金曜の被災から、6日目を迎えています。
今朝も、6時過ぎから、配給に並んできました。お風呂も被災の日から入っていません。
でも、家もあり、寝るところもあり・・・文句を言ったら罰があたりそうです。
私の職場では、留学生たちが帰国をはじめています。
卒業式もなしになってしまいました。生徒たちとのお別れは無しになりました。
地震より、原発の事故の方が、海外では深刻に扱われているそうです。本国から、帰国するようにという、指示もあったようです。
一瞬違和感がありました。が・・・この地に生活の根を下ろしている訳ではない、留学生たちにとっては、それが賢明な選択であろうと思います。
頭でわかっていても、足もとが崩れていくような寂しさがあります。2日前、「先生・・どうしたらいいかわからない」というメールが来て、会いに行き、抱きしめた生徒が、もういないのかと思うと、残念でなりません。
「明日があると思ってはいけない」と、つくずくと思っています。今学期、毎回行った漢字の復習テスト。すばらしい平均点を残した、ベトナムの生徒に、プレゼントをあげて、努力をたたえるつもりでした。月曜に・・・と思ったのに、次もあるからと先延ばしにした結果、ついにそれをしてあげることは不可能になってしまいました。
明日があると思わずに、今日を生きること、わかっているつもりで、わかっていないことばかりに気づかされています。