最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

長門湯本温泉 「界 長門」

2020-03-18 | 旅(国内)
先日宿泊した星野リゾート「界 長門」では、山口の良さをたっぷり味わうことができました。


山口県の武家文化を生かした客室は、参勤交代で各藩の藩主が泊まる部屋をイメージして造られているとか。
上段の間のベッドボードには、室町時代から続いている「徳地和紙」が使われていました。


部屋のキーホルダーは山口県の大内塗りの人形です。
写真を撮るのを忘れましたが、床の間には重厚な萩焼の作品が飾られていました。


宿の中にあるトラベルライブラリーに飾られていた大内人形。


こちらも同じ棚に飾られていた萩ガラス。
夫が山口県出身ということもあり、「内ひびガラス」など、我が家にもいくつかの萩ガラスがあります。


トラベルライブラリーは、24時間いつでも利用できました。


自由に飲めるハーブティーやコーヒーなども用意されており、本や新聞を読みながら、まったり過ごせます。


トラベルライブラリー前の中庭。


展示されているのは、山口ゆかり本が多かったです。


何度も利用したお気に入りの場所です。


宿には、宿泊者以外も利用できる「あけぼのカフェ」が併設されています。
あけぼのカフェで買った、山口県の特産品である「夏みかん」と、山口県のオリジナル柑橘「ゆずきち」のどら焼きもトラベルライブラリーで食べました。


音信川のほとりのベンチで、どら焼きを食べている人も多かったです。


「界」の特徴である、地域の文化を体験できる「ご当地楽」は、山口の赤間硯を使っての「墨あそび」だったので参加してみました。


丁寧に指導してくださった講師の瀧口さん。(写真掲載のOKをいただいています)


ご当地楽のスペースには、水差しなどが展示されていました。


写真は、赤間硯作家、日枝玉峯、日枝陽一氏の作品です。


私は、陽一氏作の丸い硯を使わせていただきました。
赤間硯はやわらかいので、裏に名前を彫ることもできるそうです。


夫が選んだ日枝玉峯作の赤間硯。

赤間硯の使い心地を確かめながら、扇子型の和紙に好きな絵や文字を書きます。
墨の香りも楽しめて、よい時間が過ごせました。

ロビーの黒い枠は、絵の額をイメージしているそうです。
桜の季節は、桜並木の絵が完成するのでしょうね。


長くなってしまったので、温泉と料理の写真は、次回、アップしたいと思います。


既刊本等はここにまとめています。
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