1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

先週一週間の青森での出来事(425)

2013-05-21 | 青森
5月13日~5月19日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■13日、航空自衛隊三沢基地は今年10月までの一時的に、海上自衛隊八戸航空基地での緊急発進(スクランブル)任務を開始
■13日、中泊町の武田小学校の6年生9人が長さが1.3メートルと児童の背丈ほどの水ロケットを製作
■13日、県が地域医療再生計画骨子案を公表

まちの病院がなくなる!?―地域医療の崩壊と再生
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時事通信出版局

■青森市内の病院に通う精神障害者と病院スタッフが、フットサルチーム「グラウベン青森」を結成

知っていますか?精神障害者問題一問一答
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解放出版社

■県が山菜採りで有害植物注意呼び掛け

おいしい「山菜・野草」の見分け方・食べ方 (持ち歩きbook)
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PHP研究所


■13日、県小型いか釣漁業協議会は燃油高騰の影響で厳しい経営を強いられているイカ釣り漁業の存続に向け、政府に緊急対応を求める特別決議を採 択
■13日、日本原燃など県内で原子力関連事業を展開する4事業者は、「大陸棚外縁断層」の追加調査について、調査範囲をこれまでの太平洋沖から拡 大して陸奥湾までに拡大
■13日、青い森鉄道が販売している微炭酸飲料「諏訪ノ平ガスグレープ」の瓶が同日午後、青森市の販売店で陳列中に破裂、女性客が軽いけが
■古くから知られる「蔦温泉旅館」の経営を、「城ケ倉観光」が経営支援することで両者が合意
■県内の市町村と一部事務組合が運営する25自治体病院(19事業会計)の2012年度決算見込み(概算)で、不良債務の総額が24億1500万 円となり、前年度から47%(21億7800万円)減少

■14日、十和田市奥瀬で進められている大規模養豚場建設計画に反対する「仙ノ沢開拓地域大規模養豚場建設反対協議会」は、知事宛ての建設反対陳 情書と561人分の署名を上北地域県民局に提出
■平川市の精密機器メーカーが発売したLPレコード用の内袋「静電気減衰ソフトスリーブ」がオーディオ専門誌の付録に採用されるなど、約2万枚を 販売

カラー版 大人のためのアナログレコードの愉しみ方 (COLOR新書y)
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洋泉社

■14日、県武道館で弘前市の学校法人柴田学園の創立90周年記念式典
■みちのく銀行が6年ぶり増収増益
■14日、鯵ケ沢町と弘前大学の再連携式

■地方自治体の広報紙の出来栄えを競う全国広報コンクールで、本県から唯一、東北町の映像作品「12人の挑戦」が同部門で第3位に相当する「2 席」

ワードで作る!PTA・自治会のためのチラシ・広報紙・プレスリリース らくらく作成ガイド
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秀和システム

■14日、「大間原発訴訟の会」(函館市)など道南、本県の5市民団体が、大間原発の建設中止を大間町長に要望
■14日、青森市の総合社会教育センターで60歳以上の県民に学習の場を提供するシニアカレッジの入学式
■県職員の給与を7月から来年3月までをめどに、平均7.8%を目安に引き下げる方針
■六ケ所村に大規模太陽光発電所計画

■14日、日本原燃が六ケ所村のウラン濃縮工場の遠心分離機更新を原子力規制委員会に申請
■東京に設置している「県ビジネスサポートセンター(BSC)」を、本年度で廃止する方向で検討
■15日、青森市で全日本広告連盟(全広連)の青森大会が開幕、作家阿川佐和子さんによる記念講演
■15日、県基幹種雄牛の「優福栄(ゆうふくさかえ)」が死ぬ
■青森市石江に障害者や高齢者、地域住民が集い交流するユニークなカフェと創作工房が今春、オープン

■黒石市議会は来月、広報紙「くろいし市議会だより」を創刊
■15日、八戸市鮫地区のウニとアワビ漁が解禁
■15日、黒石市で76歳女性が運転する車が民家の外壁に正面衝突し死亡
■15日、弘前市教育委員会は徳島県でブザー内のボタン電池が破裂する事故が起きた、市内小学校の1~3年生に配布した約3800個の防犯ブザー を回収
■15日、鶴田町の県立鶴田高校で「福祉教育講座」

■15日、十和田市の十和田市のNPO法人と十和田市立法奥小学校の5年生児童が民有地「どんぐりの森」の水路で、ゲンジボタルの幼虫約200匹 とエサとなる貝類のカワニナ約300匹を初めて放流
■15日、八戸ポータルミュージアム「はっち」の入館者が200万人に達する
■15日、国土交通省が横浜南バイパス新規事業化決定
■16日、青森市出身の冒険家三浦雄一郎さんが同日、午前8時30分(日本時間)、エベレスト中腹にあるベースキャンプを出発、頂上に向けアタッ クを開始
■16日午前8時46分ごろ三八上北で震度4の地震

