新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

明日から2020年

2019-12-31 08:08:15 | コラム
明日からは2020年だった:

気が付けば明日から2020年になるのだった。どうやら他人様と感受性が違うような私には何の感想もない。先ほどカレンダー見て「そうだった。明日から2020年になるのだ」と気が付いた程度だ。もしかすると、昭和ならば西暦から25年を引いて95年かななどと考えてしまった。

1994年1月末でウエアーハウザーをリタイアする前には「引退後は何をして暮らすのか」などという具体的な計画もないままに、何とか過ごしてきた。それも多くの方のご好意から、私向かってきた事の流れに逆らうこともなく、何事も運命だろうと割り切って過ごしてきたという間抜け振りだった。だが、気が付けば明日で26年になってしまうのだった。その間に2006年1月に思ってもいなかった心筋梗塞に襲われて以来、お世話になっている国立国際医療研究センター病院(NCGM)の主治医が言われた「入退院を繰り返して」今日に至っているのだ。

何か感想くらいあるだろうと言われそうだが、2013年の8月に2度目の心筋梗塞に襲われて80歳にして仕事を辞めることにするまでは、何かを考える暇もなく、与えて頂いた課題というか仕事をこなすことに精一杯だったという、リタイア後の人生だったと思う。3度の心筋梗塞、15年の2度の心不全等々に苦しめられても、当の私は順調に回復して退院できるものだとばかりに脳天気に考えていた。そして、大病を何と言うことなく克服できたのは、NCGMと近代医学のお陰だろうと暢気に考えている今日この頃だ。

2020年ともなれば2度目の東京オリンピックが開催されるのだが、自分がそれを仮令テレビ中継でも見られるようになることを余り期待していなかったので、最早その年が巡ってきたのかという程度の捉え方である。正直に言えば、ほとんど関心を持っていなかったので、未だに期待感も何もない。それでは何を考えているのかと言えば、そのオリンピックの8月まで何とか生き長らえていられるだろうかという一寸した不安感だけだ。



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