めの襟にウエストを絞ったジャケットに品の良いネクタイ、ベストに内襟に添わせた着物の半襟のようなスカーフづかいがエレガント。
詐欺師として活躍するハリウッド仕込みの辣腕エージェントとして登場する時の帽子と髭、メガネをはずして客席降りありで銀橋を渡りながら「詐欺師に用心したまえ!」と歌うちょっとコミカルなナンバーが特にラスト2日は絶品でした!「汝、男に注意したまえ!」と指さされたい!と客席で熱望(笑) 歌い始めに十字を切る仕草と手がまた絶品でした・・・
ジュディがギャングに絡まれたのを助けて、逃げた先の銀橋で、舞台衣装の上に着せかけられたコートを彼女が返そうと脱ぐのを、「着てろよ」(この言い方が・・・押しつけがましくもなくさりげなく優しい)と肩からしっかりと着せかけてあげるのもとても紳士的で・・・これぞ宝塚の男役。
スポンサーとして稽古の進み具合を視察に来た時に仲間のいじめで嘘の時間を教えられたジュディが遅刻して騒ぎになる間、さりげなくレッスンピアノの方に歩いてジュディが1人になったところで声をかけるまでのその場での身の処し方がなんともさりげなくて。こういう自分が芯になっていない場面でのあり方も上手い。
最後、フォーリーズのショーを客席通路から登場して赤い薔薇の花束を肩にのせて持ちつつゆっくりと銀橋に。
その舞台の上で輝くジュディと組子たちを眺める目の優しさとカッコよさ。銀橋センターにその花束を置いてかがんで2本の指を揃えて目元からちょっと挨拶するように振ってサッとオーケストラピットに降りる瞬間の粋さたるや!
(はい、一度これを眼の前1mの距離で観たときには死ぬかと思いました

ラスト、一文無しか、とコインを投げ上げてキャッチ。流れる動作でコートを脱いで肩にひっかけ、そのまま後ろ姿を見せて軽快に舞台後方に去っていくその足が消えるまで・・・見つめてしまいますね!
・ ロナウドの子供時代 星吹彩翔
最近気になるジェンヌさんなので、みっさまを差し置いて先に(笑)
20年前を思い出すロナウド・・・の回想シーン。親友ロイ(月映樹茉)とともにニュー・アムステルダム劇場の前で新聞とプログラムを売って日銭を稼ぐ孤児。寒さとひもじさに耐えながら一度でいいから・・とレビューに憧れるロナウドにロイが秘密の抜け道を教えると約束。これがラストの脱出劇につながるのが上手い伏線。
小銭を恵む観劇の紳士の後ろ姿に「俺たちは物乞いじゃない!」と瞳を燃やして悔しがる演技がスゴイ。
ここで「這い上がって見せる!」とこぶしを固めるプチロナウドがいるからこそ、その後の展開の一つ一つが重みを持ってくる。
ラストシーンで全てをリセットするロナウドの目の前に物売りの少年(百千糸)が。かつての自分だ。
あの紳士のように、差し出すリンゴを断ると、少年は物乞いじゃないんだと怒りに燃える。
すかさず、「それは君への投資だ。」と。あのロナウドあってこそ、これが次世代へのエールになるのですよね・・・。
CUTEなリスのような容姿と宙組の中では小柄(169cm)なので子役の多いモンチ(星吹)ですが、いつも演技に心が入っている割に嫌みがないのと、目の輝きが人目を引くのと意外とプロポーションのバランスが良くて全ての技術に穴のない優等生なところで、今後も活躍が期待出来るのでは・・・と注目しています。
このシーンの後は、必ず客席から自然発生的に拍手が起こりました。
・ 子分のニック 北翔海莉
詐欺師としてのロナウドの舎弟?テキサス出身。銀橋での歌から家族はいるが離散家庭で都会での成功を夢見てきたことがわかる。この歌は北翔さんらしいドラマチックな力強いもので本領発揮。
あと、2度ある刑事アーサーとロナウドの心理戦のシーンでは、それぞれ、その場で密かに表情を変えて、胸に一物あるたくらむニック、つかまったけど、兄貴仕方なかったんだ、でも裏切ってない・・・という手を広げたジェスチャーで、セリフはなくても雄弁。
清楚な、病気の母思いの恋人、タイピストのキャサリン(愛花ちさき)とまじめなお付き合い。多分彼女のためにそのうち堅気に・・・と思っていそう。
