新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

流石!日本テレビの態度

2024-10-22 07:18:17 | コラム
呆れるのを忘れて感心していた:

昨夜のNPBのクライマックスシリーズなる催し物の最終戦でベイスターズの勝利に終わり、三浦監督以下が歓喜しているところで、日テレは「9時56分から何とかいう番組を送る」というお知らせを流した。そして、その通りにさぞかしベイスターズのファンが待っていただろう勝利監督のインタビュー等を全て取り上げる事もなく、何とかいう番組に移行した。

「なるほど。ベイスターズが勝った事が、それほどお気に召さないのか。親会社の意向を忖度したのか」と、その露骨に満足感を表す姿勢には寧ろ感心してしまった。この態度が褒められるべき事か否かは何れハッキリするだろうと思って見ていた。本家のUKでも最早死語だと聞いている「ノーサイド」というテレビが大好きなラグビー界のカタカナ語の精神は、このグループには存在しないようだと分かった。

日テレがジャイアンツを盛り立てようとする態度は先刻承知している。だが、ジャイアンツの試合の中継放映に使う解説者は堂々とジャイアンツのOBが主体だし、中にはタイガースOBの赤星もいる。また、アナウンサーも何の躊躇いもなくジャイアンツの選手を褒めるし、どうでも良いようなプレーでも「ファインプレー」と絶叫するし、チャンスを逃せば「惜しい」と。

当方もこのような偏向した姿勢には慣れているが、昨夜の中継打ち切りのその余りにも露骨な態度には流石に毒気を抜かれた。「これだから、当方はジャイアンツ嫌いになったのだ」と言って終わる。