私の座右の銘は
巧妙の木登り
何度も言っているような気がするが、小学生の時に聞いた、巧妙な木登りの話は
すばらいと思った。
今朝のことだった。
バスを降りようとしていた。バスはもう、停留所だったし、最徐行だったし・・・・私は降りる準備をして、定期を取り出そうと鞄の中をまさぐっていた。
大きくて深い鞄だから手は鞄の底の方にあった。すると、バスは最後に〆のブレーキをかけ、停車の際は、大きく揺れた。
よろっとした私は、どこも掴むことができず、またなんだか頭の中もボーっとしていて、よろよろと後退していった。
後ろの男の人が手をだしてくれたのだろうと思う。やっと止まった。
最後の最後に何があるかわからない。油断は大敵なんだと改めて思った。