本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

知を発展させる術!?:豆えっせい♪#4

2005-01-10 20:02:02 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
人は自分の得意なことを、長所を伸ばして仕事をすると幸せである。
そりゃそうだ。

では得意なことってなに?
という前に、得意なことのあるであろうフィールドというものについて考えてみたい。
得意なことのあるフィールド。
聞きなれない表現だ。

つまり
「人間的スキル」
「専門的スキル」
この二つのことである。
どちらに属するスキルが上とか下とかいうことではない。

どうも、私たちは「専門的スキル」というほうを上に捉えがちである。
たとえば、「-士」とつく国家資格のこと。
プロとして活躍できる仕事とされていることだ。
だが、一人ひとりが本当は自分という素材の持てるメリットを最大限に引き出せば、自分のスキルを、特性を「専門的スキル」に代替させるくらいまで発展させることが出来るはずだ。

では「専門的スキル」に対する「人間的スキル」とはどんなことなんだろう?
それは、コミュニケーションなど能力のように、元来ひとに普通に備わっている能力をさらに発展させたものといえる。
「人間的スキル」を「専門的スキル」レベルにまで上げた結果としてカウンセリングであるとか、コーチングをするコーチであるとかいうふうに実際専門家とまでなることもある。

競争は大事だ。(競争が好きな人間もいるから、これもスキルとして大いにすばらしい。)
競争の積み重ねがオリジナリティーを産むということも大いにある。
だが、自分の幸せということから各自の人生を捉えた時、共創ということのほうが大切になるといえる。
共創とは、読んで字のごとく共に創るということ。
つまり、理想論(理想は語らなければ《さらに厳密にえば、意識的に認識しなければ》実現することするない)といえばそうかもしれないが、各自がそれぞれ異なった専門スキルによって共存するということだ。

自分のオリジナリティを追及し、自分を作り上げる過程を造り上げる。
人生とは道具を使い自分という肖像画をよりよきものに近づけていこうという営み。
そんなことばがしっくり来る気がする。
人との競争という前に、自分の中での競争が先に来るわけだ。
自分をどう捉え、何を自分に付加価値として与え続けるか。
コメント (3)
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