■事前の協議や相談もなしに、大型バスを低料金で借りられる青森市の「福祉バス運行事業」が、市財政縮減のあおりを受けて3月末で廃止
■今年の「南郷サマージャズフェスティバル2013」は7月27日に開催、「The Vanguard Jazz Orchestra」ほか5組 が出演

Monday Night Live At The Village Vanguard
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Planet Arts

■16日、五戸町の南部鉄道のOB組織「鉄友会」が解散総会
■寺山修司の没後30年に合わせて三沢市寺山修司記念館などが今夏の三沢まつりに運行するテラヤマ山車「人魚姫」の制作始動
■低温による影響で県内田植え大幅遅れ

■16日、大鰐町蔵館村岡の大円寺で弘前市と周辺地域のトップを切って宵宮
■県内の民間路線バスを維持するため、国と県、市町村が2012年度に投入した補助金の総額は3億7670万円
■16日、青森市で作家の新井満さんと五木寛之さんが、「生きる」をテーマに語り合うフォーラム

なるだけ医者に頼らず生きるために私が実践している100の習慣
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中経出版

■16日、弘前市の弘前大学資料館で過去に発生した大規模地震の資料を展示する企画展「あの地震からX年」始まる

日本歴史災害事典
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吉川弘文館

■16日、弘南鉄道「田んぼアート駅」の工事が本格的に始まる

■昨年、知人女性にセクハラをしたとして、県警が当時県内の警察署勤務の40代の男性警部を3月22日付で減給6カ月(10分の1)の懲戒処分を 公表せず
■16日、北海道市長会は大間原発の建設中止を求める決議を採択
■青森市中心街で「モダン家具展」
■17日、弘前市のりんご公園で初の「シードルフェスタ2013in弘前」
■17日、横浜町で町のシンボル・菜の花開花宣言

■17日、三沢市が災害対応の不備を検証し、改善方針を取りまとめた冊子「津波から身を守る」を公表
■青森市は職員の給与を7月から来年3月まで、国家公務員並みの平均7.8%の削減幅で引き下げる方針
■17日、青森労働局と県が公表した県雇用施策実施方針で国の緊急雇用創出事業などの活用による本年度の雇用創出目標を2400人以上に設定
■17日、七戸町の商店街で「七戸町なかアートフェスタ2013」始まる
■18日午後2時48分ごろ三八上北で震度3の地震

■18日、階上町赤保内の寺下観音で例大祭が始まる
■18日、八戸市で在野のコウモリ研究家・向山満さんをを偲ぶ会
■18日、弘前文化センターで「全日本リンゴ追分コンクール」
■県立郷土館で1973年の開館当初から展示されているねぶた「国引」が、40年目にして初のお色直しとなる全面修復
■18日、弘前市の無形民俗文化財に指定されている松森町津軽獅子舞の今年の舞い初め

■18日、青森市浪岡の「道の駅なみおかアップルヒル」で「浪岡りんご花まつり」始まる
■19日、横浜町の大豆田(まめだ)地区で「菜の花フェスティバルinよこはま」
■19日、「大畑線キハ85動態保存会」が、むつ市の旧大畑駅構内で2001年3月に廃止された車両の今年初めての車両運転会
■19日、三沢市公会堂で国際障害者ピアノフェスティバル1次選考を兼ねた障害者によるピアノコンサート
■19日、平和の願いを込め青森市の平和公園に「アンネのバラ」の苗木50本を植える

バラを美しく咲かせるとっておきの栽培テクニック (NHK趣味の園芸ガーデニング21)
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NHK出版


■19日、むつ市大畑町の大畑八幡宮で、社務所老朽化のため、社務所のご神体を仮殿となる社殿に移す「仮殿遷座祭」

東奥日報、NHK青森放送局

朝鮮危機をめぐる悪循環

2013-05-20 | Weblog
原子力空母ニミッツが参加して行われている米韓軍事演習について、北朝鮮は自国の安全保障に深刻な脅威を与えるものであるとの考えを示している。
また多くの専門家らはアメリカの行動が挑発であり、常識では考えられないと指摘している。
米韓両国の合同海軍演習は、朝鮮半島付近で昨日(13日)開始された。演習の目的は敵ミサイルの捕捉および迎撃、対潜防衛、航空部隊による攻撃への対処などとなっている。

