なんと、書初めをした。
書道の筆を持つなんて、いつ以来だろうか・・・。覚えていないくらい昔。
昨日は、学校の冬休み明け授業で、日本お正月を生徒に体験してもらう企画だった。そのひとつが書初め。こともあろうに、私がその担当になってしまった。
実は小学校の頃習字を習っていた。たいてい、いつも賞をもらってはいたが、金賞とか銀賞どまりで、名のある賞を戴いたことはない。
久しぶりの習字だし、学生達もそれぞれに楽しんでいるようだからと、実は最初から傍観を決め込んでいた。ところが、私が敬愛してやまない主任教官が生徒の手を取り、まさに 打ち込み、留め、払い と教え始めた。
そっか、やぱっりきちんとすべきだよな~と、反省し、そこからは生徒の選んだ文字のお手本を書き、手をとって指導をする。
指導なんてできる腕前ではないが、それでも、子供の頃の習い事は、頭より体が覚えている感じで、結構スムーズに進むではないか。
そして、最後は私自信がその面白さにはまっていた。墨のにおいと、筆の運びがとってもよかった。
いいなあ日本の伝統文化。
ちなみに、我が息子達の習字の腕前は相当なもので、長男が5段くらい、次男は7段つまりその習字協会のトップだった。習字も色々と宗派があるようで・・。
彼らの祖母が師範であり、彼らの先生だった。三男は、自分の書いた字に対し、祖母から意見されたことが気に入らず、たった一日でやめてしまった。
彼ら(つまり三男以外)は、何気にふんふんと親よりも数段上手な字を書く。ただ、ペン習字はまた別物で、手紙の文字などは、冗談で書いているのかと思う。
さてさてこうやって、私の2009年の授業は始まった。