どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

怒った顔をしていた・・・らしい

2010-07-24 03:26:34 | かたまった
熱中症の後遺症がちょっとあった。これは、なかなか大変なことだったのだと、後から後から思い知れされた。

昨日は授業に復帰。担当授業を終えてスタッフルームに帰るなり、事務の女性から、『まだ、調子が悪いんですね。いつもニコニコの先生なのに、今日は顔色が悪いですよ』と、言われた。実は彼女は、日本語の堪能な韓国人。堪能とはいっても、母語ではないので、表現が非常に直接的、つまりとても事実に基づいた、正直な人ということになる。彼女の言葉からすると、いつもにこにこしているのに、今日は険しい顔ですね ということになる。
そっか・・・・
思いあたる節がある。

漢字の授業だった。生徒たちが聞き役だけに回ると、どうしても授業が硬直したようになって、生徒たちの眠気を誘うようなので、授業形態をがらりと変えて、新しい取り組みを始めて二回目の授業。発表する生徒を見るために、私は通常の位置から外れて、生徒の隣に座っていた。すると、何気なくある生徒の飲み物が見えた。アルミの缶にふたができるようになった、見慣れないボトルだった。あれ?ちょっとビールの缶に似た、絵柄だなあ・・・。でも、そんなジュースがあるのだろう。。。くらいに思った。と、そのとき、生徒と目が合った。あ っという表情をその生徒がした。その表情をみたとき、私はその新しいボトルがビールのものであると確信した。

ちょっと裏切られたような、怒りとも悲しさともつかない感情があった。授業終了後、その生徒を残した。そして、つとめて冷静にではなく、ケッコウ感情を出して、怒りを伝えた。

私ももちろんそうだし、留学生もそうだが、やはり目的をはっきり持っていないと、簡単に安きに流れていく。努力を続けるということは、簡単ではない。ひとりひとりの生徒たちがどんな思いで、日本へきたのかを、どこかで確認する作業を、一緒にしていくべきなのだろう と考えていた。

子供ではない年齢、でも決して大人ではない。また、留学生は精神的にはとても、強いところを持っていて、時に驚くほどもろい。

それにしても、険しい顔は良くないなあと、反省。感情を出して怒ったあとは、にこにことしていないと・・もう、そろそろ熱中症の後遺症もなくなる頃だし。。。と考えている。
コメント
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