博多座で上演されている、坂東玉三郎特別舞踊公演を観に行ってきました。
博多座は、博多駅から3分(地下鉄、中洲川端駅7番出口直結)、福岡空港駅からも約8分というアクセスの良さです。
日本で唯一の公設民営の演劇専用劇場で、福岡市や大手の興行会社などが出資し、運営を民間が行っているのだとか。
櫛田神社に所蔵されている絵画をもとにした、博多織のタペストリーが展示されていました。
幕が開くまでは写真撮影OKということだったので、中の様子を撮りました。
歌舞伎や本格的なミュージカル等を上演している博多座は、舞台、舞台袖に奥行きがあり、大掛かりな舞台装置も組みやすい造りになっているそうです。
世界的なミュージカル「ミス・サイゴン」で、実物大のヘリコプターが登場するオリジナル版が見られるのは日本公演のみで、他国では映像で表現されるのだとか。
博多座は計画段階から「ミス・サイゴン」オリジナル版の上演を想定して造られたそうです。
満席でしたが、花道の両側の席一列は、感染予防のため空席が設けられていました。
その空席の隣の席だったので、手を伸ばせば触れそうな近さで、美しい玉三郎のお顔と豪華な衣装も見ることができました。
演目
一、口上
二、鶴 亀(つるかめ)
三、日本振袖始(にほんふりそではじめ)
坂東玉三郎、河合雪之丞、中村福之助、中村歌之助の口上のあと、パンフレットには載っていなかった「黒髪」の舞から始まりました。
美しい舞踊「鶴亀」で華やぎ、近松門左衛門作による「日本振袖始」では、岩長姫の姿で生まれてきた八岐大蛇(やまたのおろち)を演じた玉三郎の、重厚で迫力のある舞踊劇を堪能できました。
玉三郎が好きで、博多座や熊本県山鹿市の八千代座にもよく舞台を観に行っていた母に、パンフレットと博多座限定のお菓子のお土産を……。
岩長姫姿の八岐大蛇が、甕に入った毒酒を飲み干して酔って花道で横たわっています。(写真はパンフレットより)
帯も大蛇でした。
美しい玉三郎が、八岐大蛇にしか見えず、花道で、クワっと口を開けたときは、飲み込まれそうな迫力でした。
八つの頭の八岐大蛇も見どころのひとつです。
雪之丞の美しい稲田姫にうっとり。
八岐大蛇を退治した素盞鳴尊(すさのおのみこと)を、凛々しくみずみずしく演じた福之助の演舞も素晴らしかったです。
「日本振袖始」は、題目の由来なども興味深く、是非もう一度見たい演目です。
既刊本等はここにまとめています。
勝手ながら、コメント機能はOFFにしておりますので、
ご意見などは、下記のメールアドレスまでお願いします。
hiromi20050115@yahoo.co.jp
博多座は、博多駅から3分(地下鉄、中洲川端駅7番出口直結)、福岡空港駅からも約8分というアクセスの良さです。
日本で唯一の公設民営の演劇専用劇場で、福岡市や大手の興行会社などが出資し、運営を民間が行っているのだとか。
櫛田神社に所蔵されている絵画をもとにした、博多織のタペストリーが展示されていました。
幕が開くまでは写真撮影OKということだったので、中の様子を撮りました。
歌舞伎や本格的なミュージカル等を上演している博多座は、舞台、舞台袖に奥行きがあり、大掛かりな舞台装置も組みやすい造りになっているそうです。
世界的なミュージカル「ミス・サイゴン」で、実物大のヘリコプターが登場するオリジナル版が見られるのは日本公演のみで、他国では映像で表現されるのだとか。
博多座は計画段階から「ミス・サイゴン」オリジナル版の上演を想定して造られたそうです。
満席でしたが、花道の両側の席一列は、感染予防のため空席が設けられていました。
その空席の隣の席だったので、手を伸ばせば触れそうな近さで、美しい玉三郎のお顔と豪華な衣装も見ることができました。
演目
一、口上
二、鶴 亀(つるかめ)
三、日本振袖始(にほんふりそではじめ)
坂東玉三郎、河合雪之丞、中村福之助、中村歌之助の口上のあと、パンフレットには載っていなかった「黒髪」の舞から始まりました。
美しい舞踊「鶴亀」で華やぎ、近松門左衛門作による「日本振袖始」では、岩長姫の姿で生まれてきた八岐大蛇(やまたのおろち)を演じた玉三郎の、重厚で迫力のある舞踊劇を堪能できました。
玉三郎が好きで、博多座や熊本県山鹿市の八千代座にもよく舞台を観に行っていた母に、パンフレットと博多座限定のお菓子のお土産を……。
岩長姫姿の八岐大蛇が、甕に入った毒酒を飲み干して酔って花道で横たわっています。(写真はパンフレットより)
帯も大蛇でした。
美しい玉三郎が、八岐大蛇にしか見えず、花道で、クワっと口を開けたときは、飲み込まれそうな迫力でした。
八つの頭の八岐大蛇も見どころのひとつです。
雪之丞の美しい稲田姫にうっとり。
八岐大蛇を退治した素盞鳴尊(すさのおのみこと)を、凛々しくみずみずしく演じた福之助の演舞も素晴らしかったです。
「日本振袖始」は、題目の由来なども興味深く、是非もう一度見たい演目です。
既刊本等はここにまとめています。
勝手ながら、コメント機能はOFFにしておりますので、
ご意見などは、下記のメールアドレスまでお願いします。
hiromi20050115@yahoo.co.jp