「TOP HAT」語り、脇の気になる人々編、です
■ジョージ&コレッリ支配人:星吹彩翔
わたくしがモンチ(星吹)を好き過ぎるのですが・・・それにしても、一幕最後、LONDON公演楽屋でのジョージは印象的でした。オネエな付き人?ヘア&メイクアップアーティスト?なのですが、一場面だけなのに上手い!とうならせ、笑わせてくれました。
サラサラボブを指でいじり、なでつけながら、大好きなジェリーに絡みナルシストでもあり・・という。洗練された身のこなしながらやややり過ぎ感を出してコメディエンヌであることをはっきりと示し、通りの良い声を作り込んでの弾けたキャラクターに、本当に上手いな~と。
翻っての2幕通しでのベネチアのラグジュアリーホテルの支配人。真逆な落ち付いた威厳とサービス業の達人らしい当意即妙な味ある脇役を過不足なく演じていて。
本当になんでもこなせるモンチ。新公主演を分け合う愛りく(愛月・蒼羽)と同期ゆえ、センターのスポットを浴びるチャンスがないのがなんとも勿体ないほどの実力者。その彼女が脇を締める贅沢を出来るだけ長く味わいたいと熱望。モンチは本当に宙組の宝だと実感しました。
■ホテル・ベネチアのダンサーズ: 大海亜呼、和希そら
学年差を超えて・・・。上から数えて2番目の女役、宙組の誇るダンサー大海さん、そして96期、まだ新公学年の和希そら。ともにダンサー枠(そらちゃんは歌手枠でもありますが)でカウントされるスターさんではありますが、男女の学年差ゆえ、今まで組んで踊ったことってなかったのでは・・・?の2人が2幕冒頭から真っ白なお衣装で、ガンガン職業ダンサーの演技とはこれだ!的に踊り続けます。
公称164cmのあこ姐と168cmのそら氏、ほとんど身長差もないと思われますが、いきいきとエネルギッシュに踊りまくるあこ姐をしっかりとリード&サポートしてきちんと男女に見せるそら氏、ダンサー同志の信頼とおもうがままに踊れる喜び、そしてそこはかとなく漂うホテル専属ダンサーのプロフェッショナル感が良い雰囲気でした。
そら氏は1幕ではお花屋さんのオーナー?で、花屋店員のありさちゃん(瀬音リサ)とお花を贈り合ったりして小芝居していましたね^^
この公演のあと、次回作「王家に捧ぐ歌」の集合日に、大海さんの退団が発表されて・・・。
王家、では娘役にはほとんど役らしい役がないので、この作品で彼女の得意とするところを発揮できるお役で本当に良かった!と思ったことでした。
あと、NW宙!で歌手として大活躍されていた花里まなさんも同時退団で。
大劇場のエトワールが夢と語っていた彼女のために、「王家」でのエトワールが回ってきますように・・と念じています
■ホテル・ベネチアのイケメンウエイタ―ズ: 美月悠、星月梨旺、春瀬央季、七生眞希
長身の94期の3人プラス小柄でカワイイ95期。白シャツ黒蝶タイベストにちょっと斜めにタックを取ってウエストに挟み込んだようなエプロンが小粋な4人。
2幕冒頭、霧のロンドンから陽光溢れるベネチアへ!という解放感が、舞台いっぱいに溢れていたのは上記のダンサーズと客にチャラく絡みまくる伊達男のウエイターたちの功積かも。
ちょっと目を離したすきに水着美人の肩に腕をまわすさお(美月)、ピンクのシャンパンを主役カップルにサーブする仕草が細かいところまでエレガントなかなこ(春瀬)、顔芸しまくり、美形だと自覚ないな・・と思わせたりお(星月)。彼女は1幕ラストの朝夏氏のシャドウダンサーとしてタップの特技も披露されていますね! そして普段はカワイイ子だけれどダンスでは活き活きと大きく踊るまりな(七生)とそれぞれにキャラのたった華ある4人でした。
2幕で客席降りの演出があり、千秋楽、その生まれ持った流し目(笑)で、辺り一帯を地引網漁業のようにさらった春瀬氏、レーダーついているでしょ!と確信した、自分に向けられた目線はもれなくキャッチの美月氏を確認できたことは本公演のMyハイライトのひとつです^^
他にも、
■1幕最後のジェリー主演、ホレスの新作レビューの幕開けをケレン味たっぷりに告げる司会者に天玲美音
彼女の風貌の濃さと美声が活きるナイスな配役
■新作レビューのセンター歌手に花音舞
ゴールドスパンコールのマーメイドドレスでセンターで歌うきゃのん・・・(花音)
彼女はモンテクリストでは酒場の女主人、風共でもベルの経営する赤いランプの店の筆頭従業員と”酒場の女専科”。ちょっと庶民的な風貌と情の濃そうな雰囲気が演出家にそう配役させてしまう安心感を醸し出しているのかと思いますが、そんな彼女の堂々たるショースターに組ファンとしては胸が熱くなりました。と同時にこれって餞別では(失礼にもほどが)と一瞬よぎってしまったときにあぁ、ヅカファン長く続けすぎた・・と自らをふりかえってしまいました。
■花屋の店員の瀬音リサ
毎日、重たい蹄鉄型の巨大フラワーアレンジメントを運んで・・ご苦労様です!
