水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

トークセッション

2006-11-19 02:07:01 | 岐阜県全域美術館構想
きょうは、日比野克彦のイベントということで
岐阜市内の十六銀行跡地で開催されているアートイベントに参加してきました。

ポートフォリオを題材にしてのトークセッションで、20名ほどが参加。

途中、寒くなってきてお酒でものんで暖まりましょうということにになり、日比野氏が財布からお金を取り出し「誰か買ってきて!」と催促。

       

いっきに場が和みました。

大学の授業の様な話し合いよりも、芸術談義がご所望の日比野氏でしたので本当にいい感じになってよかったですよ。

で、

今回のトークセッションでは、先日、岐阜新聞社で提案してきた「岐阜県全域美術館構想」ということでアートマップのアイデアを日比野氏にぶつけてみました。

       
(代表でO先生が日比野氏と対談)

O先生から、その主旨を説明しもらい、僕達は日比野氏の様子をじっくり見させていただきました。

途中、M先生から「君(僕)も。。。」と勧められましたが、もともと「岐阜県全域美術館構想」に付いてはO先生のコンセプト。

プラン全体のフレームに付いては、僕達のアイデアも取り入れてもらっていますが、こうした発言の場では、第一番に言い出した人間が尊重されるべきなんです。

       

仮にそのことに付いて、別の人が上手に説明ができたとしても、それは単にO先生の発想をアレンジしただけのこと。
O先生から指名され発言を求められれば、援護射撃もできますがそうでなければ、黙して見守ることがエチケットだと思いました。

       

まぁ、これが、一般公開されていない会議室での話なら、話は別ですが。。。



今回、僕もポートフォリオを準備していましたが、展示が終わっても原則的に返還されないことと、公開するにしても作品の写真自体に色々と制約があり、大々的にお見せするというわけにはいきませんでした。

(お世話になった方へ迷惑がかかると思い見てもらうだけにしました)
       

内容的には僕以外の誰かが造形作家として公共空間で芸術活動がしたいと望んだ時、きっと大きな追い風になるもです。

また、既に提案し実現していて、その次に、世の中をどのように誘ってゆきたいかという内容のものでした。

そして、お役所でありがちな「前例がない」という言葉をはねかえす武器になり得るものです。
(実際に、岐阜駅南口広場の池や清水緑地、学びの森などで実証できています)

そうした活用ができるのが僕のポートフォリオの真価なんですけど困ったものです。。。とほほ