色々と背景が書き込まれた美味しい役ではありますが、彼女にプレゼントしたジュエリーから足がついて、「次に会う時には付けてきて!」「ええ!」→質屋に入れてアシがつき、刑事登場 とは・・・;;可哀そう。
ニックのその後に幸多かれと祈ります^^;
・ ダニエル 風羽玲亜
ロナウドのスタッフ?市長の愛人(藤咲えり)に指輪を贈るために、「ダニエル」と合図されて、ジュエリーボックスをさっと開けて見せる、美しき執事。思わず、「あなた、だれ?」と(アンナのセリフ口調でお願いします^^)調べました^^;
174cmで美形。ただ、フォーリーズの紳士では登場するも、徹底してセリフなし。
ショーでも、ビリヤードのキューを使ってのダンスが印象的なクラブのシーンで、静かにバ―テンとして祐飛さんにキューを渡したりしていました。
存在することに価値のあるタイプとして美味しく使われているものの、演技口調にでも弱点があるのでしょうか?惜しいですね^^;
2) 刑事チーム
・ アーサー・シェルドン 凰稀かなめ
2番手の役としては、大空さんと組ませていただいた今までの3作の中で一番軽い役かもしれませんが、孤児院でジュディの初恋相手で彼女が主役と新聞で観て楽屋を訪ね、そこでパーティでの狙撃未遂事件の被害者ロシア貴族の大富豪ウォリスキー氏と再会。
彼の登場でジュディへの告白の腰を折られ気まずい思いをするが、スポンサーである彼がジュディに残した花束に添えられたメッセージから、自殺した狙撃事件犯人の昔の写真に残されたサイン、「ロナウド・フィリップス」=ウォリスキ―氏では?と解決への糸口を得ます。
事件に駆けつけるも、パーティ客に茶番の芝居と言い訳をして場を収めるウォリスキー氏から、口止め料の小切手を切られるが目の前で破り捨てる出会い、そしてジュディの楽屋での再会、最後に偽ジュエリーでアシがついたニックを伴っての、ウォリスキー邸での直接対決(=セリフの応酬による心理戦)と、大空氏とのがっつり芝居の見せ場というメインの他、ジュディとの再会場面での甘い顔、刑事部屋での普段の姿、銀橋の歌、と様々な面を見せる場をしっかりと与えられ、それぞれの場面にふさわしい存在感を発揮。
刑事、という地味めな役どころながら、ロングコート姿が「リラ壁」の頃とは比べ物にならないくらい着こなせて、男らしい色気が出ていたのがファン的には感動でした。
あと、銀橋の歌も、都会の憂愁を歌う雰囲気のある歌で、ちょっと甘さのある声と安定してきた歌唱力をアピール出来て出色の出来映えだったかと。。。
すみ花ちゃんとの思い出語りで、彼女の鼻をつまんで、「鼻っ柱の強いところは」変わらないね、と笑い合うところは彼女の演技力もあってほのぼのムードいっぱい。
大空さんをじわじわ追い詰めていきようやく自白にこぎつけたとホッと笑顔が出かかったところで、ジュディの初日というキ―で逆転されたときの流れも見どころ。遠雷の音がわざとらしいと言えばそうですが、BGMの曲調もいい雰囲気を醸し出していて、全体に明るく華やかな場面の多いお芝居のいいアクセントになっていたかと。
ラスト、ロナウドの残した花束を見つけ、メッセージカードを眼のあたりでひと振りしてしてやられた・・・の表情が大空さんリスペクトっぷりを出した良いお顔で退団公演2番手としてGOOD JOBでした

・ 同僚のビリー 凪七瑠海
都会っ子。金髪で細身で足が速くて頭の回転も速くて軽くて。
ぼけと突っ込みならツッコミ担当。
カチャ(凪七)は中日の「仮面のロマネスク」の従者アゾランで、なんてピッタリの役!と思ったものですが、(世知に長けたスマートな都会っ子。ちょっと調子に乗ってる^^;けど憎めない)
今回も同様な印象の役で、のってましたね。
かちゃの隣だと、宙男の横では基本ほっそり可憐にみえる凰稀さんがやたらと落ち着いたしっかりものに見える効果(笑)!
このチームは他に、上司に警部すっしーさん(寿つかさ)、同僚にりくちゃん(蒼羽りく)がいます。
すっしーさんは安心のクォリティ。りくちゃんはその補佐役的な感じ?
