マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『謝肉祭』  そして  『まだ悟らないのか』

2015-02-17 20:58:34 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

 今日は2月17日。年間第六火曜日。 『謝肉祭』 の最終日です。
      そして。 いよいよ。
明日・2月18日、『灰の水曜日』。  『四旬節』 の始まりです。
     
   『灰の水曜日』~『復活祭・イースター』 までが 『四旬節』。
      2015年は、2月18日~4月5日まで。 

                       節制と痛悔の期間です。

   四旬節の直前に・・・
   肉を食べて、お祝いをしようというのが 『謝肉祭』 『カーニバル』 です。

   世界中のさまざまな町で、賑やかにお祭りがくり広げられます。
有名なカーニバルは、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで行なわれるもの。

きらびやかな衣装を身にまとい、夜通し踊り歩き、騒ぎ立てる様子は、
   キリストの断食とはかけ離れた様相を呈していますが、
            これもありですよね。

私も今宵は・・・
”明日から四旬節の間は慎みましょう!”

  と。  『謝肉祭ワイン』

   私のお酒が大好きな男友達。
   毎年、四旬節中は 『禁酒』。
     『償いのわざ』 として
   『神へのささげ物』 とします。


     『今日のイエスの御言葉』
    『弟子たちは論じ合っていた。
  イエスはそれに気づいて言われた。

    「なぜ、議論するのか。
 まだ、分からないのか。 悟らないのか。
    心がかたくなになっているのか。
目があっても見えないのか。 耳があっても聞こえないのか。
       覚えていないのか。
  イエスは、「まだ悟らないのか」 と言われた。』
                   マルコ福音書 8章16~18&21節

      以下。
      一昨日の主日。 司式司祭の説教の一部です。
 
人間は、罪の結果として、この世で大変な苦労をしなくてはならなくなりました。
    日毎の糧を得るために、苦労して、汗水流して働きます。 
アダムとイブ・男と女は、助け手同士として造られたのに、支配しあい、苦労しあう仲となりました。
         重い病気にかかったりもしますね。

          そんな現実の中で・・・
            『御言葉』 は語ります。
    『重い皮膚病を患っている人が、イエスのところに来てひざまずいて願い、
      「御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」と言った。
        イエスが深く憐れんで、手を差し伸べてその人に触れ、
            「よろしい。清くなれ」 と言われると、
       たちまち重い皮膚病は去り、その人は清くなった。』
                                    マルコ福音書 1章40~42節
 
           司式司祭の説教は続きました。
  「皆様!
  皆様は、この重い皮膚病の方のように、悟っていますか?
          イエス様なら、重い皮膚病も清くできるという
    イエスに対する強い信仰が、この方にはありました。
               イエスの力を悟っていました。
 
   皆様!
皆様は、イエスを本当に、救い主。 私を清めてくださる救い主として信じていますか?
   苦しみ、悩みから解放してくださる方であると、本当に信じていますか?
      真実』を、重い皮膚病の方のように、悟っていますか?
 
    皆様! 希望を持って、私たちも悟れるように、がんばりましょう!』
 
                             以上。 司祭様の説教の一部でした。
 
皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
どなた様も、四旬節中になさいます 『断食』、『節制』 が、
心も体も清められて、豊かな実りを結び、喜びを味わうことができますように、お祈り申し上げます!