7月9日の感染者が224名とは:
小池都知事が命名された「夜の街」における感染者が大きな比率を占めていても224名とは「最早、夜間の外出をしない人生では関係ないか」などと高を括っていられない数字であり、大袈裟に言えば心胆を寒からしめられる事態であると痛感している。特に、我が新宿区には夜の街の総本山の歌舞伎町を抱えているのだから、恐怖感は自ずと倍加してくるのだ。現実に、小池都知事のおわします都庁がある新宿区の感染者数は、8日の時点で丁度900人と他の区を圧しているのだ。
私は今日のここまでに至った経緯の責任は「女帝」と題された石井妙子氏の本にもある小池都知事にあると思っている。また、それに加えて、これまでに散々批判してきた西村康稔大臣も責任を問われるべき存在だと思っている。私は再選に至までの小池百合子さんの作戦は本当に巧妙だったと見ている。何処かの雑誌の新聞広告にもあったが、見事なほどにテレビと新聞を味方に付けさせていた。何局かが本来はMXに任せておけば良いと知事の記者会見を、毎週のように中継していたことは既に採り上げておいた。テレビで小池さんの顔とお話しに接しない日はなかった。
私には小池百合子都知事が本腰を入れて新型コロナウイルス制圧対策に取り組まれたのだろうとは思いたいし、また都知事としては当然そうあるべきだった。そして実際に打ち出された対策は「果たしてどれだけの罪なき都民がそのカタカナ語の意味を理解できたか知らないが、『ロードマップ』であり『ステップ』であり、『東京アラート』であり、レインボーブリッジの電飾だった」のである。カタカナ語の魔術で如何にも取り組んでいるとの印象を多くの都民に与えることに成功されたのではなかった、仮令、ご本人が何ら具体的な行動に出ておられなくとも。
小池さんはこれらの作戦を打ち出したところまでで「我が事なれり」と思われたのか、唯々時間の経過だけを待っておられた上に「東京アラート」とやらを解除されてしまった。その後に何が起きたかを私がここに云々する必要はないだろう。しかも小池さんの巧みなところは、特措法の規定では各都道府県の知事に権限が与えられている点を有効に活用して、常に担当の西村大臣よりも先に「何をやります」と宣言してしまう所にあった。これでは、閣僚である西村氏が小池都知事の後を追っている形になって、都知事の存在が際立ってしまったと私は見ている。
その成果はと見れば、都知事選挙では小池都知事の新型コロナウイルス制圧対策を評価するという人が60%を超えていたのだった。しかも目出度く再選を果たされた後からは、感染者が6日連続で100人超えとなり、遂にと言うか何と言うか昨9日には200人の大台に乗せたのだった。しかし、うんと意地悪く見れば、小池さんはチャンと「夜の街」を問題点として指摘されただけではなく、歌舞伎町と池袋と具体的な場所まで挙げておられたのだった。私に小池さんが何処まで意図的に振る舞っておられるのか知る由もないが、見た目には極めて巧妙に感じさせる作戦なのだ。
一都民として東京都知事に心からお願いしたいことは「もう再選されるか否かの心配はなくなったのであるから、既に『国難』とまで指摘している向きもあるこの新型コロナウイする制圧対策に、西村康稔大臣を蔑ろにすることなく、常に真剣に対策を打ち合わせて意見や発表に食い違いなどないように協力し合い、何としても第二波の襲来がないように最善の努力を傾けて頂きたい」のである。「努力を傾けろ」と言えば、今まで努力してこなかったと言っていることになるが、実績が上がっていなかったのでは「努力不足」と誹られても仕方があるまい。
小池都知事にとっては再選された以上、オリンピック(もし、本当に来年に開催できればの話だが)には東京都知事として臨めるのだから、都知事として本来の都知事の職務に心置きなく精励できるはずだ。最初の立候補の時に公約された「七つのゼロ」などは何一つとして実践されていなかったことを、よもやお忘れではあるまい。私流に極言すれば「格好付けて好い加減なカタカナ語で罪なき都民を煙に巻く時期はとっくに終わっている」のだ。それとも、一部で言われているように都知事をオリンピック次第では辞任されて、国政復帰から総理大臣を目指されるのかという事。
それが小池百合子さんの本当の狙いであったのならば、東京都は踏み台にされていたのかとなってしまうではないか。現時点では新型コロナウイルス制圧が思うように進んでいない時点にあっては、東京都知事本来の職務に精励して頂きたいのだ。それが、366万票も獲得された都知事としての当然果たすべき義務ではないのか。
