本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

幸せに近づくためのワン・ツー・スリー:松山情報発見庫#56

2005-01-23 01:21:24 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『成功者と成幸者』,上村光弼

この本はあくせくせずに、自分の人生の本当の幸せをつかむ方法をかわいいイラストとちょっとした格言で教えてくれる。

松下幸之助氏は
「人はみな異なる天分、特質を与えられている。人は自らの天分に生きることによって、初めて本当の生きがい、幸せを味わうことができる。また共同生活の彩と豊かさが生まれる」(111ページより)
人は、本来は競争するようにできているんじゃない。
おのおのに与えられた本性(いわば長所)を伸ばし、社会にそれを共有させることで生きていくべきものである。
その考えがここからも見て取れる。

この本が定義(性格にはその傾向)する成幸者とは、
【性格】
穏やか、おおらか、人との調和を大切にする・信念が強い・志がある
【生きがい】
人の役に立つこと・喜ばれること・与えること・助けること
【趣味】
自らのライフワークを通じて人と出会うこと、分かち合うこと
【好きなもの】
自然・音楽・読書・映画・芸術・家庭料理
【信条】
人生は楽しみ・学び・成長の場である
(109ページより)
とされている。

もちろんこの本がいっていることがすべてそのとおりということではない。
ただ、そこには今を楽しみ、未来を楽しむ。
トータルで充実した生活。平安な心へのヒントが多く語られている。

人生は、ひとつうまくいくと、どこかでほころびが生じてしまうことも多々ある。
でも、できることなら、自分の思い描く大きな幸せに一歩でも近づけるように、少しでもアプローチし続けるようにしたい。

法事で、またまた高松に戻ってきている宗田でした。

コメント (1)
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