最近に至るまで、国際世論は大戦争が勃発するのではないかと懸念していた。今のところ緊張は緩和し始めているとも思われるが、韓国とアメリカは強硬路線を貫いている。北朝鮮による声明が少し平和的になったと見るや、アメリカと韓国は軍事演習を行っている。そのような行動は北朝鮮から見れば挑発以外の何物でもないだろう。その結果、朝鮮危機は永続的性格を帯びることになっている。
北朝鮮が5年以内に核弾頭を搭載したミサイルを開発するという見方もある。しかしこれは未来のことだ。現在のところ、韓国はアメリカの支援なくしても北朝鮮に勝利することができるだろう。

つまり韓国にとって恐れるものは何もない。北朝鮮ができることは、せいぜい脅迫することぐらいだ。それならば、すでによく知られている力を、わざわざ誇示するために、どうして多額のアメリカ市民の税金を投入する必要があるのだろうか。おそらく、地域における自らの覇権を確実なものにするためだろう。

ロシア科学アカデミー極東研究所・朝鮮センターのキム主任研究員は、それは朝鮮半島における緊張緩和には、つながらないと指摘している。
「アメリカの意図は明らかだ。韓国の意図も明らかだ。そしてまた北朝鮮による行動の動機も明らかです。7月にはまたいつものように緊張が高まることとなるでしょう。その次は8月です。7月は朝鮮戦争停戦合意が結ばれて60年目ですから、両者がそれぞれ自分が勝ったと主張することになる。言葉の上の戦いが始まるのだ。8月には米韓の大規模な軍事演習が行われる。それには原子力空母、原子力潜水艦、イージス艦などが参加する」
主任研究員のコメントだ。

残念ながら、このような悪循環から抜け出すことは、ますます困難になってきている。

5月14日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

邦人拉致問題、チャンスか罠か(2)

2013-05-19 | ラジオ
それが事実であるのか、それともやはり拉致被害者たちは既に死亡しているのか、よくは分からない。どちらにせよ日本は、今後、拉致被害者が一人として祖国に還らない、ということを覚悟せねばならない。
なんという悲劇であろうか。
ですが恐らく、この問題が再び日朝関係正常化の途上の、克服困難な躓きの石になることは有り得ない。究極的には、日本もまた、朝鮮人民に対する自らの負債を完済してはいないのだ。この点について北朝鮮の新聞「ノドンシンムン」は極めてあけすけな論説を展開している。
日本の悪の歴史を過去のものとしてはならない、と題された評論のなかでノドンシンムンは、日本の朝鮮植民地支配に言及、さらに朝鮮人の強制移住、強制労働また売春強要などにも言及した。
植民地政策の犠牲になった人数、また独立を求め戦った朝鮮人に対する植民地政府の弾圧の犠牲になった人数は、数人や数十人ではなく、数千人という数に上る。
ノドンシンムンは、このことについて日本が朝鮮市民に負う債務は、まだ返済されていない、と指摘した。この論文には拉致問題については見られないが、もし日本側が拉致被害者の返還を要求した場合、この負債の全面的償却が引き合いに出されること明らかだ。そのとき関係正常化交渉は再び行き詰るだろう。

日本と北朝鮮が無事に歴史の罠にはまり込まずに済むか否か。鍵を握るのは安倍晋三首相だ。彼の賢明さと政治的意思に一重にかかっている。
彼の見せた近隣諸国との関係正常化に向けた決意、これは日朝がついに当該問題を過去のものとし、歴史家の手に譲り渡し、そして未来を目指した関係構築のチャンスを掴めるということに期待感を抱かせるものだった。

ルポ 拉致と人々――救う会・公安警察・朝鮮総連
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岩波書店


5月16日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

邦人拉致問題、チャンスか罠か(1)

2013-05-18 | ラジオ
飯島勲内閣官房参与が平壌を電撃的に訪問した。日朝関係正常化の途上にある深刻な躓きの石である、北朝鮮による邦人拉致問題、これに関する交渉再開のための土壌作りに赴いた可能性も排除されない。
側近が平壌を訪問したことについて安倍晋三首相は、もしも拉致問題解決に資すると見れば、自ら金正恩第一書記と会談することも辞さないと述べた。

2001年、小泉純一郎首相が平壌を訪れ、金正日総書記と会談を行った。拉致問題に一大転換をもたらしたのは、他でもない、この首脳会談だった。
それまで平壌は拉致問題の存在自体を否定。日本側による捏造、プロパガンダであるとしてきた。ですが2000年以降、北朝鮮指導部は、国際的な孤立から脱却し、西側諸国との関係を正常化し、慎重かつ限定的ながらも市場改革にも着手した。小泉氏との首脳会談の中で金総書記は、史上初めて13人の邦人の拉致という事実を認め、うち存命の3人を本国へ返還した。
それもやはり日本から資金援助を得たい考えによる決断だった。今、一部の専門家は、金総書記のこの決断を致命的な過ちだったと振り返っている。

