「飛騨高山ウルトラマラソン」 なるものがある。
6月に行われたのだが、私は応援で参加してきた。夫が走るというので、まじに心配して、応援となった。
「日本で一番過酷なコース」が売りというこのレースは、100キロと71キロの部がある。そのコースはというと、飛騨高山の古い街並みを走り、山を越え谷をまたぎ、お寺を参拝して帰ってくる。(100キロ)
お寺を省いて帰ってくるのが71キロ。そのお寺は「千光寺」山の上にあった。(;´・ω・)
参加者は3000人余。長い時間のレースなので、交通規制とかはなく、あれ~レースしてる人がいる、みたいな感じだった。市長さん自ら最初にゴールするランナーから最後の人まで、ゴール地点で握手で迎える。その時間差は、なんと8時間。市長さんにとっては8時間の握手レース。(この、人は選挙に落ちないだろうと思った)
私も、ところどころのポインに応援するために車で移動したが、そのコースの過酷さったらなかった。車が登れるのだろうかと思うような登りがあり、車で降りるのも怖いような、急で長い下りがある。
ランナーのみなさんは、それこそ20代から70代までいらっしゃる。主流は30代から40代。もしかしたら50代も主流のうちに入りそうな感じだ。筋肉は足だけでなく、顔まで引き締まっている。二重あごで走っている人は、数えるほどだった。(それでも、いました・・)
なんといっても圧巻なのが、ランナー諸氏の明るさ。元気があるというか、勢いがある。持っている気が違う。市長さんも8時間の握手は大変だけど、たくさんの「気」をもらうのだろうと思う。ゴールした後に、号泣している女性もいた。それが、なんとも美しい。女性の私が、見とれるほど美しい。お化粧っ気もない、汗になった顔に、涙がボロボロと流れて・・・。
私は、とっても月並みな言い方だけど、まさに「勇気」をたくさん頂いた。
レースは応援もいいけど、やっぱり自分が参加しなきゃと思った。という訳で、長い間お休みをしていたランニングを再開しました。
楽しみにレースを待ちます。狙いは、奈良マラソン\(^o^)/