りくちゃんについては、ショーで語ります^^
3) フォーリーズ・チーム
・ ジュディ・レイン 野々すみ花
ほとんど冒頭で語りつくしましたが^^
彼女は3回啖呵を切ります。
最初はフォーリーズのオーディションで。親友ポーラがジ―グフェルドに褒められると、それが面白くない妻で一座のスターのアンナが難題をふっかけてポーラをおとしめますが、そこでアンナに対して。
「スターとしてのあなたに憧れてきたけれど・・・人間としてのあなたは尊敬できないわ」
次は、フォーリーズをあきらめて拾われたクラブ・ヴィーナスでのデビューショーで、目をつけて絡んできたマフィアの顔役、キング・グラントに対して。
「虫けらにしか見えないわ」
そして、ロナウドに見込まれて再度フォーリーズの主役として稽古に入り、同僚の嫌がらせにあっても、へこたれない気丈な姿に「思った以上に気が強いな」と笑うロナウドに対して。
「あなたには感謝しているけれど・・・わたしはあなたの玩具じゃないわ」
不器用で真っすぐな生き方しかできないけれど、才能とその性格が見込まれて・・・・
クラブ・ヴィーナスでのショーの媚びない大人びた妖艶さ、そして、フォーリーズ初日の舞台のセンターで、ソプラノで夢の世界の女王を華やかに可憐に品格をもって演じる彼女の晴れ舞台が2つ。
あまりにも大空さんがカッコよく描かれているので、すみ花ちゃんも退団なのに可哀そうという声がありますが、いえいえどうして、原田先生の、下級生時代から臆せずに演技力を発揮して「宝塚の北島マヤ」と言われた女優娘役野々すみ花に対するリスペクト感じられる良いお役だと。
しかも、相手役の大空さんだけでなく、2番手の凰稀かなめさんとは幼馴染で初恋相手。路線の男役でもっとも美貌の鳳翔大ちゃんまですっかりジュディファン設定のこのモテモテっぷりも含めて、原田先生の愛を感じますv
・ フローレンツ・ジ―グフェルド 悠未ひろ
公称178実寸(目測)183cm、宙組の誇る長身男役ともちん(悠未)。芝居心があって、黒い役(Valentinoのギャング)もユーモラスな役も自在にこなせる人ですが、この稀代の興行師ジ―グフェルドはまさにハマり役。
夢を追い、大劇場を起こして成功させた度量の広さと押し出し、そして妻アンナの尻に敷かれ、金策に悩んで片腕ピーターの前ではへタレまくり、詐欺師ロナウドにしてやられるカワイイダメ男っぷりがまた絶品。
銀行からの取りたてか、と小柄な(とはいっても174cmあるんですけど^^;)ピーターの陰に隠れようとする様がなんとも可愛らしい。
・ フォーリーズのマネージャー ピーター 蓮水ゆうや
芝居の上手い人ですが、今回はジ―グフェルドの掛け合い漫才の相手方として(え?)ヴィジュアルもコミカルに作り込んできました!大きくロールした前髪。ジ―グフェルドに引っ張られて大きく手足を大の字にして空中から戻されるデフォルメされたアニメーションのような動きなど自然ですが、地味に上手い!
ジュディの親友ポーラとは密かにこれから職場恋愛が進展??というフリがあり、結末までは描きこまれていませんが、こういう匂わせて膨らませる役の設定はアリだと思います^^
・ ダンス教師・振付師 ジェームス 澄輝さやと
姿の良い人で、ノ―ジャケットのベストスーツ姿でタップの見本を見せるのが、キレイに決まっていました。
ただ脇に控えているだけの時でも、キレイにスッと背筋を伸ばして、胸を心持ち敢えて強調して張っている立ち姿がすでにダンス教師っぽい。
ひょこひょこしている(笑)ちーちゃん(ピーター)と、好対照で、この3人の並びがなんとも良い感じ^^
・ フォ―リ―ズ・ガールズ
オーディションシーンに入る冒頭、下手に集まったレトロなワンピース姿の女の子たち10数名、頭に分厚い本を載せて、バランスを取りながらしずしずと銀橋を渡ります。
音楽は勿論、テーマ曲のような a pretty girl is like a melody~

ダンサー大海亜呼ちゃんは自信たっぷり、百千はちょっぴりダメな子?
美少女池銀ガール玲美うららちゃんはやっぱりこういう女の子たち、の中にあってもすぐにわかりますねv
ジュディの親友ポーラ役のれーれ(すみれ乃麗)はレモンイエローのローウエストワンピに黒いヘアリボンが良く似合って、愛らしい。その愛らしさでジ―グフェルドに気に入られ、妻である大スタ―、アンナ・ヘルドの不興を買い、後の移籍騒ぎとジュディとの因縁につながる・・・という伏線のキーパーソン。ピーターとの淡い恋もちょっぴり描かれている美味しい役。スタイルが悪いとか(センターには)何かが足りないとか、散々な言われようではありますが^^;
アンナがライバルに引き抜かれた!と、慌てる経営陣の様子をエアードアの向こうに押し寄せて全員で聴き耳をた
てるシーンの演出もいい。
グレタ・ガルボ、マレーネ・ディートリッヒとそうそうたるスターが取りざたされ一喜一憂する彼女たちの反応と合わせてテンポよく最後ドアが開くと雪崩を打って固まっているのをあっきーに叱られる・・・の流れも。
・ スター歌手 アンナ・ヘルド 純矢ちとせ
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