新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

マスコミの弱腰を責める

2020-04-20 07:52:30 | コラム
武漢ウイルスは武漢市から流出した:

我が国のマスコミは「中国科学院武漢ウイルス研究所の袁志明という研究員が、アメリカのトランプ大統領が力説されるこの研究所からのウイルス流出説を真っ向から否定した」と何らの注釈無しで報じている。私は良く考えなくとも分かる事で、中国という国がこのような主張に対して素直に「その通りで我が研究所が迂闊にも外部に漏らしてしまいました」と言う訳がないくらいはマスコミの連中が知らないはずがないと思う。だが、テレビなどでの報道の仕方は飽くまでも中立的で、袁志明の言い分をそのまま流している。そこまで中国に対して気を遣わねばならないのかという事。

彼等が中国に対してそこまで及び腰になっている理由は解る気はするが、彼等には我が国が中国が言いたいような“G2”とやらの何れに与しているのか程度は分かっているだろう。そのような及び腰を中国に読まれているから我が国で発注しているはずのマスクの出荷を止められたり、武漢ウイルスの発症を根拠にして多くの機会等の部品の出荷を遅らせて、我が国が出荷を願って跪くのを待っているのだとは考えないのか。イヤ、仮令知っていても言わないのだろう。

今日の世界における新型コロナウイルス蔓延の途方もない状況を見ている他に、中国がヨーロッパの諸国に対して支援の手を差し伸べている態度を見ていれば、何処かの新聞が書いていたように「最初から意図的にマッチポンプ作戦に出ていたのか」と疑いたくなってしまう。テレビ局だってそれくらいは承知しているだろうに、何とも情けない弱腰及び腰だ。



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