新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

グローバルな大学

2022-11-10 08:16:50 | コラム
マイナビ研究所の調査から:

またもや昨日、らくらくスマートフォンが鳴ってGoogleの新着ニュースを知らせてくれた。それは、マイナビ研究所が進学希望の高校生を地区別に調査した彼ら高校生たちが「グローバルな」と思う大学だった。そこで、その中から関東甲信越と関西地区だけを取り上げてみようと思う。

関東甲信越の第1位は正直に言って「えーっ」と思ってしまった。それは上智大学だったから。当方が在学していた頃と比較すれば、良い意味でもそうでないかも知れない意味でも上智大学(Sophia University)は大きく変化(変貌)していると感じているので、この光栄ある第1位について何か言うべき材料の持ち合わせはない。以下、東京外語大学、慶応大学、東京大学、青山学院大学となっていた。ここまででも矢張り何も論評できない。「へー、そうだったか」だけだ。

関西地区も採り上げておこう。第1位は関西外国語大学で、以下5位までは京都大学、立命館大学、京都外国語大学、同志社大学となっていた。

東西で共通していた現象は「外国語大学」が多かったことであると思う。私は外国語大学ではどのような教育に注力されているかなど知らないが、それぞれの国の言語を学問(科学?)として追求するのが主眼であり、会話能力等とは余り関連がないという噂話を聞いた記憶もある。何れにせよ、高校生たちが大学をどのように見ているかが少しだけ見えた気がした。

私は「スマートフォン包囲網」と見ている時代の波に圧されて持つようになったらくらくスマートフォンにも、このような時代の流れを教えて貰える効用があったと知り得た次第だ。

因みに、「グローバル」とは広辞苑には「世界全体にわたるさま、世界的な、地球規模の」とある。