最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

マレーシアの風景(3)

2012-06-18 | 旅(海外)
マレーシアのバティック(ろうけつ染め)の工房を見学しました。


下書きなしで、蝋をたらしながら絵を描いていく技に、しばし見とれて……。  


記念にブラウスを一枚購入(写真の柄ではありませんが)。


イスラム教徒の女性が頭に被るトゥドン。写真のOKはもらっています。


きれいなモスク(礼拝堂)内。
イスラム教徒でなくとも、女性は髪を見せてはいけないようで、私もトゥドンを被って見学しました。


宗教上の習慣で、ちょっと困ったのはトイレでした。
イスラム教徒は、大も小も、終わったあと、水で清めるそうですが、
ウォシュレットなどないので、個室にシャワーやホースがついています(バケツに、水と柄杓が入っている場合も)。
床まで清めるので、便座も床も濡れていることが多く、苦労しました。
日本の、きれいで快適なトイレに慣れ過ぎているせいかもしれませんね。

マラッカにあるザビエル聖堂。


現在は、外壁しか残っていません。


マレーシアは、定年退職後のロングステイの人気ナンバーワンだそうですね。


確かに、きれいなところもたくさんありましたし、異文化に触れる旅としては楽しめましたが、
ロングステイとなると、私にはちょっと無理そうです。
まず、高温多湿の気候にやられました。


車の運転が乱暴だという印象も持ちました。
クアラルンプールから避暑地のキャメロンハイランドまでの、くねくね道は特に怖かったです。
そんな道でもスピードを出しているドライバーが多く、崖から落ちている車も見ました。
そのほかの道路でも、事故をたくさん目撃。


でも、旅の感想はひとそれぞれ。同じ行程でも、2、3ヶ月のんびり暮らしたい、という感想を持った方もいたようです。


珍しくネガティブな感想になってしまったのは、夫婦揃って旅先で体調を崩したせいもあると思います。
夫は、最終日の一日をホテルで寝て過ごし、私は帰国日にダウン。
ひとり旅をしていた、旅行代理店勤務の女性にすっかりお世話になりました。
アフタヌーンティーも付き合っていただき、取材もさせていただきました。
色々な意味で、貴重な経験ができた旅でした。

  

既刊本などは、サイドバーにもまとめています。
amazon
『鈍色の家』(光文社文庫)
『終わらせ人』(角川ホラー文庫)
『恨み忘れじ』(角川ホラー文庫)
『幸せのかたち』(双葉文庫)

勝手ながら、コメント、トラックバック機能はOFFにしておりますので、
ご意見などは、下記のメールアドレスまでお願いします。
hiromi20050115@yahoo.co.jp