問題は拉致被害者の数が一致しないことにある。日本政府によれば1970年80年代、17人の邦人が被害に遭っている。ですが平壌が日本に返却したのは5名のみだ。残りは死亡したと宣告した。
拉致被害家族の期待感は絶望に取って代わられた。そして日本のマスメディアが、この絶望をさらに社会的な怒り、そして否定的感情に作り変えた。世論を汲んだ日本政府は、北朝鮮への人道支援プログラムを撤回。今、日本市民は確信をもって次のように語っている。
もう誰も返せないと、拉致被害者は皆死亡したのだと北朝鮮指導部は言い募るが、これは日本に送り込む北朝鮮スパイの養成に加担させられた人々を、日本に明け渡さないための嘘偽りである。
このように日本市民は確信している。

邦人拉致問題、チャンスか罠か(2)へ続く

拉致と朝鮮総連
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日新報道

5月16日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

北極のゴミ掃除

2013-05-17 | ラジオ
北極圏のゼムリャフランツァヨシファ、フランツ・ヨーゼフ諸島に溜まっている、数千トンのゴミを一掃する一大清掃プロジェクトがロシアの学者また学生たちに実行される。
オーガナイザーは連邦北極大学および国立公園ルースカヤアルクチカだ。
5月1日、参加たちは白海に臨む都市オネガに集まり、極地の複雑な環境における清掃作業の準備を開始した。6月にはゼムリャフランツァヨシファに出発する。
ゴミ清掃特別使節は原子力砕氷船、ディーゼル船、またゴミ収集再利用のための特別な工作機械を載せた貨物船などの一大船団を組んで現地に渡る。

ひと夏の特殊な実習として学生の一団が差し向けられることは画期的なことだ、とオーガナイザーのコワリョフ氏は語っている。
「選考は厳しいものとなった。倍率は4倍。応募条件として21歳以上であること、学生使節団として活動した経験があること、肉体的に強く健康的であることが求められた。
結果、最良の代表団が結成された。実力折り紙つきの救急隊員、医者、環境学者も編成に加わっている。2ヶ月の作業期間、彼らはソビエト時代にゼムリャフランツァヨシファに建てられた施設の中で生活する。もっとも既に改修済みではある。作業はつらく難しいものになるだろう。
文明の恩恵は、ただ頭上を守る屋根くらいのものだ。電話もテレビも現地にはない。学生たちの仕事はゴミの収集ばかりではない。建物を復旧させ、後に観光施設として利用できるようにすることも課題のひとつだ」
コワリョフ氏は、このように語っている。

ゼムリャフランツァヨシファはロシアで最も北に位置する群島だ。1930年代に利用が開始され、90年代初頭には全ての施設が閉鎖された。諸島には機械設備や生活ゴミ、また膨大な量の使用済み燃料、工業用オイルが残された。
近年、錆びた樽やタンクからソーラー油や灯油が少しずつ漏れ出し、地面に滲み、海洋に流出している。エコロジー的な大惨事一歩手前という状態だ。
一昨年2010年4月、当地を訪れたプーチン大統領は愕然とした。北極の白一面の大地の代わりに彼が目にしたのはゴミだらけの地面だった。大統領は一大清掃プロジェクトを手配した。清掃作業は既に、アレクサンドル諸島およびグケラ島で行われている。
その後続として、今年はルドルフ諸島、ヘイス諸島、ゴフマン諸島、グラムベル諸島でも作業が行われる。集められ運び出されるゴミの総量は8000トンに上ると見られている。その一部を占めるのは使用済み燃料の入った数千もの樽だ。

国立公園ルースカヤアルクチカのディレクター、エルシェフ氏は、この点に付いて次のように語っている。
「さく2012年の作業シーズンでは、小規模かつ予行的な作業しか行えなかった。今年はエコロジー的な大惨事を阻止する気構えでいる。いま地球温暖化の影響で、海岸線が崩れかかっている。燃料のカスの山は、その海岸線の間近にあるため、海洋に落下してしまうかも知れない。この危険な代物を取り除くことを、我々代表団は予定している」
ディレクターは、このように語った。

北極圏の清掃には多額の国費が投入される。2012年から2013年は20億ルーブルが計上されている。ですが副産物も得られるだろう。ゴミに混じってソビエト時代の様々な工作機械が発見されることになる。タンクローリー、ダンプカー、万能車、トラクターなど、レトロな機械がエコロジー・ヒストリーミュージアムの陳列品となる。このミュージアムはアレクサンドラ島にオープンする予定だ。

Wアナウンサーの喋りにはリズム感と言うものがないので聴いてて疲れるばかり

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5月4日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

