最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

原種シクラメンとダイヤモンドリリー 横山直樹氏園芸セミナー 

2017-10-10 | Weblog
八幡西区にある平田ナーセリーで、NHK趣味の園芸でおなじみの横山直樹さんの園芸セミナーがありました。


ウエルカムドリンクをいただき、食べられる花、エディブルムーランについてのお話からスタートです。


華やかなエディブルムーランのカナッペ。想像よりずっと美味しかったです。
色素には豊富な栄養が含まれているので、花はきれいなだけでなく、栄養の面でも優れているのですね。


もちろん、アジサイやスズラン、シクラメンなど、毒のある花は食べてはいけませんが、ダリアやコスモスなど身近な花も、洗えば食べられるようです。
毒のある花といえば、アミの会(仮)のアンソロジー『毒殺協奏曲』で、私は、花を含めた身近な毒の話を書いています。(宣伝ですみません)


マリーゴールドも美味しかったので、ゼリーやババロアなどに使ってみようかな。


今回のセミナーで一番聞きたかったのはシクラメンの話です。
毎年、クリスマスの季節にシクラメンの鉢を買っていましたが、知識がなくて、枯れたら処分していました。反省……。
ガーデニングが趣味の友人から、また花を咲かせるから捨てないでと言われて、日陰に置いていたら、春や夏の間も葉が出て、花を咲かせてくれました。
写真は2年目のミニシクラメンですが、葉もしっかりしており、ひと回り大きくなりました。


金沢美浩さん、横山直樹さん監修の『もっとシクラメン』の本も買いましたし、しっかり勉強して、大切に育てます。


私が毎年買っていたガーデンシクラメンは、通常の管理では2、3年くらいしか花を咲かせないようですが、今回セミナーで紹介された原種のシクラメンは、地植えで何年も花を咲かせるそうです。
地味で花が小さいですが、横山さんのお庭の原種シクラメンは、なんと40年目だとか。
小さな鉢を買ったので、来年、地植えしてみます。


シクラメンの次は、横山さんが、東京オリンピックのビクトリアブーケを目指して力を注いでいるダイヤモンドリリーの話でした。
写真は、キラキラ光るダイヤモンドリリーです。


根の様子を見るといろいろなことがわかるので、横山さんは植え替えがお好きだとか。
植物に対する愛情があふれたお話は、興味深くて面白かったです。

大きな鉢に球根をひとつ植えても花が咲かない場合があり、狭いところで適度なストレスを与えることも、時には必要なようです。
種は洗ってから撒くと発芽しやすいので、洗濯機で洗うこともあるとか。
葉が緑色から黄色に変わって枯れたように見えても、切らないほうがいいそうです。
黄色になっている間に栄養が球根にいくのだと初めて知りました。
楽しくて、満足のセミナーでした。

  
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