私は大坂なおみさんに謝らねばならない:
この度のテニスのフランスオープンにおける大坂なおみさんの記者会見拒否の件は、彼女が二回目の声明文を出したことで、私にとってはやっと事の真相が分かってきた。そこで言いたい事は「私は大坂さんに謝らねばならないと痛感した」点なのである。
それは、私は彼女が2018年に我が国の誤ったカタカナ表記で「メイジャー」であるべき事が「メジャー」になっているUSオープンに優勝し、次いで19年にオストラリアオープンにも優勝しても、所謂「グランドスラム」では勝てても他のトーナメントでは簡単に敗退する辺りを捉えて「大坂なおみさんは未だ本物ではない。あの2度のグランドスラム制覇は言わば出会い頭のまぐれ当たりだ」と酷評してきた。そうとは言わなかったが、言わば「未完の大器」だと言わんばかりにブログで批判してきた。
ところが、この度のテニスのフランスオープンに参加する前に「選手の精神状態に対する配慮がないきつい質問をする試合後に義務化されている記者会見には出ない」との声明を出して物議を醸し、主催者は、男性の王者が好ましくない振る舞いを何年も繰り返した際に課した罰金の1万5千ドルを、たった一度の大坂さんの振る舞いに対して課したのだった。これは不当ではないのだろうか。
その後、大坂さんは二度目の声明を発して、大会を棄権するのが最善の選択であると述べた上で「“long bouts of depression”に悩まされてきた」との告白までしたのだった。ここでいきなり英語の解説をするがdepressionはジーニアス英和には「憂うつ、意気消沈」が先ずでていて、更に「《精神医》うつ病」とある。付け加えれば、この単語は「不況や不景気」という意味がある。
私は彼女の2度目の声明文を先に出していれば、フランスオープンの(尊大なと言いたくなる)主催者が、いきなり問答無用的に160万円もの罰金を徴収する挙には出られなかったと感じている。同時に、その高飛車な姿勢にはIOCのぼったくり男爵ことバッハ会長にも通じる「人(もしかして我々?)を見下しているかのような嫌な感じ」すら見出している。
ここまで知って私が申し訳ないと大いに反省したことは「あの大坂さんの出来・不出来にバラツキがある原因が、そういう精神的なことだったとは」と、知らぬ事とは言え、非常に申し訳なかったと感じ、矢張り何はさておいても彼女には詫びるべきだと思った次第だ。彼女の心中は察するに余りあるものがある。
今は大坂さんが休養期間中に何とか心身の平安と平衡状態を取り戻して、開催されるだろう東京オリンピックで立派に優勝してくれることを期待している。
この度のテニスのフランスオープンにおける大坂なおみさんの記者会見拒否の件は、彼女が二回目の声明文を出したことで、私にとってはやっと事の真相が分かってきた。そこで言いたい事は「私は大坂さんに謝らねばならないと痛感した」点なのである。
それは、私は彼女が2018年に我が国の誤ったカタカナ表記で「メイジャー」であるべき事が「メジャー」になっているUSオープンに優勝し、次いで19年にオストラリアオープンにも優勝しても、所謂「グランドスラム」では勝てても他のトーナメントでは簡単に敗退する辺りを捉えて「大坂なおみさんは未だ本物ではない。あの2度のグランドスラム制覇は言わば出会い頭のまぐれ当たりだ」と酷評してきた。そうとは言わなかったが、言わば「未完の大器」だと言わんばかりにブログで批判してきた。
ところが、この度のテニスのフランスオープンに参加する前に「選手の精神状態に対する配慮がないきつい質問をする試合後に義務化されている記者会見には出ない」との声明を出して物議を醸し、主催者は、男性の王者が好ましくない振る舞いを何年も繰り返した際に課した罰金の1万5千ドルを、たった一度の大坂さんの振る舞いに対して課したのだった。これは不当ではないのだろうか。
その後、大坂さんは二度目の声明を発して、大会を棄権するのが最善の選択であると述べた上で「“long bouts of depression”に悩まされてきた」との告白までしたのだった。ここでいきなり英語の解説をするがdepressionはジーニアス英和には「憂うつ、意気消沈」が先ずでていて、更に「《精神医》うつ病」とある。付け加えれば、この単語は「不況や不景気」という意味がある。
私は彼女の2度目の声明文を先に出していれば、フランスオープンの(尊大なと言いたくなる)主催者が、いきなり問答無用的に160万円もの罰金を徴収する挙には出られなかったと感じている。同時に、その高飛車な姿勢にはIOCのぼったくり男爵ことバッハ会長にも通じる「人(もしかして我々?)を見下しているかのような嫌な感じ」すら見出している。
ここまで知って私が申し訳ないと大いに反省したことは「あの大坂さんの出来・不出来にバラツキがある原因が、そういう精神的なことだったとは」と、知らぬ事とは言え、非常に申し訳なかったと感じ、矢張り何はさておいても彼女には詫びるべきだと思った次第だ。彼女の心中は察するに余りあるものがある。
今は大坂さんが休養期間中に何とか心身の平安と平衡状態を取り戻して、開催されるだろう東京オリンピックで立派に優勝してくれることを期待している。