夢を動画撮影

2013-05-16 | ラジオ
日本の研究者たちは、他人の見ている夢を覗き見る方法を編み出した。奈良市の国際電気通信基礎技術研究所の研究者たちは、人間の意識下を覗き、ゆみ(?)の内容を解析することに成功したと発表した。その次なる目的は夢を映像として録画することだということだ。
夢は脳の活動の中でも最も研究が未開拓の分野に数えられる。日本の研究者たちは、この分野の研究を前に推し進めようとしてきた。実験に3人の男性が招かれ、特殊な機械をつけて眠ってもらい、脳の活動が調査された。いわゆるスピーディーな睡眠の間はまぶたの下で眼球が早く動き、脳には活発なプロセスが固定される。このとき被験者は起こされ、夢で何を見ていたのか答えさせられた。
被験者らは実験で、それぞれ、さいかう200回(?)も起こされ続け夢の内容を語り続けた。このあと研究者たちは被験者の話と、活発なゾーンの分布と動きぐあいとを比較し、結果として最高7割の精度で夢の内容を、したく的(?)に確定するコンピューターソフトの開発に成功した。

人はなぜ夢を見るのか―夢科学四千年の問いと答え (DOJIN選書33)
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化学同人

心理療法士のトレチヤク氏は、日本の研究者たちの発見は実践的な広く応用しうるものだとして、次のように語っている。
「まずこれはスピーディーな眠りを、その中で起きているプロセスから見て研究することができるものだ。これによって自閉症や分裂症、内因性抑圧などの症状を客観的に分析することがこの先可能となるだろう。抑圧を受けているとき、脳のなかで夢の苦しい内容がある種の役割を演じているのではないかという仮説がある。
スピーディーな眠りは非常に緊張した悪夢となり、抑圧を受けている患者は疲れ、悲しい気持ちで目覚める。こうしたすべてが解明されるかもしれない。このほか、これによってテレパシーの通信コードが解明できるかもしれない。これは以前ならほとんど実現不可能なこととされてきたものだ」
心理療法士は、このように語っている。


日本人研究者たちが次に設定する目標も、これに劣らず実現化には程遠いだろうと思われる内容だ。彼らは眠りの他の様相も解読し、意識下で見ている映像を動画化する機械を作ろうとしている。
ロシア夢治療協会のブズノフ会長は、夢の映像を音、登場人物、状況の詳細とともに完全に写し取ることに成功したならば、正真正銘のビデオ映画ができるだろうとして、次のように語っている。
「初めて人間の夢の動画撮影に成功した人はノーベル賞を受賞するのではないだろうか。もちろん特殊班がこれを禁じなければの話だが。他人の夢を掘り下げはじめたら、かなり大変なことになると思う。夢にはエロティックなものもあるのだから、それを録画して再生したらどうなるだろうか。その人が重鎮の政治家だったらどうでしょう。これは本当に大問題になりかねない」
会長は、このように発言している。

とはいえ、こうなるまでにはまだ時間がかかる。基礎科学の研究者らの間には、今回の発見については日本の科学者たちは、いささか誇張して発表していると捉える声もある。
心理分析士のアヴァクーモフ氏は、この発表のあり方について研究に注目を集め、この先の研究費を得ようとしたのではないかとして、次のように語っている。
「たしかに実験は行われ、脳の数箇所で眠りの最中に活性化が行われている様子が研究され、被験者の大半にどういった現象が多く見られるか、という記事が公表されて、だれだれの脳がこんなふうに活性化したときに、こうした夢が見られたという報告があったが、それ以上のものではなかった。夢を映像化できるなどというのは、まだ時期尚早な話だ」
心理分析士の話だ。

こんなわけで、今のところあなたの夢に誰かが侵入してきて、それを読み取ろうということはない。みんな枕を高くして眠ることができる。それでも、ゆっくり眠っているのも今の間の話だ。携帯電話だってかつては夢のようなお話だったのですから。

舌のもつれるべラン女性アナウンサー言ったとおり記す
ゆみの内容
さいかう200回
夢の内容を、したく的

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5月1日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

ニュートリノが核兵器を発見する

2013-05-15 | ラジオ
ロシアの学者たちは、 兵器用プルトニウムの生産を確実に判定できる装置のテストを、今年にも開始する可能性がある。新たな装置は、IAEA・国際原子力機関の専門家たちが入手した情報を、確認することを可能とする。
この装置は中性素粒子ニュートリノを基盤にしている。ニュートリノは1930年 、スイスの物理学者 ヴォルフガング・パウリ 氏によって理論的に予測され、20世紀末、ロシアのクルチャトフ研究所の物理学者たちが実地への応用を提案した。 ロシアの学者たちは、ニュートリノを使って原子炉の運転を判定できることを証明した。原子炉の熱出力のほか、プルトニウムの生産量も明らかにすることが可能だという。
なおアメリカと日本でもニュートリノ研究が盛んに行われている。専門家たちはニュートリノの観測により、原子炉への新たな燃料注入から使用済み燃料の取出しまでの、原子炉運転サイクルを調査することができると述べている。

