お盆のお墓参りをした。
家族揃って といっても、私のことではない。私は一人で帰省しているし、父はあまり動けない。
揃ってお墓に来てくれたのは、叔父一家。いとこたちも、同居のいとこあり、帰省中のいとこもありだが、揃ってきてくれた。来てくれた・・・という表現はちょっとずれているかも。お墓は 代々のものであって、同じ株内ならば、お墓は同じだ。
ただ、今まで不思議なことに、一緒にお参りをしたことはなかった。
田舎に帰ると毎回同じ考えが、頭の中で堂々と廻っていく。田舎で暮らすということ。
家族がたくさん集まって、支えあって暮らす。そんな構図を見る。
同窓会があった。そこで、田舎で暮らしている友達が、草刈りのないコンクリートジャングルで暮らしたいと言っていた。そうか・・・・私も子供のころ、そういう思いで居たのかもしれないと思った。無いものねだりかもしれないが、こんな選択肢もあったのかもしれない・・と、思いながら、田舎の故郷の風景を眺めている。