キモノでPICASSO ①

10日の日曜日、MidTownのサントリー美術館で「巨匠ピカソ展」にお着物友達と行って参りました。
前日の土曜日には乃木坂の国立新美術館でのピカソ展に行ったこともあり、ピカソ作品の多面性、彼の人生と芸術について俯瞰的に見ることが出来て今回の企画を存分に楽しめたように思います。
（ピカソ展については後日・・・）


ご一緒したのは左から宮本さん、どなさん、miwaさん。
仙台から遊びにいらしてくださるどなさんを囲んで・・・の恒例のおきもの会です。
このメンバーは個性が異なりつつも、それぞれが一味違ったお洒落なキモノの着こなしを見せてくださるのでいつも楽しみです


左のどなさんは薔薇、右のmiwaさんはフルーツの豆千代さんの帯です。
鮮やかなタッチ、垂の部分にまでしっかりと柄が入っているあたり、さすがアンティークきもののよさを知り尽くした豆千代さんオリジナルですね。使い勝手のよい白地、黒地、と言う地色の選択や季節を問わずに使える柄のモチーフ選びなど使い手の気持ちに立った商品作りには感心させられます。
実はわたくしもリリースされたばかりのフルーツ帯を入手しており・・・
この日も候補にしていたのですが、ピカソ展、ということでちょっと違ったアプローチに変更したおかげでオソロの2人にならずにすみました
アンティークきものですとまずヒトとかぶることはありませんが、豆千代さんのような人気店の新作となるとこういうニアミスは大いにありうるな、と思ったことでした。使うときには気をつけなくては(笑）！



左のわたくしはアンティークの黒バラ帯。
前に柄がこないように仕立て直されたもので、最初は残念に思いましたが、今回のように帯留めに個性のあるものを使いたいときには重宝です。
ピカソ展、ということで黒と赤を基調にモダンな雰囲気でまとめてみました。
宮本さんはアンティークのお着物とコーディネートされた染の帯。
フリの長いお袖のお着物は襦袢に見える部分と伊達衿に同じワインカラーの布があしらわれている特注仕様。
とても調和のとれたはんなりとしたお着物と帯の一揃えでした。



ピカソ展のあとは、ミッドタウンの外、ガーデンに離れのようにあるレストラン、「CANOVIANO　CAFE」でランチ。爽やかなSoaveClassicoとシンプルで食材にこだわったお料理は良く合います。
この建物は安藤忠雄デザインということで内装もシンプル。
お写真はデザートですが、このように同じコースを頼んでもそれぞれ違ったデザートを出されるのがこちらの特色。どちらも美味しそうですよね・・・
自分のデザートに満足しつつも、次はあちらを・・・と次回につなげるのが目的(笑）？



こちらはエスプレッソタイムにどなさんが皆に配ってくださった仙台のお菓子。
ショコラブッセ。
持ち帰らせていただき、家でのティータイムにいただきました。
軽い食感でとても美味しかったですｖ
どなさん、お気遣いありがとうございました