どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

線をひく

2008-10-01 05:04:23 | 徒然に

心の中で線を引く 日本語は面白い表現をする。

新幹線に乗る。自分の座席はここまで。。。。と、心の中で線を引く。

隣に乗り合わせた人が大雑把な人だと、こちらのつもりの線を越境してくる。不快になる。

生徒を持つ。向学心のある、若い生徒達と接すると、何かをしてあげたい という、気持ちになってくる。しかし、どこかで、線を引いておかないと、自分でも知らないうちに、越境してしまうような危惧を覚える。

息子にしてもしかり。難しい。

小学校から高校まで、多感な時期、また生活習慣や学習習慣など、生活の基本的な姿勢が身につく時期を米国で過ごした息子は、アメリカ人の発想を持っている・・・と、気づいている。しかし、日本語は上手だし、ましてや、日本人だと思うから、すっかりこちらに順応したものだと思っていた。

ああ・・・勘違い。物事はそんなに簡単ではない。

慣れない定期試験の期間は相当なストレスにもなるのだろう。彼はいつも、この時期に奇抜なアクションを起こす。

自分は表現者になりたいという。

日本人として持つ、私の理想の高校生像がガラガラと音を立てて崩れていく。

では、これがよそのお子さんだったらどうだろう。自分の息子でなかったら。

少なくとも、息子は自分ではない。いくら親とはいえ、線を引かなくてはならないだろう。しかし、今の私にはカウンセリングが必要な気がする。正しい知識を身につけ、正しく帰国子女と向き合う方法を身に付けないと、その言動と、自分の理想とのギャップに参ってしまう。

羅針盤を持たずに大洋を彷徨している感じすらしてくる。

とりあえず、線だ。線を引くんだ。

こういう取り留めのない考えにも線を引く。味覚の秋。天高く誰でも肥えるから気をつけなければならない、美味しいものいっぱいの秋。美味しいもの食べて幸せになろう。

今はとりあえずこういう方法しか思い浮かばないなあ。

 

 

 

コメント (2)
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