あなたなら、野良猫赤ちゃんに、食べ物をあげる？ あげない？

昨夜,テレビで、ドラ猫に食料をあげる婦人と、そのため付近で困っている住民の話題が、取り上げられていました。　ドラ猫に、食料をあげるべきか？あげないべきか？と、住民が話し合っていました。
私の朝のランニングコースの公園辺りにも、以前から、野良猫が４匹住んでいます。　私は毎朝そのかわいい猫ちゃんに会うのですが、大きくなった猫で元気一杯なので、食事をあげる気持ちには、全くなりませんでした。　

ところが今朝６時、昨日出会った寝転がるママ猫とママのおっぱいにしがみついている赤ちゃん猫に、私は迷わず、かつぶしと水を、あげてしまいました。

昨日の朝のランニング中、他の猫とはちょっと離れた所に、生まれたての赤ちゃんとママ猫に、出会いました。
ママのおっぱいにしがみついている赤ちゃん猫と、赤ちゃんを抱きかかえているママ猫は、微動だにしません。
私は、その二匹の猫から、目が離せませんでした。　「どうしよう？」　「助けてあげたい！」　
可愛いい・・愛おしい・・「食べ物はどうしているのかしら？」「赤ちゃん連れでは、食べ物を探しに行けないでしょ？」
孫のメグちゃんとママ二人の、おっぱいを通しての深いつながりを、思い出していました。　　
ママの大事な血液である母乳を飲んで、メグちゃんは、毎日どんどん大きくなっていきます。
ある日・・ママは、「元気になってね」とお友達から頂いた高級チョコが美味しくて、パクパクと食べちゃいました・・その次の日、メグちゃんの顔は、肌荒れで全面、赤くなっていまい、大騒ぎしました！
ある日は・・ママは、おっぱいに水分をとられ、水分不足で便秘になりました。　便秘解消のため、豆を一杯戴きました・・その次の日、メグちゃんも、うんちが驚くほど一杯出ました！　もちろんママもね！！
ママの食べ物と赤ちゃんのおっぱいが、密接な関系であるのを、目の当たりにしました。
ママ猫と赤ちゃん猫の関係も同様でしょう・・でも、どらのママ猫は、赤ちゃんにしがみついていられて、
食べ物を探しにいけません。
ママのおっぱいにしがみついて、「ごっくん！ごっくん！」と音を立てて、おっぱいを飲むメグちゃんの姿が、ママ猫の出ないでしょうおっぱいにしがみついている赤ちゃん猫と、重なりました。
「今日は、何も持っていないの。ごめんね。明日、食べ物を持って来るね。待っててね」　と猫母子に、
私は約束をしました。

今朝、私は、猫親子との昨日の約束を果たして、かつぶしと水と器を、持って行きました。
昨日と、同じ場所で、赤ちゃん猫がママ猫のおっぱいにしがみついた同じ姿で、横たわっていました。　
近くに、そっと、かつぶしと水を、器に入れて、置いて、走り去りました。　
勿論、私の心の中で、「ドラに食料をあげるべきか？否か？」なんて葛藤は、今朝は全くありませんでした。
「食べてくれますように！」　「元気になってくれますように！」　　　　　　　
「赤ちゃん猫！　元気になって、メグちゃんとママのように、ママ猫の後をついて、元気に走り回ってね！」