国際安全保障センターのトピィチカノフ職員が、このような装置は港や乗換駅、主要道路などの人々や貨物が集中する場所にも設置することが可能だと指摘し、これは核放射性物質の流出や持ち出しの防止に寄与することができるとの考えを表し、次のように語っている。
「この装置は放射性物質の保管について不安のある国にとって特に重要なものとなる。最近パキスタンやインドの保管状況に懸念がもたれている。核放射線物質が流出した場合、核テロリズムに使用される恐れがある。この脅威は存在しており、国からの依頼で活動しているロシアの学者たちは、ニュートリノの技術を用いてこの脅威を防ごうと試みている」
職員の話だ。

トピィチカノフ職員によると、原 子力 の 軍事的利用への転用防止(?)を担う IAEAには、技術的な調査手段がないという。トピィチカノフ職員は、IAEAの専門家たちは各国が自由意志で提供する原子力施設に関する報告書、あるいは各国の諜報機関の情報などを使用していると指摘し、次のように語っている。
「IAEAはイラクや南アフリカの核プログラム、またイスラエルの核開発に関しては、各国の諜報機関が提供した情報のみに頼っている。ですがIAEAが公表している情報を再確認する必要がある。なぜならIAEAの報告書を基に、国連安全保障理事会では、制裁などの決議が採択されているからだ」
職員の話だ。
トピィチカノフ職員はニュートリノ測定技術は、核兵器などの拡散を防止するだけでなく、IAEAを政治目的で利用することも防ぐことができるとの考えを表している。
なぜならロシアの学者によって、現在テストに向けて準備が行われている装置は、情報が正しいものか、あるいは正しくないものかを証明することができるからだ。

(?)は何と言ってるのか分からない。あしかわらず声が出ていない。これは、ささやきです。

ニュートリノ天体物理学入門―知られざる宇宙の姿を透視する (ブルーバックス)
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4月29日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

先週一週間の青森での出来事(424)

2013-05-14 | 青森
5月6日~5月12日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■6日、弘前市のりんご公園で「弘前りんご花まつり」が開幕
■6日、弘前市の岩木山麓で初のポールを突きながら歩く運動「ノルディックウオーク」の催し「世界一の桜並木道をノルディック・ウォーク」
■7日、弘前公園の園内のソメイヨシノが満開
■7日、つがる市の早掛沼公園のソメイヨシノが開花、桜祭り会期終了後の開花はデータが残る1960年以降初めて平年より6日遅く、昨年より3日遅 い
■7日、三沢市消防本部は火災多発を受け「火災多発非常事態」を宣言

■ゴールデンウイーク期間(4月26日~5月6日)の航空、高速道の利用者増
■弘前大学北日本新エネルギー研究所が二酸化ケイ素(シリカ)を炭素還元し、太陽電池に使う高純度シリコンを低コストで生産する技術を開発
■7日、新郷村でワサビの花摘み体験会
■7日、県内の町村長有志が原子力政策に関する研究会を立ち上げ、青森市で初の勉強会

核の難民―ビキニ水爆実験 「除染」後の現実
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■7日、青森市の浅虫水族館に山形県鶴岡市の加茂水族館から譲り受けたゴマフアザラシ1頭が一般公開

■7日、青森市は合浦公園と野木和公園で開催中の「青森春まつり」の会期を、12日まで4日間の再延長
■8日、青森市の青森港新中央埠頭に、アメリカの豪華クルーズ客船「サン・プリンセス」(7万7441トン、全長261メートル)が寄港

にっぽん全国たのしい船旅 2012-2013 (イカロス・ムック)
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■八戸港でサクラマス水揚げ本格化
■今年の八戸花火大会は8月18日
■8日、JR東日本が今秋から八戸線で走らせる全席レストラン空間の新列車「Tohoku Emotion(東北エモーション)」の内装を公表

■弘前さくらまつり期間中の人出は計227万人
■8日、日本原燃は六ケ所再処理工場のアクティブ試験について、A系統ガラス溶融炉の本格的なガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験に着 手したと発表
■弘前大学が教育・人文学部の再編構想
■藤崎町はリンゴ「ふじ」発祥の地である同町をPRする「ふじりんごふるさと応援大使」に俳優・歌手の梅沢富美男さんに委嘱
■青森市・野内川でシロウオ漁本格化