小池都知事が命名された「夜の街」における感染者が大きな比率を占めていても224名とは「最早、夜間の外出をしない人生では関係ないか」などと高を括っていられない数字であり、大袈裟に言えば心胆を寒からしめられる事態であると痛感している。特に、我が新宿区には夜の街の総本山の歌舞伎町を抱えているのだから、恐怖感は自ずと倍加してくるのだ。現実に、小池都知事のおわします都庁がある新宿区の感染者数は、8日の時点で丁度900人と他の区を圧しているのだ。
私は今日のここまでに至った経緯の責任は「女帝」と題された石井妙子氏の本にもある小池都知事にあると思っている。また、それに加えて、これまでに散々批判してきた西村康稔大臣も責任を問われるべき存在だと思っている。私は再選に至までの小池百合子さんの作戦は本当に巧妙だったと見ている。何処かの雑誌の新聞広告にもあったが、見事なほどにテレビと新聞を味方に付けさせていた。何局かが本来はMXに任せておけば良いと知事の記者会見を、毎週のように中継していたことは既に採り上げておいた。テレビで小池さんの顔とお話しに接しない日はなかった。
私には小池百合子都知事が本腰を入れて新型コロナウイルス制圧対策に取り組まれたのだろうとは思いたいし、また都知事としては当然そうあるべきだった。そして実際に打ち出された対策は「果たしてどれだけの罪なき都民がそのカタカナ語の意味を理解できたか知らないが、『ロードマップ』であり『ステップ』であり、『東京アラート』であり、レインボーブリッジの電飾だった」のである。カタカナ語の魔術で如何にも取り組んでいるとの印象を多くの都民に与えることに成功されたのではなかった、仮令、ご本人が何ら具体的な行動に出ておられなくとも。
小池さんはこれらの作戦を打ち出したところまでで「我が事なれり」と思われたのか、唯々時間の経過だけを待っておられた上に「東京アラート」とやらを解除されてしまった。その後に何が起きたかを私がここに云々する必要はないだろう。しかも小池さんの巧みなところは、特措法の規定では各都道府県の知事に権限が与えられている点を有効に活用して、常に担当の西村大臣よりも先に「何をやります」と宣言してしまう所にあった。これでは、閣僚である西村氏が小池都知事の後を追っている形になって、都知事の存在が際立ってしまったと私は見ている。
その成果はと見れば、都知事選挙では小池都知事の新型コロナウイルス制圧対策を評価するという人が60%を超えていたのだった。しかも目出度く再選を果たされた後からは、感染者が6日連続で100人超えとなり、遂にと言うか何と言うか昨9日には200人の大台に乗せたのだった。しかし、うんと意地悪く見れば、小池さんはチャンと「夜の街」を問題点として指摘されただけではなく、歌舞伎町と池袋と具体的な場所まで挙げておられたのだった。私に小池さんが何処まで意図的に振る舞っておられるのか知る由もないが、見た目には極めて巧妙に感じさせる作戦なのだ。
一都民として東京都知事に心からお願いしたいことは「もう再選されるか否かの心配はなくなったのであるから、既に『国難』とまで指摘している向きもあるこの新型コロナウイする制圧対策に、西村康稔大臣を蔑ろにすることなく、常に真剣に対策を打ち合わせて意見や発表に食い違いなどないように協力し合い、何としても第二波の襲来がないように最善の努力を傾けて頂きたい」のである。「努力を傾けろ」と言えば、今まで努力してこなかったと言っていることになるが、実績が上がっていなかったのでは「努力不足」と誹られても仕方があるまい。
小池都知事にとっては再選された以上、オリンピック(もし、本当に来年に開催できればの話だが)には東京都知事として臨めるのだから、都知事として本来の都知事の職務に心置きなく精励できるはずだ。最初の立候補の時に公約された「七つのゼロ」などは何一つとして実践されていなかったことを、よもやお忘れではあるまい。私流に極言すれば「格好付けて好い加減なカタカナ語で罪なき都民を煙に巻く時期はとっくに終わっている」のだ。それとも、一部で言われているように都知事をオリンピック次第では辞任されて、国政復帰から総理大臣を目指されるのかという事。
それが小池百合子さんの本当の狙いであったのならば、東京都は踏み台にされていたのかとなってしまうではないか。現時点では新型コロナウイルス制圧が思うように進んでいない時点にあっては、東京都知事本来の職務に精励して頂きたいのだ。それが、366万票も獲得された都知事としての当然果たすべき義務ではないのか。
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