まるで、清水の舞台から飛び降りるように始めた小鼓のお稽古。
初めての世界の飛び込んだのは無謀です。でも、、練習で先輩の皆様のお稽古を聞くだけで、それは、それは、唸るような素晴らしさを感じているのです。
問題は、たかーいお月謝。お月謝と言っても、月にたったの1回こっきり。お稽古時間は30~40分。お値段は、聞いてくださるなと言うほどお高い。
「なんたって仙台」、東北の雄とか、東北で独り勝ちなんて言われているようですが、首都圏に比べたら、機会に恵まれない。
先生は東京から、都度、出稽古にきてくださっているのです。お弟子さんの平均年齢は、この私が入ったから少し若返りをして72歳といったところでしょうか。
将来性があるか・・・と聞かれたら・・・黙るしかないような年齢のお弟子さんたちの為に、熱意では来てくださらないでしょうね~。旅費からすべてはこちら負担。だから一人ずつの負担も膨大になるのです。
そこが・・・気が重い。だから練習にも熱が入らなかったのです。足抜けを考えているからです。いつでも、頭の片隅で・・・。
ところが、雷鳴のごとく、昨日のお稽古中に私の中のヒラメ筋が踊りはじめ、ひらめきが起こったのです。
皆様は相当にお上手。舞台にお立ちになれるほど。いったいここまで来るのに何年かかったのだろうか・・。隅々、あちこちで聞こえてくるお話を総合すると・・・なんたって最初の曲を仕上げるのに1年かかったとか・・・。ちなみに私は2か月でした。(へへん\(^o^)/) だいたい、皆様、始めたのはあなたの年齢の頃からよ~とおっしゃる。私は若く見えると思っているので(決して、言われているではない・・)、そっか、20年くらいはかかるのね。
とすれば、私が5年で同じくらいのレベルになれば・・・なんとお月謝は1/4の値段になるということじゃない。これがいわゆるコストパフォーマンスでしょう?
私が努力すれば、コストパフォーマンスが上昇するのだということにやっと気づいたのでした。
すれば、猛練習して、元を早くとることを考えるしかないでしょう。これがモチベーション。お餅でも食べて維持に努めます。
写真は、小鼓の持ち方を写真で撮ったもの。一ヶ月に一度だと持ち方も忘れてしまうのです。(-_-;)