とても可愛らしい娘役らしい娘役演技ができる彼女、もちろん他の場面でたくさんそういう役をされていましたが、ここちょっとコミカルで意外な可愛らしさがありました。
■穂稀せりのタップ
全員参加の冒頭の青とオレンジの(なんでしょうね、この謎の補色配色^^;)タップシーン、そして一幕最後の黒白の正統派お衣装でのタップダンス場面、宝塚には珍しくコロコロした体型の男役が2人・・・(もう一人は多分99期の澄風なぎくん、ともに167cm)となんとなく気になるのですが^^;穂稀さん(98期)は、コロコロ体型(何度もスミマセン)の割にとても軽やかなステップを踏まれて演技も達者。
逆にこの時代(アステア&ロジャース)のミュージカル映画ってこういうコメディ専科の上手い役者がいたよなぁ的な味わいを醸し出して。若手ながら汝鳥さん系の専科さん候補生としてチェックしてしまいました^^
あと、タップのところでふれた、青とオレンジという謎配色のお衣装(これを破綻なく着こなせる宙組生がスゴイxxx)以外は、全てのお衣装が素敵でした。
そして、ロンドンのホテルとベネチアのホテルのセットも・・。
旅行に行ってちょっと良いグレードのホテルに滞在したいかも・・となぜか観終わった後にヨーロッパ旅行に旅立ちたくなったわたくしです
■ジョージ&コレッリ支配人:星吹彩翔
わたくしがモンチ(星吹)を好き過ぎるのですが・・・それにしても、一幕最後、LONDON公演楽屋でのジョージは印象的でした。オネエな付き人?ヘア&メイクアップアーティスト?なのですが、一場面だけなのに上手い!とうならせ、笑わせてくれました。
サラサラボブを指でいじり、なでつけながら、大好きなジェリーに絡みナルシストでもあり・・という。洗練された身のこなしながらやややり過ぎ感を出してコメディエンヌであることをはっきりと示し、通りの良い声を作り込んでの弾けたキャラクターに、本当に上手いな~と。
翻っての2幕通しでのベネチアのラグジュアリーホテルの支配人。真逆な落ち付いた威厳とサービス業の達人らしい当意即妙な味ある脇役を過不足なく演じていて。
本当になんでもこなせるモンチ。新公主演を分け合う愛りく(愛月・蒼羽)と同期ゆえ、センターのスポットを浴びるチャンスがないのがなんとも勿体ないほどの実力者。その彼女が脇を締める贅沢を出来るだけ長く味わいたいと熱望。モンチは本当に宙組の宝だと実感しました。
■ホテル・ベネチアのダンサーズ: 大海亜呼、和希そら
学年差を超えて・・・。上から数えて2番目の女役、宙組の誇るダンサー大海さん、そして96期、まだ新公学年の和希そら。ともにダンサー枠(そらちゃんは歌手枠でもありますが)でカウントされるスターさんではありますが、男女の学年差ゆえ、今まで組んで踊ったことってなかったのでは・・・?の2人が2幕冒頭から真っ白なお衣装で、ガンガン職業ダンサーの演技とはこれだ!的に踊り続けます。
公称164cmのあこ姐と168cmのそら氏、ほとんど身長差もないと思われますが、いきいきとエネルギッシュに踊りまくるあこ姐をしっかりとリード&サポートしてきちんと男女に見せるそら氏、ダンサー同志の信頼とおもうがままに踊れる喜び、そしてそこはかとなく漂うホテル専属ダンサーのプロフェッショナル感が良い雰囲気でした。
そら氏は1幕ではお花屋さんのオーナー?で、花屋店員のありさちゃん(瀬音リサ)とお花を贈り合ったりして小芝居していましたね^^
この公演のあと、次回作「王家に捧ぐ歌」の集合日に、大海さんの退団が発表されて・・・。
王家、では娘役にはほとんど役らしい役がないので、この作品で彼女の得意とするところを発揮できるお役で本当に良かった!と思ったことでした。
あと、NW宙!で歌手として大活躍されていた花里まなさんも同時退団で。
