昨年は、産業カウンセラーとキャリアコンサルタントの資格を取得した。
産業カウンセラーはメンタルヘルスの領域であり、キャリアコンサルタントは、生き方の領域かなというのが、私の捉え方だ。
どちらも、カウンセリングを基本の手法とするため、キャリアの資格は、産業カウンセラー資格を取得したものでなければ、受験資格はない。
どちらも、民間資格ではあるので、国家資格のキャリアコンサルタントの資格を取得する方が、開業を考える場合は、有利とされている。
国家資格を受験するためには、2年間の実技経験をする必要がある。必須要件だ。
しかし、その仕事について、経験を積むのがたいへんだ。だって、経験者を求むという、求人ばかりだからだ。
悩ましけど、正面から取り組んでいくしかない。横道、脇道、なんも知らないから。
あの有名なユングは、人生は、中年の危機が一番危ないと提唱していた。すべてが、落ちていく時期。容貌も、体力も、知力も、そして、残りの人生、生きている時間さえも最期を意識せざるを得なくなる、時期。
不安が頭をよぎらない人なんていないと思う。わたしもどっぷりにその中に漬かっている状態だ。
ただ、ユングはその時、昔取った杵柄ではなく、新しい価値観を求め、何か今までとは、違ったことをやるべきだと言っている。
私は、そん教え通りに進んでいる。昔取った杵柄がないから、仕方ないのではあるが・・・・。
臆しても、ひるんでも、何も変わらない。
計画的な偶然性(クランボルツ)を信じて、正面突破しかない・・と、奮起する。