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ビンラディン容疑者はアメリカ特殊部隊の作戦前に死んでいたのか(2)

2012-09-28 | ラジオ
軍政学協会のグラズノフ専門家は、テロリストナンバー1のビンラディン容疑者の殺害は、アメリカのオバマ大統領の、いわゆる選挙前運動の一つであることを考慮する必要があるとの見解を表し、次のように語っている。
「アメリカ特殊部隊の作戦が実施された後、イランの情報機関はビンラディン容疑者は、ずいぶん前に殺害あるいは死亡しており、アメリカの説は策略であるとして反論した。
オバマ大統領は選挙で闘わなければならない。アメリカでは経済ならびに、その他の分野でも何の成果も見られていない。そのためオバマ大統領は、有名なテロリストのビンラディン容疑者を殺害したことで、リーダーとしての地位を確保している」
専門家は、このような見解を示している。

アメリカ政府がビンラディン容疑者殺害作戦について発表した当初から、様々な反論が寄せられていた。
アメリカ海軍特殊部隊の隊長は、殺害作戦に参加した隊員たちに対し、秘密情報を暴露した者は、刑務所に入れられる恐れがあると警告した。
ですが殺害作戦に関する書籍が現れた。加えて筆者は当時の状況について特に隠している様子はない。
マスコミはビンラディン容疑者殺害に関する真実を暴露し、オバマ大統領に挑戦状を突きつけたかのような、この勇気ある元特殊部隊員が執筆したNo Easy Dayを話題にしている。

ですが実際、この書籍はビンラディン容疑者殺害に関する、アメリカ政府の説明を裏付けている。なぜなら、この書籍の中でアメリカ政府と異なっているのは細かい部分だけであり、全体的には一致しているからだ。

ビン・ラディン暗殺! 極秘特殊部隊シール・チーム・シックス あるエリート・スナイパーの告白
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朝日新聞出版

8月30日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル