ある寿司屋さんの決意:
昨9日は醤油の在庫を切らしたというので、近所まで買いに出た序でに「もしかしてまた閉めているかも知れない」と懸念しつつ、ここ百人町で50年近く商売を続けているという夫婦でやっているお寿司屋さんに行ってみた。この店は昨年4月の緊急事態発言発令の際には、その有効期間中は閉店していたのだった。ところが、昨日はチャンと暖簾が出ていたので、今年になって初めての外食を楽しんだのだった。入り口には「1月10日から2月7日まで閉めます」との貼り紙がしてあった。
女将さんに「もう閉まって切るのかと思った」と尋ねて見ると、「仕入れをしてしまった後の急な発令だったので在庫があり、今日まで営業することにした」との解説だった。閉めてしまう最大の理由は「午後8時までの営業では商売にならないので、いっその事前回と同様に閉店してしまえと決めた」のだそうだった。勿論、「ウイルスに何時感染させれるか解らない恐怖感も判断の根拠」だそうだった。夫婦2人であれば雇い人の人件費の心配もないだろうから決断できたのだろうが、小池さんや西村大臣が聞けば、さぞかし喜ぶような潔さではないか。
この事例のみに基づいて言う訳ではないが、東京都内の感染者の激増は確かに脅威である。だが、強いて安心出来そうな材料を挙げてみれば、現在に2千人台にある感染者たちは昨年のクリスマス騒ぎの前後にウイルスを浴びたのであって、正月休み以降の感染者数は希望的観測では減って然るべきではないかと思っている。現に、ある大学教授も同様な指摘をしておられた。だが、少なくとも、テレビのニュースに見る都内の盛り場の人の動きは、未だ未だ若者たちは楽観視しているのではないかと疑わせてくれるので不安だ。
先ほども、フジテレビに出演しておられた田村憲久厚労大臣には不満を感じざるを得なかった。この方は厚生労働省の業務に精通された2度目の大臣就任だと報じられたと思う。だが、既に繰り返し指摘して来たことで、この方は言わば長広舌を振るわれるだけで「何を言いたいのか」が判然としていないので困るのだ。悪化する一方の状態を如何にして裁き、ウイルスを制圧するかを模索中なのだと語っているだけのようなのだとしか、私には聞こえないのだ。
今朝もコメンテーターだと自らの立ち位置を強調される橋下徹氏に「法律的にかくあるべし」と責められても「何故そうは出来ないか」と、出来ない理由を並べ立てるだけで、キチンと答えていなかった。この辺りは政府が確固足る制圧策を未だ見出していない証拠のように聞こえたのは遺憾だった。そのような優柔不断な様子では、期間中は閉店するお寿司屋さんの決断に報いられないのではないか。
西村康稔担当大臣は常に「専門家と分科会の意見を聞いて」と逃げるのだが、田村憲久厚労大臣は「出来ない理由を延々と述べる」だけでは、私は如何ものかと思う。橋下氏は「前例がない事態だから仕方ない面もあるが」と慰めていたが、それで済む事態ではあるまい。
昨9日は醤油の在庫を切らしたというので、近所まで買いに出た序でに「もしかしてまた閉めているかも知れない」と懸念しつつ、ここ百人町で50年近く商売を続けているという夫婦でやっているお寿司屋さんに行ってみた。この店は昨年4月の緊急事態発言発令の際には、その有効期間中は閉店していたのだった。ところが、昨日はチャンと暖簾が出ていたので、今年になって初めての外食を楽しんだのだった。入り口には「1月10日から2月7日まで閉めます」との貼り紙がしてあった。
女将さんに「もう閉まって切るのかと思った」と尋ねて見ると、「仕入れをしてしまった後の急な発令だったので在庫があり、今日まで営業することにした」との解説だった。閉めてしまう最大の理由は「午後8時までの営業では商売にならないので、いっその事前回と同様に閉店してしまえと決めた」のだそうだった。勿論、「ウイルスに何時感染させれるか解らない恐怖感も判断の根拠」だそうだった。夫婦2人であれば雇い人の人件費の心配もないだろうから決断できたのだろうが、小池さんや西村大臣が聞けば、さぞかし喜ぶような潔さではないか。
この事例のみに基づいて言う訳ではないが、東京都内の感染者の激増は確かに脅威である。だが、強いて安心出来そうな材料を挙げてみれば、現在に2千人台にある感染者たちは昨年のクリスマス騒ぎの前後にウイルスを浴びたのであって、正月休み以降の感染者数は希望的観測では減って然るべきではないかと思っている。現に、ある大学教授も同様な指摘をしておられた。だが、少なくとも、テレビのニュースに見る都内の盛り場の人の動きは、未だ未だ若者たちは楽観視しているのではないかと疑わせてくれるので不安だ。
先ほども、フジテレビに出演しておられた田村憲久厚労大臣には不満を感じざるを得なかった。この方は厚生労働省の業務に精通された2度目の大臣就任だと報じられたと思う。だが、既に繰り返し指摘して来たことで、この方は言わば長広舌を振るわれるだけで「何を言いたいのか」が判然としていないので困るのだ。悪化する一方の状態を如何にして裁き、ウイルスを制圧するかを模索中なのだと語っているだけのようなのだとしか、私には聞こえないのだ。
今朝もコメンテーターだと自らの立ち位置を強調される橋下徹氏に「法律的にかくあるべし」と責められても「何故そうは出来ないか」と、出来ない理由を並べ立てるだけで、キチンと答えていなかった。この辺りは政府が確固足る制圧策を未だ見出していない証拠のように聞こえたのは遺憾だった。そのような優柔不断な様子では、期間中は閉店するお寿司屋さんの決断に報いられないのではないか。
西村康稔担当大臣は常に「専門家と分科会の意見を聞いて」と逃げるのだが、田村憲久厚労大臣は「出来ない理由を延々と述べる」だけでは、私は如何ものかと思う。橋下氏は「前例がない事態だから仕方ない面もあるが」と慰めていたが、それで済む事態ではあるまい。
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