■8日、板柳町でリンゴの授粉に活躍するマメコバチをたたえる「マメコバチ感謝祭」
■8日、八戸市内で津波被害から守るために設定する「防護ライン」対象地域の住民や企業向けの説明会
■8日、県は奥入瀬渓流歩道沿いで樹木の安全点検調査を始める
■9日、八戸港第3魚市場に今期初のニュージーランド海域で漁獲された船凍スルメイカが初水揚げ
■県薬剤師会が青森市の薬局内に無菌調剤施設を新設

■東北財務局青森財務事務所に寄せられた、県内の2012年度の多重債務相談の受付件数は68件で、前年度から41件減少
■2012年度、県内の児童相談所に寄せられた児童虐待に関する相談件数は前年度に比べ144件(20.6%)増の842件
■五戸町浅水地区に、さいたま市の廃棄物処理業「ウィズウェイストジャパン」が産業廃棄物最終処分場の建設計画
■今年の五所川原市金木町の芦野公園の桜花芽激減
■県内の高齢者を狙った悪質商法による被害額が、2012年度は5億2500万円余

実録 詐欺電話 私はこうしてだまされた
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すばる舎

■朝鮮半島情勢や円安を背景に、青森-ソウル線を利用する日本人客は前年の半分
■10日、黒石市で「黒石緑化まつり」始まる
■10日、東京ディズニーリゾート開業30周年を記念した、日本航空の特別塗装機「JALハピネスエクスプレス」が三沢空港に到着
■大相撲の現役力士を引退した元小結高見盛の振分親方の自伝が6月下旬、日本文芸社から発売
■10日、青森市が国保税の上げ幅抑え諮問

■10日、青森松竹アムゼで本県でオールロケした映画「奇跡のリンゴ」(東宝系で6月8日全国公開)の特別試写会
■11日、県立郷土館で県写真連盟の「創立50周年プレ写真展」始まる
■11日、三沢市などでロケを行った映画「家」が全国9つの映画館で公開
■11日、東通村の村内6地区で「ひがしどおり新緑そば街道まつり」始まる
■11日、八戸市内のホテルで八戸ペンクラブの創立10周年の記念式典

■11~12日、六ヶ所村で「2013たのしむべ!フェスティバル」
■東通村尻屋崎の寒立馬、出産ラッシュ
■12日、階上町で町内の国立公園となる区域で「ごみ一掃大作戦」
■12日、青森駅周辺で乳がんの「早期発見・早期治療」を訴える「母の日キャンペーン」
■12日、青森市の「ねぶたの家ワ・ラッセ」で市民公開講座「母の日に乳がんについて考えよう」

東奥日報、NHK青森放送局

オーストラリアでの日本に対する、中国のガス獲得攻勢

2013-05-13 | ラジオ
中国は世界市場でのエネルギー資源獲得競争において、日本に対し本気で挑戦状を叩きつけたと言ってよい。これは、ロシアの声の取材の中で、ロシア政治研究予測センターのヴィノグラードフ所長が示した見解だ。
所長はオーストラリアの液化天然ガスプロジェクトQCLNGにおいて、中国海洋石油総公司この会社が40%の割り当てを得た事について、そうコメントした。
現在、オーストラリアが輸出する液化天然ガスの70%は日本向けだ。中国は上位5ヶ国のランクの中で、韓国よりも少なく5位を占めているに過ぎない。日本のしっかりとした後方を支えているのは、ガスの採掘や、その液化を一手に引き受ける日本の大手企業の数々だ。

その一方でここ2年、中国はオーストラリアのエネルギー市場で日本を積極的に圧迫し始めた。オーストラリアにおけるプレゼンス拡大のテンポにおいて中国は、あらゆる世界の主要企業を凌いでいる。
オーストラリアの液化天然ガスプロジェクトQCLNGの割り当て分40%を、中国海洋石油総公司は、イギリスの石油ガス企業から19億3千万ドルで手に入れた。
この額は中国のライバルである日本や韓国が提案できたものよりも多いものだ。これで中国海洋石油総公司は、最初に手に入れた割り当ての10%をさらに増やし、持ち分をすべての株の半分にまでにした。昨年、中国海洋石油総公司は、オーストラリアの別の企業と、80年間を期間とするLNG供給合意を結んでいる。

ロシア政治研究予測センターのヴィノグラードフ所長は、その点を指摘し次のように話している。
「オーストラリアのエネルギー市場における中国の躍進は、一つに、福島第一原子力発電所事故後、先鋭化したエネルギー資源獲得競争における、中国の然るべき資源獲得戦略の一環だ。中国は、かなり複雑で困難な経済状況にある日本と違って、大きな可能性を持ちつつある。彼らは完全に理解して行動しており、まさにあらゆる資源を買い占めるという形で自らの資産を運用している。このフィールドにおいて中国は、日本に勝利しつつあると言ってよいだろう」
所長の見解を紹介した。

