マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

インフルエンザワクチン接種 そして 『神の国は、からし種が成長して大きな木になるのに似ている。』

2020-10-27 10:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。
10月27日。火曜日。曇り。

インフルエンザとコロナ禍
のダブルパンチの今年の冬。
インフルエンザワクチン接種
を勧められます。


       赤く色づいてきた・・・     『庭の木々』

                                美しい紅葉の始まりです

        美しいぶどうの葉ですが・・・今年は実が全くなりませんでした。
        虫も付いていなかったし 何が原因か? 肥料不足だったか?
             予測しなかったことが起こるものです。


    ワクチンとは、ウイルスや細菌等、病原菌を処理して作った薬剤のことですよね。
    ワクチン接種は、免疫の働きによって、体に侵入した病原菌の増殖を抑えます。
    免疫力ができ、体に侵入した病原菌の増殖を抑えるよう働くのです。

      理屈は分かりますが・・・
      接種したその時点で、体内の免疫力が下がっていたら、どうなるのでしょう?
        ワクチン接種でインフルエンザへの免疫力ができるどころか
           インフルエンザにかかちゃうのでは?
         予想しなかったことが起こるかもしれませんよね。


    日頃から、自分の体の『免疫力』のup and downについて、とても気を遣う私は
       今まで、インフルエンザワクチン接種をしたことはありません。
       

    今日は、自分の信念に反して、でもコロナ禍対策のために、新体験の日でした。
        インフルエンザワクチン接種をしてきました。  
    緊張する私に、 ”大丈夫ですよ!”と笑いながら、 対応くださる主治医でした。
                               感謝!感謝! 


そして。

今日は10月27日。年間第三十火曜日。

『今日の入祭唱』

  『新しい歌を主に向かって歌え。 全地よ、主に向かって歌え。
 国々に主の栄光を語り伝えよ。 諸国の民にその驚くべき御業を。』

         詩編 96章1&3節


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、  イエスは言われた。

       神の国は何に似ているか。  何にたとえようか。

         それは、からし種に似ている。
 
             『からし種の花』

    人がこれを取って庭に蒔くと、成長して木になり、
 
           『からし種の木』
 
         その枝には空の鳥が巣を作る。」』
            ルカ福音書 13章8-21節

今日も・・・

      イエス様は、 『たとえ』 を用いて、人々に話されました。
           『神の国は「からし種」に似ています。』 と。

       では、 たとえの『からし種』 とは何なんでしょう。 
  それは、『神の御言葉』と『神の働き』 であり、 『信仰』 ではないでしょうか? 


私はこんな風に考えました。

           『からし種』は、とても小さな種ですが、
 
      生長すると大きな木になり、鳥が巣を作るほどになります。
   それは、種を見ただけでは想像すらできないほど不思議なことです。
        『神の国』はそのようなものだということですね。    

まず始まりは・・・

  イエス様は、 沢山の『神の言葉』を話し、 沢山の『神の働き』をなさいました。

次に・・・
     
イエスの言動を見聞きする多くの人たちは、イエスを信じ、『信仰』が生まれたのです。

     小さく見える『イエス様の話と行い』は、 大きく広がりました。
        イエス様を知って、 イエス様を信じて、
          『信仰』が生まれ、
      人々は、一つに集まり、『共同体』を作ったのです。
  

     『共同体』を作った、イエスの弟子たちや信徒たちは、
           自分たちの『信仰』を人々に伝え
      更に、多くの『教会:神の国』へと発展していったのです。

多くの『教会:神の国』は、 『信仰』が深まり、霊的にも深くなっていきました。
         そして。
       大きくなった『からし種の木の枝』に空の鳥が巣を作るように、
       世界中の人々が、『神の国』に集い、そこで落ち着き、
        『平和』を味わうことができるようになったのです。
   


たとえば。
私の経験です。
私に洗礼を授けてくださった神父様は、
74歳の時に『からし種』
カンボジアの孤児たちや地雷で片足を失った方々の
住まわれる地に『播いた』のです。
すると・・・
日本国内の方たちや現地の司祭様たちの協力の『輪』が広がり、
『からし種』はどんどん大きくっていきました。
94歳になった今までの20年間の間に、
神父様が播いた『小さなからし種』は、
多くの『学校』『職業訓練施設』や外国に輸出までする『洋服製作所』
等々の・・・『大きなからし種の木』に育ったのです。
小さな一粒の『からし種』は、沢山の『神の国』をカンボジアに建設したのです。
カンボジアの皆様にとっての『平和』に満ちた『神の国』は、今も益々大きく育っているのです。


       『神の国』は初めは小さくても、 必ず拡大します。
          人間の力では不可能のように思えても、
            神の力で予測しなかったことが起こるのです
     『御言葉』は必ず成就し、 『神の国』は実現してゆくのです。



私たちも、
私たちが蒔く種は小さい小さい種です。
育つだろうか? 大きくなるだろうか? と心配しますよね。
しばらくは、育っていくのが見えなくても、
「思ったより大きくなるものですよ」と教えてくださるイエス様です。
神は、人間の失敗や弱さを通しても、『神の国』を発展させるお方です。
神のお働きに希望をかけて、今日も『からし種』を播いてまいりましょう。


『今日の祈願』

      『すべてを治められる神よ、
    み旨に従って生きる人に、あなたは神の国の喜びを備えてくださいます。
あなたからいただくすべてのものが、救いのみわざの完成に役立つものとなりますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
美しい『紅葉の秋』の始まりです。
遠出は難しいご時世ですが、近所の散歩で『紅葉の始まり』を
楽しみましょう。  お元気で!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