大劇場のエトワールが夢と語っていた彼女のために、「王家」でのエトワールが回ってきますように・・と念じています
■ホテル・ベネチアのイケメンウエイタ―ズ: 美月悠、星月梨旺、春瀬央季、七生眞希
長身の94期の3人プラス小柄でカワイイ95期。白シャツ黒蝶タイベストにちょっと斜めにタックを取ってウエストに挟み込んだようなエプロンが小粋な4人。
2幕冒頭、霧のロンドンから陽光溢れるベネチアへ!という解放感が、舞台いっぱいに溢れていたのは上記のダンサーズと客にチャラく絡みまくる伊達男のウエイターたちの功積かも。
ちょっと目を離したすきに水着美人の肩に腕をまわすさお(美月)、ピンクのシャンパンを主役カップルにサーブする仕草が細かいところまでエレガントなかなこ(春瀬)、顔芸しまくり、美形だと自覚ないな・・と思わせたりお(星月)。彼女は1幕ラストの朝夏氏のシャドウダンサーとしてタップの特技も披露されていますね! そして普段はカワイイ子だけれどダンスでは活き活きと大きく踊るまりな(七生)とそれぞれにキャラのたった華ある4人でした。
2幕で客席降りの演出があり、千秋楽、その生まれ持った流し目(笑)で、辺り一帯を地引網漁業のようにさらった春瀬氏、レーダーついているでしょ!と確信した、自分に向けられた目線はもれなくキャッチの美月氏を確認できたことは本公演のMyハイライトのひとつです^^
他にも、
■1幕最後のジェリー主演、ホレスの新作レビューの幕開けをケレン味たっぷりに告げる司会者に天玲美音
彼女の風貌の濃さと美声が活きるナイスな配役
■新作レビューのセンター歌手に花音舞
ゴールドスパンコールのマーメイドドレスでセンターで歌うきゃのん・・・(花音)
彼女はモンテクリストでは酒場の女主人、風共でもベルの経営する赤いランプの店の筆頭従業員と”酒場の女専科”。ちょっと庶民的な風貌と情の濃そうな雰囲気が演出家にそう配役させてしまう安心感を醸し出しているのかと思いますが、そんな彼女の堂々たるショースターに組ファンとしては胸が熱くなりました。と同時にこれって餞別では(失礼にもほどが)と一瞬よぎってしまったときにあぁ、ヅカファン長く続けすぎた・・と自らをふりかえってしまいました。
■花屋の店員の瀬音リサ
毎日、重たい蹄鉄型の巨大フラワーアレンジメントを運んで・・ご苦労様です!
とても可愛らしい娘役らしい娘役演技ができる彼女、もちろん他の場面でたくさんそういう役をされていましたが、ここちょっとコミカルで意外な可愛らしさがありました。
■穂稀せりのタップ
全員参加の冒頭の青とオレンジの(なんでしょうね、この謎の補色配色^^;)タップシーン、そして一幕最後の黒白の正統派お衣装でのタップダンス場面、宝塚には珍しくコロコロした体型の男役が2人・・・(もう一人は多分99期の澄風なぎくん、ともに167cm)となんとなく気になるのですが^^;穂稀さん(98期)は、コロコロ体型(何度もスミマセン)の割にとても軽やかなステップを踏まれて演技も達者。
逆にこの時代(アステア&ロジャース)のミュージカル映画ってこういうコメディ専科の上手い役者がいたよなぁ的な味わいを醸し出して。若手ながら汝鳥さん系の専科さん候補生としてチェックしてしまいました^^
あと、タップのところでふれた、青とオレンジという謎配色のお衣装(これを破綻なく着こなせる宙組生がスゴイxxx)以外は、全てのお衣装が素敵でした。
そして、ロンドンのホテルとベネチアのホテルのセットも・・。
旅行に行ってちょっと良いグレードのホテルに滞在したいかも・・となぜか観終わった後にヨーロッパ旅行に旅立ちたくなったわたくしです
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