中国は天然ガスやシェールガスを採掘する、企業の資産購入に関しオーストラリア側と交渉している。まさにガスの液化のおかげで、オーストラリアは2017年までに、世界のLNG生産においてリーダー的な国になるとして期待されている。
その意味でガスの液化技術を持つ日本には、 オーストラリアにLNG工場を建設する権利を得る競争において、中国を凌ぐ可能性がある。オーストラリアはLNG工場を今の4つから7つに増やす考えだ。
またそれ以外に日本は、(電波が弱くなり聴き取れず)済ませることはできない。

今年の4月末、中国の石油化学企業シノペスは、日本の三井(?)と今後20年間オーストラリアから中国まで、年760万トンの液化天然ガスを運ぶ契約を結んだ。この量は中国が輸入する液化天然ガスおよそ半分にあたる。
中国は買い付け拡大の結果、すでに2018年には、液化天然ガス輸入において日本に続き世界第二位となる見込みだ。これに関連し、専門家たちはオーストラリアと並んで、ロシアの液化天然ガス市場も、日本と中国の資源争奪戦の舞台になり得るのではないかと見ている。
中国の習近平国家主席も、また日本の安倍総理大臣も、モスクワ訪問の際には、ロシア産液化天然ガスに対する関心を隠さなかった。日中両国のどちらにも競争する上で利点、プラスの面がある。
もし政治的な要素が邪魔しなければ、中国の豊富な融資力と、その資金と一方では天然ガスの採掘、及び液化に関する日本の技術力が上手く調和することになり、それは、ちょうしょう効果(?)をもたらす可能性がある。

(?)は聴き取れず
男性チーフアナウンサーの発した「ちょうしょう効果」とはなんだ。初めて聴いた日本語だ

パッシング・チャイナ 日本と南アジアが直接つながる時代
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5月10日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

中国、南シナ海問題でASEANの統一戦線を許さない

2013-05-12 | ラジオ
中国は南シナ海問題について、ASEANが統一した立場をとることを回避しようとしている。中国のワン・イ新外相の最初の外国訪問先はタイ、インドネシア、シンガポール、ブルネイであることからもそれは分かる。

ロシア科学アカデミー東洋学研究所・ASEAN研究センターのモシャコフ氏は、VOR・ロシアの声に対してそのような考えを示している。
中国の外相が最初の外国訪問先にASEANを選ぶのは15年ぶりだ。この地域は中国外交の主要な中心のひとつだ。ASEANとの貿易投資パートナーシップは、中国の経済戦略の重要な優先課題となっている。しかし今回の訪問の理由にはまた他の背景がありそうだ。というのも、南シナ海における領土紛争が、これほどまでに達したことは未だかつてなかったからだ。
フィリピンおよびベトナムは、中国との問題でASEANからの支援を当てにしている。モシャコフ氏は、中国も何らかの手を打つことを余儀なくされていると指摘している。
「中国は領土問題においてASEANが統一した立場をとることを避けようと懸命になっている。中国にとっては、それぞれの国との二国間関係の枠内に収まることが望ましいのだ。フィリピン、ベトナム、マレーシア、さらにはインドネシアとの関係が挙げられる。中国はこの問題が多国間関係に持ち込まれることに反対しており、さらに国際問題となることにも反対している。ここに至って、中国は何らかの手を打たなくてはならないのだ」
モシャコフ氏のコメントだ。

フィリピンは最近、国連海洋法裁判所に対して、南シナ海における領土問題を検討するよう要求した。つまり、問題はまさに国際化しようとしているのだ。国際的にこの問題に対する介入が行われる可能性がある。モシャコフ氏は、中国はこれに断固反対すると見ている。
「これに関連して中国外相にとっては、状況を変えることが非常に重要になるわけだ。さらに現在に至るまで、フィリピンの提案は完全な支持を得てはいない。アメリカが一定の支持を示していますが、ASEAN諸国は慎重だ。ASEAN内には様々な見方があり、今回の中国外相の訪問は、フィリピンの提案による被害を最小限に食い止め、国連とASEANではなく、あくまで中国とフィリピンとの関係に留めようという狙いなのだ」
モシャコフ氏のコメントだ。

専門家らは、日本の岸田外相もまた、最初の外遊先としてASEANを選んでいたことに注目している。これは半年前のことであり、南シナ海の問題におけるASEANの統一した立場を促すものだった。
つまり今回の訪問は、ASEANの統一戦線を張ろうとする日本に対する、中国の反応だと見ることもできるだろう。

共存と不和―南シナ海における領有権をめぐる紛争の分析、1902‐1952年
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5月6日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル